石井光太のレビュー一覧

  • ルポ 餓死現場で生きる

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    彼らが何を思いどう生きているか、私たちは知らないことが多すぎる。無知で一方的な支援は、餓死現場を助けることにはならないということを痛感した。

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    2011年06月14日
  • 物乞う仏陀

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    仏教圏内の最貧民、物乞、障害者にスポットを当てたノンフィクション。イスラム圏内の方も壮絶だけど、こっちもひどい。
    私自身の気持ちが引っ張られて鬱に何度なったことか。
    でも、これが事実。それから目を逸らしちゃいけない。(イスラムの方でも書いた気がするけど。)そう思わせる、ぐろい本。読み終わっても「これ本当に事実?」て気持ちが消えないもの。平和ボケとか言われるの仕方ないかも。
    この本を読もうと思ったきっかけは宗教と経済、国家というものが複雑に絡み合いつつもそして理想を語りながら決してなぜか理想の形にならないのが不思議だったから。
    結果、ますます混乱するだけ、だったため、正直いまは宗教というものに疑

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    2011年05月30日
  • 物乞う仏陀

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    石井光太さんの著書を読むのは二作品目です。
    私は「そういう」所を訪れたことがないので実際のところは知る事ではないですが、文章から情景が容易に浮かべられるわかりやすい内容でした。現実は思い浮かんだもの以上のものであるでしょうけど、石井さんの文章が自分の想像力と合ってるのかもしれません。

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    2011年05月11日
  • ルポ 餓死現場で生きる

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    『飢餓に瀕して、骨と皮だけになった栄養失調の子供たち。

    外国の貧困地域の象徴としてメディアに描かれている彼らも、

    ただ死を待っているわけではなく、日々を生き延びている。

    お腹が膨れた状態でサッカーをしたり、化粧をしたりしているのだ。

    ストリートチルドレンや子供兵だって恋愛をするし、結婚するし、子供を産む。

    「餓死現場」にも人間としての日常生活はある。

    世界各国のスラムで彼らと寝食を共にした著者が、

    その体験をもとに、見過ごされてきた現実を克明に綴る。』(表紙より)



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    この世に生をうける前から栄養失調であるという現実。

    彼らは母

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    2011年05月08日
  • 地を這う祈り

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    第3国の一番底辺の人々。身近にある光景ではないので、文章だけより写真がある事で迫ってくるものがある。胸ふたがるが強烈な光を持っている。

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    2011年01月22日
  • 地を這う祈り

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    ラブアンドピースというけれど。
    現実を直視して、考え、行動してからこそ
    発信できるものがある。
    発展の影、豊かさの裏側。
    タイトルに込められた意味。
    バライティ番組の騒がしい音がする空間で読んだ一冊。
    なんだか、無性に泣けてきた。

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    2019年01月16日
  • 物乞う仏陀

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    ショッキングな描写も多くて、読んだ後呆然となることもあった。けれど、自分の生きる世界とは全く違う世界があるということを知らなくてはいけないと思う。同じ地球に生きていても、歴史や政治や宗教や、いろいろなことの違いがある、ということを知るべきだ。

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    2011年07月18日
  • 物乞う仏陀

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    著者は南アジアの障害者や路上生活者と寄り添い、インタビューしていく。すさまじい勢いで発展するアジアの都市の影にスポットを当てる。読んでいただくしかない。僕らは何をすればいい・・・ということを超えているような気がする。正直最後のインド、ムンバイの章では吐き気さえもよおす。それだけすさまじい書である。

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    2010年11月07日
  • 地を這う祈り

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    世界の貧困について、ストレートに書かれた作品です。偶然本屋で見つけ、手に取った本。ぺらぺらと捲ってみると衝撃的な内容と写真の羅列。日本という国がどれだけ恵まれているか考えさせられました。

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    2010年11月07日
  • ヤクザの子(新潮文庫)

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    壮絶だけどこれが現実なんだろうなぁ。
    創作の世界ではきらびやかなところしか描かないけど現実では当たり前にそんなことばかりではなくて、立場の弱いものは犠牲になっている。
    蛙の子は蛙というけど、それしか知らないからそうするしかないという場合もあるんだなと思ったり。
    どんな親でも子供は好きだから守るために助けを求められなかったり離れられなかったりするんだなぁと色々考えさせられた。

    文庫版あとがきの
    「生まれてくる子供に家庭を選ぶことはできない。その一方で、国や社会にらどんな子供も不適切な環境から守る義務がある」が沁みた。

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    2026年08月10日
  • 「ことばで伝える」ができない子どもたち 誰が〈ことばの力〉を育てるのか

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    ことばの力を育てるには、読書、対話、自分で考える力を育てることだと思いました。大人がまずことばを大切にする姿勢や好奇心も大事だと思います。優しい言葉で例を挙げ、幼少期からどう取り組めばよいかまとめてあります。

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    2026年08月07日
  • 世界と比べてわかる 日本の貧困のリアル

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    日本の貧困のリアルということでしたが、読後の感想としては、「まだ、日本はマシな国、いい国」と感じた。
    作者は、日本の貧困もこんなに大変です的な説明が有るが……、どう考えてもはるかに途上国の方が生きるには苦しく難しい。
    とは言え、人と人との繋がり等も含め、生きるのが「楽しい」ということだけを考えれば、途上国でも楽しさを感じること、ひょっとして、日本より多いかもという気もする。

