石井光太のレビュー一覧

  • ニッポン異国紀行 在日外国人のカネ・性愛・死

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    石井光太氏のことは、東日本大震災後の釜石の様子を描いた『遺体』で知った。その後にアジアの発展途上国の貧困に的を当てたルポを多く書いたフォトジャーナリストであることを知り、いくつかの本を読んだ。

    本書は、そのような経験を活かして日本にいる在留外国人についてのルポ。10年、20年前とは経済面での日本の相対的ポジションもずいぶんと時間をかけて変わってきている。インタビューはその歴史を掘り起こす作業でもある。

    日本で死んだ外国人の遺体処理の話から始まり、性風俗で働く女性たちの話、結婚ビジネスの話、宗教活動の話、HIV感の話が語られる。彼らにはビザの話が常につきまとう。結婚ビジネスの話や健康保険の話

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    2014年09月28日
  • 地を這う祈り

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    石井光太さんは、いつも私に「現実」を突きつけてくれる。
    心をえぐられるような感覚と、深い衝撃に襲われる。
    それでも目を見開いて、あっという間に読んでしまう。
    それを見て、私は幸せだ・・・などと安堵することはない。
    むしろ、自分の無知加減に驚き、世界の広さとあまりの違いに言葉を失ってしまう。
    本当にいつも多くの刺激を与えてくれる著者の一冊。

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    2014年09月18日
  • 日本人だけが知らない 日本人のうわさ~笑える・あきれる・腹がたつ~

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    私たち日本人は、周囲の外国人からはどのように見られているのか。そこには、時代によって様々な顔がありました。戦後の貧しい時代、バブルの時代、そして現代。遠い日本の地に対する恐怖や着たいから様々な噂が流れる。良くも悪くも、日本という国を改めて見直すことができた、そして、面白い一冊でした。

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    2014年09月14日
  • 遺体―震災、津波の果てに―(新潮文庫)

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    東日本大震災でノンフィクション。遺体安置所の体育館での話。実際にそこでしか聞けない体験出来ないことが詳細に書かれている。もし自分がそこにいたらそんなに強くできるだろうか。

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    2014年09月01日
  • 地を這う祈り

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    衝撃的な写真が多くある。ただこれは世界で実際に起きてること。それと向き合うこの本に出会えて良かった。

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    2014年09月01日
  • 世界「比較貧困学」入門 日本はほんとうに恵まれているのか

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    ■低所得者だから不健康なのではなく,
     不健康だから低所得者なのでは?
     因果関係が逆転している。
    ■脚色されている部分も多いとは思うが,
     面白かったです。
     と,同時に切なかった…。
    ■この人の文章はうまいし,読ませる。
     だからこそなんだろうけど,胡散臭さも感じてしまう。

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    2014年07月17日
  • 物乞う仏陀

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    同じ作家さんの本を続けて読むのは3冊くらいまで、と、なんとなく自分の中で考えているのだけど(やはり、なんとなく飽きてくるので)、どうしてもハマりやすい体質のため、次々に読んでしまう。

    重いー。
    ベトナムやタイ、行ってみたいなーと思ったりした時もあったけど、とてもとても・・・。

    同じ人間なのに、こうも"生きる"ということに違いがあるなんて。

    だけど、笑顔があるのっていい。

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    2014年07月15日
  • 遺体―震災、津波の果てに―(新潮文庫)

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    2014年3月11日、乗換がうまくいかずに立ち寄った駅ナカの本屋で偶然目に留まった一冊。真っ白な表紙に『遺体』の2文字。帯に目を移せば、東日本大震災のルポだとわかった。
    この日に見つけたのも何かの縁だろうと思い、その場で購入した。

    内容は実に衝撃的だった。ボランティア活動にも行っていなければ、基本的に情報源はラジオという生活を送る我が家ではテレビもあまり見ることがなく。被災地の現場の様子はほとんど目にせず3年間過ごしていた自分。

    自分が学ぶ資源やエネルギーの話として、原発については大学でも話題になっていたが、被災地の復興という部分にはほぼ目を向けてこなかった。

    大地震とそれに伴う火事、津

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    2014年06月22日
  • 日本人だけが知らない 日本人のうわさ~笑える・あきれる・腹がたつ~

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    ネタバレ

    ひさびさに勢いをもって通読しました。
    噂のかずかず.

