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Posted by ブクログ
最近の子供は物語を読めない?!
言葉の中身を理解できない子供が増える実態、そのルポルタージュの結果は…
この本を私が読んだ感想は、いろんな大人が都合を子供に押し付けた結果なのだと思う。
教育機関、SNS、家庭環境…
ままならない事もあるので、親とか先生とか特定の大人を責めても問題は解決しない。
どの環境においても、どの要因も歯車の一つでしかないので、どれかが上手く回らないと好転は期待できない。
ただ、やはり言葉を一つでも多く知ること、直接的に人と関わる機会を得ることで国語力は身につくものであることは想像通り。
それを、どの段階でどうやって身につけるかで人生変わるなと…。
国語力は社会を生きていく上で、身を守るためにも必要なのだと思いました。
私も言葉を知らない方なので、気をつけなければと気を引き締めると共に、子供に対して私にも何かできることはあるのかと考える一冊でした。
ぜひ、国のエリートと呼ばれる人たちに読んでほしい。
Posted by ブクログ
危機感。この本を読み進めて行って最初に思い浮かんだ感情だ。そしてそれは最後の方まで続く。だからこそ文章量は多いが読み進めなければいけないという想いに駆られ、思いのほかすらすら読める。
危機感の正体は、(世界の情勢はよく知らないが)日本はこのままどうなってしまうのだろうか、という思いだろう。SNSによる短絡的なコミュニケーションによって、要らぬ対立ばかりが起きて、益々世界が分断される。不幸の量が多くなる。子育て世代としてこの本を読んで本当に良かった。世界を良くしていくために教育はとても重要な要素であり、もしかしたら唯一の解決策なのかもしれない。先進的なAI技術でも無く、人はやはり人なのだから、根本的なコミュニケーション能力、つまり他人を理解する努力、他人と協力しようとする努力、忍耐力、様々な根源的な能力こそが最も大事である。いつかGACKTがツイートしてしたコミュニケーションについての文章を思い出した。あれはとても本質的なことを言っていたな。大人になってもずっと国語力を鍛えていかなければいけないと思った。それは自分の人生、周りの家族の幸福に繋がっていく。皆がそれをやれば世界だってよくなるのではないだろうか。そんなことを思った。
取りあえず、子どもは私立に行かせたくなった。国の偉い人たち、どうか教育にお金を使ってくれ。
Posted by ブクログ
リアル本にて。
センセーショナルなタイトルだが、決して釣りではなく、今世の中で起こっている危機を適切に表現していると、読み終わった今、思う。
本書では「国語力」という言葉を、「単純に情報として文章を読める能力」ではなく、「1つの物事の前に立ってじっくりと向き合い、そこから何かを感じ取ったり背景を想像したりして、自分の思考を磨き上げていく力」としている。
その「国語力」が低下したことによって、子供たちが国語の授業で、文脈に対して驚くような誤解をしてしまっているケースが、複数紹介されている。その誤解の内容は、あまりにも衝撃的で、子供がいる身としては、とても悲痛な気持ちになった。
私自身、2003年に高校を卒業したため、本書によると、国語力が下がり始めている世代に合致する。学生の6年間塾講師をしていたため、すくなくとも当時はすぐ下の世代とのやり取りは比較的あったと思うが、そのような危機意識はまったくもっていなかった。定量的に測れるものではないため、自分とギャップがあって初めて気付けるものであり、近い世代を見ても気付けないのであろう。
家庭・教育現場・政治、どこかひとつだけで解決できる話ではないし、個々人にできることは限られているかもしれない。でも少なくとも自分は自分の子供に対して本書で語られているような家庭の問題が生じないようにしたいし、これらの問題の対策に積極的に動いてくださる教育機関・政治家を選択することで、間接的にでも解決に貢献していきたいと思った。
子供がいる人、子供・若い人と関わることがある人、いや、全人類に読んでほしい。
Posted by ブクログ
自分の感情を言語化することの重要性を身に染みて感じることができた。
犯罪を犯したり、いじめしたりする人たちのことを哀れに思う自分がいたが、これまで生きてきた環境がその行動に与える影響が大きいことを実感した。
そのような人を見下して自分は立派だと考えたこともあったが、ただ自分が生きてきた環境が恵まれていただけなんだと思う。何も誇れることではないのかもしれない。
悪い家庭環境を作る両親もどうかと思うが、彼らにもそうする理由があるわけで、その悪い循環を絶ちきるためにも子供たちへの教育が重要であると感じた。
自分は教育に携わる立場にはならないだろうけど、子供ができたときにはこの本を思い返してたくさん話を聞いてあげて、色々な経験をさせてあげたいと思う。
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