石井光太のレビュー一覧

  • ヤクザの子(新潮文庫)

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    負の連鎖と、よく言われるけれど、こんな家に生まれたらまともに育つわけないよな、という家庭のオンパレード。「なぜ、暴力団の家庭は似たり寄ったりなのか」と、あとがきに書かれているが、本当に、そう。暴力で支配する男。それに魅力を感じる女はだいたい、自身も劣悪な環境に生まれ育ち、だから、子供を持っても責任のある行動はとれず、シャブ中になる。家に居場所のない子供は外を徘徊し、不良の道へ。中にはそんな両親を嫌い、堅気の世界で生きていこうとする者もいるが、環境がそれを許さなかったりする。読んでて辛くなった。

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    2025年07月11日
  • 血と反抗 日本の移民社会ダークサイド

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    日本が労働者不足を補うため、どんどん外国からの働き手を受け入れている現状を踏まえると読んでおくべき一冊。
    世界情勢の流れで訳もわからず日本に連れてこられ、そこで大人に振り回されながら育ってきた来日2世のケースがとにかく過酷で可哀想だった。
    日本人でも劣悪な家庭環境に置かれる子どもは数多いけれど、外国人というだけで、さらに言葉の壁によるコミュニケーション不全や、アイデンティティの欠如、学校や地域での外国人差別など、抱える問題がどっと増える。そして寝るのにも食うのにも困り、やがて日本で罪を犯してしまう。服役して更生した者もいるが、それはその後の人生でもずっと「白でも黒でもない灰色の沼を何度もつまずきながら歩んでいくということ」。

    外国人との関わりやそれに付随する諸問題は、今後確実に増え続ける。
    抽象的で聞こえの良い多様性についていつまでも呑気に論じている場合ではなく、本当の意味での多文化共生社会を整備していかなければいけないのだと思う。

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    2025年07月01日
  • ヤクザの子(新潮文庫)

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    すごく衝撃的な1冊だった。特に親がクスリ漬けになると、ここまでめちゃくちゃに子供の人生を壊してしまうものなんだ…と。
    そして、自分自身も生きていく為に同じ様な道を辿るしかなくなってしまうことも、本当にツラくて悲しいとしか思えなかった。
    人は生まれながらにして平等ではないと思っているけど、帯にもあった通りこれは究極の親ガチャだと思った。

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    2025年06月14日
  • 教育虐待 子供を壊す「教育熱心」な親たち

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    数多くの施設に取材したことに対しては感服する。ただ、教育の専門家ではないにせよ、考察が浅いと思われる。そりゃそうだろうということが繰り返し書かれていたので、しつこい印象を受けた。

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    2025年06月13日
  • 血と反抗 日本の移民社会ダークサイド

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    日系人のこと。
    ブラジルやペルーへ移民して行った日本人も、またその子供も彼らの様な体験をしたのだろうか?
    南アメリカに移住して行った日本人と、
    日本に移住して来る日系人とどう違うのだろうか?
    親が日本に移住するから、自分たちはどうにもならない?
    南アメリカに移住して行った日本人の子供もどうにもならない。
    親が決めたから。
    どう違うのだろうか?
    アイデンティティが違うから?
    一世は、どう乗り越えたのだろうか?
    彼らは、一時的にブラジルに渡るという考えはなかったと思う。
    時代が違うから、ブラジルのアイデンティティでは受け入れられない。
    なら来るべきではない。
    当時の日本政府は、日系人なら日本の生活習慣に速やかに合わせることができるだろう、
    日本語が話せるだろうと、浅はかな思考でやむを得ず受け入れただろう。
    しかし、彼らは違った。
    考えが甘かった。

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    2025年06月08日
  • ルポ スマホ育児が子どもを壊す

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    最近の子供エピソードとしては面白かったが、少ない現地インタビューによって、「最近の子供はこうだ」と包括的に説明している部分が気になった。
    全体的に「昔はよかった」スタンスの文章のため、現代の子供達の全否定のみで、読んでて途中で気が悪くなった。

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    2025年06月05日
  • ルポ スマホ育児が子どもを壊す