    日本人についてだけでなく,
    日本人による外国の方々についてのうわさも.
    偏見や差別,恐怖や不安,愛着や嫉妬など
    人間らしい感情のうごきや関心があるから
    うわさがうまれるのですよね.
    ここがへんだよ!日本人.
    思いもよらないことから,なるほどあーあ,ということまで.

    それだけ,自分たちと違う文化や特徴をもつひとびとに対しては,
    注目や大きな心のゆさぶられがあるということです.
    今後,きちんと行動をわきまえ
    良い関係とまでは期待せずとも,
    互いに理解したり認め合えるようになれればいいなと願います.

    ただ,誤解されたり偏見の目で見られるのは

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    2014年05月20日
  • 遺体―震災、津波の果てに―(新潮文庫)

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    死者数を数字として並べてみてもそれは実態を伴わない。
    ひとつひとつの遺体を目の前にしなければわからない真実というものがあるのだと思う。

    遺体と向き合うことは人生と向き合うこと。

    世界は不条理。

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    2014年04月09日
  • 物乞う仏陀

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    たった数百円の為に体や命が無くなる。日本のインフラ・社会保障のありがたみを認識した。
    インタビュアーにもかかわらず相手の気持ちを読めない著者に苛立つが、こうした本の存在価値は大きいと思う。

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    2014年03月29日
  • ニッポン異国紀行 在日外国人のカネ・性愛・死

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    2011年の外国人登録者数、約208万人。(長野県の人口と同じ)。東京40万人、大阪20万人、愛知も20万人。このほかに、不法残留者約8万人。観光・ビジネスでの訪日外国人、2010年に860万人(大阪府の人口と同じ。)昨年は1000万人を超えたらしい。

     日本でなくなった外国人を海外に遺体搬送するビジネス。イスラーム墓地。三重県にあるという売春島。イスラエル人の露天商ビジネス。タイ人の占い師。薬売り。霊友会のネパールでの布教。外国人医療。インド式英才教育幼稚園。中古車販売業。インド・ネパールレストラン。日本社会の中に入り込み、その中で生活する人々。

     先週のNHK,今から約20年前にフィリ

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    2014年02月02日
  • 飢餓浄土

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    アジア、アフリカの途上国の現実を幻想や流言といった精神面から斬り込んだルポルタージュ。

    石井光太の一貫したテーマとも言うべき貧困地に赴き、貧困の現実を捉えるだけでなく、現地の方の精神的な世界にも迫った興味深い作品になっている。

    第一章では、各地で今だに語り継がれる残留日本兵の亡霊の話からアジアの現実を浮き彫りにしてみせる。

    第二章では、アフリカやアジアの国々で様々な理由により抑圧される性の現実を描く。

    第三章では、戦争が遺した悲劇と呪術や呪いといった不可思議が支配を続ける現実を描いており、第四章では、今だに戦地に残る流言について描いている。

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    2014年01月13日
  • 僕らが世界に出る理由

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    世界を股にかけて回り、その衝撃的なルポルタージュを次々と発表する筆者が何かをやろうとしてそのきっかけとなる一歩を中々踏み出せない方の為に、自らの体験を踏まえて語る一冊です。著者の視点が素晴らしいです。

    アジアをはじめとする世界各国を回り、衝撃的なルポルタージュを発表し続けている石井光太氏が、若い人向けに語ったことをまとめた一冊です。
    『いつ、何をやるか?』
    このテーマは10代の後半から20代の半ばくらいまでのは常に付きまとって来るわけですが、それらの疑問について、筆者が自らの体験を基に、熱い回答で答えております。