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    2026年07月12日
  • 遺体―震災、津波の果てに―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    311後の釜石の様子に迫るノンフィクション。

    街の民生委員、医師、歯科医師、市役所員、市長等、震災時の遺体の処理に奔走した人たちの回顧と本音が綴られます。

    ・・・
    震災、なかでも遺体処理を巡るものが多いですね。

    とはいえ、タイトル以上に物語は広がりがあるように感じます。昨日まで顔を合わせた人が今日はもう息をしていない事実。子どもを救えなかった親の後悔、行方不明の家族を捜し歩きようやく見つけた家族の土気色に変わった亡骸、早く火葬して安らかにしたいのに稼働しない火葬場、被災している市職員に不満をぶつける遺族等々。

    そうした辛く、厳しい状況のなかで、葬儀屋で勤務経験のある民生委員の千葉さんが

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    2026年07月09日
  • 最期は一日中抱っこさせて  ―短い命の輝かせ方―

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    ★★★
    小児の難病なんて考えた事なかった。
    子供の問題は退院してもずっと後遺症が残ったりそれが原因で離婚したり。問題は複雑だな。
    そうなんだよな、元気ならいい、とは言いつつ色々求めてしまうんだよな。

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    2026年07月06日
  • ルポ 誰が国語力を殺すのか

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    ★★★
    ほんとに由々しき事態だと思う。
    AIが出てきて本よりバカなショート動画が永遠。
    携帯は便利すぎて頭が悪くなる。使い方だけどほんとに国力は下がるでしょう。
    ラジオ良く聞くけどやはり学があったりする人間の語彙力てのは頭の良さを感じる。勉強よりそっちよね

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    2026年06月19日
  • 血と反抗 日本の移民社会ダークサイド

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    オーディブルで。ちょっと前にオーディブルで聞いた窪美澄さんの『給水塔から見た虹は』って、これじゃん。親の都合で日本に連れてこられた外国の子供たち。貧困に差別。生き抜くために犯してしまう犯罪。支援したくても、言葉、文化の違いが壁になり、ままならない。放り出されたままのハードな現実。外国にルーツを持つ子供たちにも、同等に生きる価値がある。どうにかならないものか。彼らのおかれている状況を思うと、辛く、切なくなる。

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    2026年05月22日
  • ルポ 誰が国語力を殺すのか

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    物語を読み取れない子どもが増えている。葬儀で村人が煮炊きする場面を「死体を煮ている」と誤読する小学生たち。家庭による教育機会の格差を、公教育が是正できなくなっている――取材を進める中で著者は、現実に直面する。根源には何が?国語力は再生できるのか?現代日本の不都合な真実に真正面から挑む、渾身のルポ。
    衝撃だった。自分はこの本でいう、教育環境が恵まれている社会の上流にいたので絵本の読み聞かせをたくさんしてもらって本好きだし読み書きや話すのも得意な方だ。だからこんなにも国語力のない子供が増えていると聞くと、社会に出て成り立たないだろうと戦慄する。問題点はもちろん一つではないが、他の指導内容が増えすぎ

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    2026年03月15日
  • ヤクザの子(新潮文庫)

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    伊集院静の羊の目を読んで、裏社会における仁義を知りたいと思って本書を手に取りましたが、
    実態はただただおぞましいもので、やっぱり小説とルポは全然違うと思いました。

    前後の裏社会の成り立ち、ヤクザのシノギや、仕組みなど、知りたかったことが丁寧に描かれていました。

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    2026年03月01日
  • 最期は一日中抱っこさせて  ―短い命の輝かせ方―

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    幼くして入院生活を送らなければならない子どもたちがいることも知っていた。小児がんで命を落とす子どもたちの話も聞いていた。しかし、闘病後の生活まで思いは及ばなかった。ここに載っていたのは、子どもたちとその家族の闘病生活とその後の生きる力を支えようと奮闘されてる方々へのインタビュー記事だ。犬好きの私がまず惹かれたのは、ファシリティドッグのお話。犬ならではの支えがそこにある。闘病に付き添う家族を助ける家、院内学級、プラネタリウムで宇宙とつながる(初耳、魅力的)などなど、いろんな支え方があるのだと知ることができた。いろんなアイデアで広がって欲しい活動だ。きめ細かい政治の力添えも必須だ。なかなか目を向け

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    2026年02月27日
  • 世界と比べてわかる 日本の貧困のリアル

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    途上国の「絶対的貧困」と日本の「相対的貧困」を具体的なエピソードで比較した本。日本の事例については確かに具体的でリアルな感じは伝わってくるんだけど、これが本当に多数のケースなのかどうかは正直わからないなあというのが読後の印象。

    例えば「親が生活保護を受けていると、子どももそうなりやすい」という話は、まあそういう傾向があるのは事実らしいけど、これって鶏が先か卵が先かという話にもなってくる。貧困家庭で育つと教育機会が制限されて、結果として貧困になりやすいのか、それとも貧困を「学習」してしまうのか、因果関係は単純じゃないと思う。こういう傾向があるからといって全部鵜呑みにするのはどうだろう、という批

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    2026年01月18日