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    ネタバレ

    乳幼児だけではなく、小学生、中学生、高校生まで取材していたので少し焦点が読む人に定まらない。
     乳幼児だけに絞ってもっと取材していたら、読みでがあったろうと思うし、その乳幼児を数年間取材することで、子どもがどのようにスマホとの付き合いを変えていくかについて明らかになったのだと思う。ジャーナリストとしてはいろいろなところに取材してそれをまとめるという作業がひつようなのは分かるが、もっとタイトル通りのスマホ育児について読みたかった。

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    2025年05月05日
  • 近親殺人―家族が家族を殺すとき―(新潮文庫)

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    リアルな話は考えさせられた。
    なんの躊躇なく人を殺せる人が1番怖い。
    躊躇したりどうしようもなくて、、、だとしても、その一線を越えれてしまう人、、、
    ヒトコワだった。

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    2025年04月18日
  • 無縁老人 高齢者福祉の最前線

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    今月1冊目
    ★★★
    残留、障害、ドヤ、ハンセン病などを経験してきた老人はどうなっていくのかの過去の振り返りルポ。
    勉強になりました。
    今のヤングがじいさんになる頃には世の中どうなるのか

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    2025年04月11日
  • ルポ スマホ育児が子どもを壊す

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    ★★★
    今月6冊目
    ルポ。幼稚園から高校まで分けて解説。
    我々世代と確実に人間が変わってる現代。
    ほんとに思う、YouTubeのショート動画は確実に馬鹿になる。浅はかな知識で広く。
    まず本を読まない。
    本を読め、YouTubeより確実に頭に入るから

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    2025年03月29日
  • 世界と比べてわかる 日本の貧困のリアル

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    成程ね~。
    助け合わないと生きていけない+必要悪
    助け合わなくても生きていける+治安良い+でも制度頼み
    もちろん安心して暮らせることが最低限だけど (SDGs)、その先にも複雑な問題がでてくるわけだ。
    幸福とは…

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    2025年02月17日
  • 夢幻の街 歌舞伎町ホストクラブの50年

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    思ってたのとは違った、歴史メインの話だったけど面白かった。愛本店、行ったことあるな…
    社会からちょっと外れた男女が集まるのがホストクラブ。それなりの筋の通し方というのがある。
    表面だけ見ていた人じゃわからないよね。

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    2025年02月17日
  • ルポ スマホ育児が子どもを壊す

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    この手のルポ本らしく、特徴的なN数少ない事例を取り上げてるように感じてしまう。ただ、首都圏を中心とする小学生が中学受験割合が増えることで、受験組と非受験組の構図が生まれるのは構造上そうだろうと思うので、やけにリアルに感じられた。

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    2025年02月01日
  • ルポ スマホ育児が子どもを壊す

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    保育園幼稚園編・小学編・中学編・高校編と4つに分けてあるので年齢に合わせてスマホによる育児の問題をわかりやすく構成されています。

    保育園幼稚園編では、親御さんがデジタルに頼る世代となり、今後の子育ての在り方に提唱しています。
    小学編では、良かれと思った教育や子育ての親の過干渉問題。あと街の暴走族は減っているのに校内暴力は増えているのは知りませんでした。
    中学編では、子どもが当たり前にスマホを持ち、新型いじめ問題。
    高校編では、子どもが高い目標を持たない受験、高望みしない安くてもほどほど稼げるバイトなど、頑張らない子どもたち。あとビックリしたのがセフレだけでなく、ソフレ、ハフレ、ビリフレ、カモフレなど用途によって違う恋人関係。

    タイトルでは子どもにスマホは悪であるかのようなイメージでしたが、それだけではなく時代の変化に合わせて、社会全体的に子育ての在り方も変えていきたいという思いが強かったと思います。

    しかし、この本を選んで読んでいる人は、ある程度スマホ育児に問題あることをわかっている人だと思うので、わたしも含め、ほとんど知っている内容だったかなと思います。

    それでもスマホ無しでは日常生活をおくることは今更出来ないので、スマホがあってもより良い子育てをどのようにしていけば良いのかがポイントなのかなぁと思いました。

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    2024年12月30日
  • ルポ スマホ育児が子どもを壊す