    石井氏は両親をはじめとする身の回りの人間が世界を舞台に活躍する方だそうで

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    2013年10月30日
  • 写真増補版 神の棄てた裸体-バングラデシュ編-

    購入済み

    (゚o゚;)

    衝撃的でした(>.<)

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    2013年08月12日
  • 戦場の都市伝説

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    ウガンダ・ビクトリア湖の「死体を食べて大きくなった巨大魚」、パレスチナの「白い服を着た不死身の自爆テロ男」、海外取材経験の豊富な筆者が現地の人から聞いた『噂』。しかしそれには『真実』が含まれていて…。

    古今東西、人と人が相争うところには『うわさ』というものがまるで野火のように人々の間を通り抜けて、あっという間に広がっていくようです。 しかし、うわさというのは往々にして『真実』を含んでいるというのもこれまたよくあるお話。本書は海外取材の経験では百戦錬磨を誇り、衝撃的なレポートを数多く発表してきた筆者が、日本を含めて各地の戦場に散らばっている『うわさ』を集めて紹介したものです。その中の一部を紹介

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    2013年07月21日
  • 地を這う祈り

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    ネタバレ

    貧困地帯を渡り歩き、一般的に忌避される人々への取材を続けている著者のエッセイ&写真集。
    日本では想像もつかないような世界の最貧困層の実態を、余計な感傷を交えることなく捉えた内容。
    より多くの銭を稼ぐために病や怪我や死でさえも利用する物乞いたちの姿に始まり、生きるために性を売りながら果ては路上死を迎えた女性の写真、さらにはシンナーを片手に新聞紙を貪る少年の話まで、読み進めるほどに苦しさが募った。
    時折挿まれる人々の笑顔の写真は、麻痺し始めた現実感をそのつど揺さぶり起こしてきた。
    思いがまとまりきらず、言葉に詰まる。

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    2013年06月03日
  • 物乞う仏陀

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    ネタバレ

    アジア諸国で身体に障害を持つゆえに物乞いとならざるを得なかった人々、マフィアにより誘拐され障害者として物乞いを強要される人々等を描いたノンフィクション。そんな人々が著者には仏陀に見えたのか?悲惨な現実を突き付けられても、なすすべもないのですが…。

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    2013年05月26日
  • ルポ 餓死現場で生きる

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    戦争や紛争、貧困、食糧不足、感染病。世界には一筋縄では解決できない複雑で深刻な問題が数多くある。私たちはしばしば新聞や雑誌などに記されている統計的な数字を通じて、そうした問題の事の重大性を知識として享受する。
    だが、こうした「大きな問題」について考える際に、私が常々重要だと考えるているのは、その問題に対する「当事者意識」である。人々に「当事者意識」を喚起するのでなければ、「大きな問題」を人々に伝える意義はほとんどないように思う。

    たとえ「大きな問題」を知識として得ていたとしても、そうした問題を「我が事のように感じる」という意識がないと、具体的なアクションを起こすためのモチベーションは起こらな

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    2013年08月18日
  • ルポ 餓死現場で生きる

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    「恵まれない子どもたちに支援の手を」と一言で語られがちな世界の貧困問題にもう一歩深く踏み込んだ作品。
    飢餓の中に生きる人たちにも生活があり日常がある。
    当たり前のことだが、改めてそのことに気付かされた。
    本書では「子供兵」についての記述もあるが、戦争が終わったあとの彼らの行く末、また彼ら(彼女ら)がなぜ、どのような経緯で子供兵になるに至ったのか、ということも書かれている。
    貧困と戦争、そして生活、それらが切り離すことのできない問題として描かれ、安易に児童労働や、児童結婚を否定するだけでは解決出来ないということを知った。
    あとがきに「私は、あなたが問題の難しさに絶望するのでなく、その複雑に絡み合

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    2013年01月24日