石井光太のレビュー一覧

  • 物乞う仏陀

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    石井光太さんの著書を読むのは二作品目です。
    私は「そういう」所を訪れたことがないので実際のところは知る事ではないですが、文章から情景が容易に浮かべられるわかりやすい内容でした。現実は思い浮かんだもの以上のものであるでしょうけど、石井さんの文章が自分の想像力と合ってるのかもしれません。

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    2011年05月11日
  • ルポ 餓死現場で生きる

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    『飢餓に瀕して、骨と皮だけになった栄養失調の子供たち。

    外国の貧困地域の象徴としてメディアに描かれている彼らも、

    ただ死を待っているわけではなく、日々を生き延びている。

    お腹が膨れた状態でサッカーをしたり、化粧をしたりしているのだ。

    ストリートチルドレンや子供兵だって恋愛をするし、結婚するし、子供を産む。

    「餓死現場」にも人間としての日常生活はある。

    世界各国のスラムで彼らと寝食を共にした著者が、

    その体験をもとに、見過ごされてきた現実を克明に綴る。』(表紙より)



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    この世に生をうける前から栄養失調であるという現実。

    彼らは母

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    2011年05月08日
  • 地を這う祈り

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    第3国の一番底辺の人々。身近にある光景ではないので、文章だけより写真がある事で迫ってくるものがある。胸ふたがるが強烈な光を持っている。

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    2011年01月22日
  • 地を這う祈り

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    ラブアンドピースというけれど。
    現実を直視して、考え、行動してからこそ
    発信できるものがある。
    発展の影、豊かさの裏側。
    タイトルに込められた意味。
    バライティ番組の騒がしい音がする空間で読んだ一冊。
    なんだか、無性に泣けてきた。

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    2019年01月16日
  • 物乞う仏陀

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    ショッキングな描写も多くて、読んだ後呆然となることもあった。けれど、自分の生きる世界とは全く違う世界があるということを知らなくてはいけないと思う。同じ地球に生きていても、歴史や政治や宗教や、いろいろなことの違いがある、ということを知るべきだ。

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    2011年07月18日
  • 物乞う仏陀

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    著者は南アジアの障害者や路上生活者と寄り添い、インタビューしていく。すさまじい勢いで発展するアジアの都市の影にスポットを当てる。読んでいただくしかない。僕らは何をすればいい・・・ということを超えているような気がする。正直最後のインド、ムンバイの章では吐き気さえもよおす。それだけすさまじい書である。

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    2010年11月07日
  • 世界と比べてわかる 日本の貧困のリアル

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    途上国の「絶対的貧困」と日本の「相対的貧困」を具体的なエピソードで比較した本。日本の事例については確かに具体的でリアルな感じは伝わってくるんだけど、これが本当に多数のケースなのかどうかは正直わからないなあというのが読後の印象。

    例えば「親が生活保護を受けていると、子どももそうなりやすい」という話は、まあそういう傾向があるのは事実らしいけど、これって鶏が先か卵が先かという話にもなってくる。貧困家庭で育つと教育機会が制限されて、結果として貧困になりやすいのか、それとも貧困を「学習」してしまうのか、因果関係は単純じゃないと思う。こういう傾向があるからといって全部鵜呑みにするのはどうだろう、という批

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    2026年01月18日
  • 地を這う祈り

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    世界の貧困の現実を載せた本作。
    写真が多く、視覚的に訴えるものばかりでした。

    正直、この本のページを捲るのが怖かった…どのくらい怖かったかというと、動物の殺処分の実態を知るときくらい怖かった…

    特に印象に残ったのは、
    マフィアに腕を切断され物乞いする男の子、
    レストランの残飯を手にするストリートチルドレン、
    下半身はだかで路上に横たわる女性。

    写真が脳内に焼き付いて、今後忘れることはないと思います。

    日本の情勢に対して意見がありつつも、この本を見ると日本は本当に恵まれた国だなと思い知らされます。
    平和ボケしている僕ら。
    世界の貧困の現実は誰もが知っておいた方がいいなと思いました。

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    2026年01月13日
  • 格差と分断の社会地図 16歳からの〈日本のリアル〉

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    【『格差』を『分断』へ転化させないために、私たちの側にこそ『知識』が求められている。】
    《要約》
    ●日本社会に深く根を張る「格差」によって、下層の生活実態が全く見えない「分断」を生んでる
    ●現場取材に基づく「具体的実例」を通して、格差の「構造的要因」を浮かび上がらせる。
    ●「7つの格差」を軸に各章を立て、「自己責任論」では片付けられない、「分断の実像」を解き明かす。
      ①所得格差
      ②職業格差
      ③男女格差
      ④家庭格差
      ⑤国籍格差
      ⑥福祉格差
      ⑦世代格差

    《感想》
    ●内容自体は平易平凡で、既知のものが多かった。タイトル通り、読者ターゲット層は社会問題をあまり知らない中高

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    2025年12月31日
  • ルポ 誰が国語力を殺すのか

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    近年の『学力』低下を国語力と言うキーワードで斬り込んだ発想は評価できる。著者は国語力を殺した犯人として、教育システム、SNS、家庭·社会の変化にその原因を求めているようだが、国語力=広義の学力と言う点を踏まえれば本人の持って生まれた能力の影響を排除できないのではないか? 最終章の私立学校の事例は入試でトップ数%の秀才を集めたからできることで、更には親の学力と財力がその差に拍車をかけているように思われる。そこら辺の公立校で家から伝統工芸品を持ってこさせても、江戸切子のカットグラスなんて出てこない。特殊な家庭環境の子息が通う特殊な学校と言う印象だ。結局様々な社会変化によって個々人の能力差が国語力の