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    この本で紹介されている事例がどこまで、一般的なものなのかは分かりませんが、実際に実在する事例だということに驚きました。

    最後の方にも書かれていますが、私たちの生活を便利にしてくれるはずのデジタルツールが、結果的に私たちの自由を奪ったり、デジタルツールに振り回されたり、豊かな生活とは逆方向に進んでしまっていることに、改めて気付かされました。
    もはや、スマホなしでは生きていけない時代ですので、スマホとうまく付き合いながら、子どもと普段から話をし、色々な場所に連れ出して、自然やスポーツ等、一緒に楽しみたいと思いました。
    また、私自身のスクリータイムは可能な限り減らそうと思います!

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    2024年12月29日
  • ルポ スマホ育児が子どもを壊す

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    今時の育児はこんな事もあるのか?と ビックリしました。
    ただ スマホだけが 育児子育てに悪影響を与えているとは 書かれておらず、タイトルは内容の一部と思われました。
    しかし 何もなかった時代に育った私たちにはわからない 現代の子供達の苦労も読めましたので ある意味 便利な世の中になったけど 可哀想と思ってしまいました。
    とは言え この本の中の やる気のない子供たちは お店や遊具施設などで 大騒ぎしている子たちより 大人にとってみたら良い子に思えますね。
    どちらが 良いか悩みますが やはり 子供はある程度の年齢までは 元気に走り回って欲しいものですね。

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    2024年12月22日
  • 本を書く技術 取材・構成・表現

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    本を書く技術が細かく書かれている。
    とにかく細かく聞き取り、五感を使って読み手に
    伝える。
    そのほか取材の大変さなど、作家の方の苦労と努力
    は半端じゃないことがわかる。
    作家ってやっぱりすごいの一言に尽きる。

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    2024年12月18日
  • 本を書く技術 取材・構成・表現

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    ネタバレ

    ノンフィクション作家になる方法。
    取材力、構成力、表現力の三要素。
    テーマがまず優先。社会の常識を覆すような力。
    毎回ホームランを狙うのではなく、よくあるテーマでも一工夫加えて新規性を出すこと。
    マスメディアがたくさん取材しているテーマは空白地帯を見つけないと勝てない。正面からではなく未踏の切り口を探す。
    世の中の常識を常に疑う=職業的会議の精神で疑って、取材する。マイノリティから見たことを書く。
    取材では謝礼を払うことはない。
    発表前に原稿確認はブログ、webニュースなどでの記事を確認して貰う。
    書き手の立場を忘れない。美味しい情報、に注意。足下をすくわれる。
    ICレコーダーとノートを併用する。
    紀行文ではICレコーダーは実質的に不可能。
    裁判所は、通常使えないが、記者は黙認されている。
    ノートに書くほうがインタビューが充実する。

    本は一章ごと、小見出しごとに書きためる。
    一冊で12~15万字。5~10章に分ける。小見出しで4000字程度に分けて息継ぎをしながら書く。
    完成予想図を先に作っておく。設定、対立・葛藤、解決。
    ジャンルを意識して、不要なものは思い切ってけ削る。
    冒頭の数行より、プロローグをしっかり書く。
    下から見上げて書く。
    書き手が人物をジャッジしない。判断は読者に委ねる。
    12歳の子どもが読める文章を意識する。
    極端なデフォルメはしない。
    推敲は、編集者が手を入れてから。
    出版社に持ち込むときは完成原稿を渡す。
    webや雑誌で書いたモノが評価される。
    新人賞を取る。

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    2024年12月17日
  • 教育虐待 子供を壊す「教育熱心」な親たち

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    教育虐待について、過去の事件から触れてゆく。自身が教育虐待なのか?心配になり手に取った。

    子供が自分の意思で何かを始めれば、どんなに小さなことだって自信になります。

    本文より。

    ★3つなのは教育虐待について私が知っていることが多かったから。

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    2024年11月07日
  • 本を書く技術 取材・構成・表現

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    感想
    本とは知識の結晶。その人の頭脳の全てをぶつける。それが人に伝わらなくては意味がない。読んでもらう。伝える。それができた時の達成感。

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    2024年10月26日