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    2025年12月16日
  • ヤクザの子(新潮文庫)

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    文庫本での出版にあたり、単行本の時には伏せられていた暴力団の組織名を実名で掲載されるようになったとのこと。
    ヤクザの子を取り巻く環境は想像していた以上に酷かった…。

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    2025年11月26日
  • 43回の殺意―川崎中1男子生徒殺害事件の深層―(新潮文庫)

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    本当にあった10年前の事件を、関係者への取材をもとに事件の内側から観ていく。
    被害者の父の「息子は運が悪かっただけ」発言。その言葉に全てが集約されているように感じた。

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    2025年11月18日
  • ルポ 誰が国語力を殺すのか

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    うちの子も家ではずっとスマホで動画やゲームばかり、語彙が少なく言葉がなかなか出てこない。
    読書を勧めようと思ったこともあったが、それにどれ程の効果があるのか自分でも分からなかったので結局そのままにしてきた。
    もっと早くにこの本に出会っていれば、きっと子供と一緒に本を読んだろうな。
    これからでも遅くないと信じて、子供の国語力を育てていきたいと思った。

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    2025年11月14日
  • 血と反抗 日本の移民社会ダークサイド

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    はぁ、重たかった。
    ひたすら不遇な環境で育った外国人労働者2世が裏社会と繋がっていくエピソードで、気が滅入ってしまった。
    とても楽しい読書とは思えないけど、彼らの複雑な現状が理解できてよかった。
    筆者は国によって背景が異なるからと国ごとに章を分けているけど、多少の差があるだけでどの例も似たような過程を辿っている。
    移民問題が騒がれているなか、強制送還しろという声が必ずあるけど、2世にとってあまりにも酷だと思った。
    当時は今より支援制体制が整っていなかったとはいえ、日本だけでなく、問題は移民せざるを得なくなった国にもある。
    できたら、同じ境遇でも道を逸れずにまともな暮らしをしている話もあったら良

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    2025年11月11日
  • 世界と比べてわかる 日本の貧困のリアル

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    ネタバレ

    日本は相対的貧困の国であり、途上国の絶対的貧困に比べれば生活環境は整い、貧困層も空間的に分離されていない。だが、公的支援の発達により人的つながりが薄れ、孤立や孤独、格差が深まっている。
    貧困はいずれの形でも苦しい。因みに著者からは解決策は示されていない。

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    2025年11月11日
  • ルポ 誰が国語力を殺すのか

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    読書苦手な私でも読みやすかった
    私はゲーム大好きなので、ゲームとネット依存の話が印象深かった
    確かに簡単な日本語や略語しか使わないかも…
    ゲーム好きだからこそ、現実の言葉の大切さを忘れないよう気をつけたい
    そして、どちらかというと私も国語力あるとは思えないけど、考える力と言葉を取り戻せる様、大人がこの事実を知り、意識を変えることが必要なのかな?と感じました

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    2025年11月10日
  • ルポ 誰が国語力を殺すのか

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    何気なく学んでいた言語。普段から発する言葉。日常生活に切っても切り離せない国語でもあるが、少し楽観視していた様にも思える作品でした。
    なにより、冒頭で「えっ、本気?」と空いた口が塞がりませんでした。
    子供を持つ親におすすめの作品です。

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    2025年11月02日
  • 虐待された少年はなぜ、事件を起こしたのか

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    中には今まで見聞きした事もないような壮絶な虐待経験やドラッグ中毒も紹介されており、そんな彼らが犯罪者になる構図も分かりやすく書かれていた。
    また被害者にならないためには彼らの事をよく知り可能な限り近づかないに限ると改めて思う。

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    2025年10月07日
  • ヤクザの子(新潮文庫)

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    タイトル通り、ヤクザの子どもたちにスポットを当てたルポルタージュです。
    正直、ヤクザの世界は映画やドラマでしか知らないので、この本を読んで、彼らがどうやって収入を得てるのか、どんな生活をしているのかを知ることが出来ました。
    特にその子どもたちについては、総じて精神的にも肉体的にも虐待を受けているのに、ヤクザの子どもだからという理由で公的な支援もなかなか受けられません。周囲の人間も、ヤクザの子と付き合うなと言って避けるのでなかなか支援の手が伸びず、置き去りにされた子どもたちは益々悪い方へ転がっていきます。
    ただ、悪循環の中でも抜け出したり立ち直る人もいます。その抜け出せない子、立ち直れない子をど

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    2025年10月02日
  • 夢幻の街 歌舞伎町ホストクラブの50年

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    歌舞伎町でのホストクラブの黎明、隆盛、世代交代など形態を変えながら生き残ってきた歴史を軽く知ることができます。
    この世界で生き残ってる人達は成り上がりたいという気持ちの他に、経営手腕や時節を読む感覚も冴えていて多少なりとも社会に貢献する姿勢があるのだなと読んでいて思いました。
    野心だけでは生き残れないものなのでしょうね。
    最悪のケースとして八王子で起きた事件も書かれています。
    テレビや雑誌、ネットでお見かけした事ある方々の名前がチラホラ出てきて、「あーあの人か」なんて思い出しながら読むのが楽しかったです。


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    2025年09月24日