石井光太のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
本書では、海外で語られている噂をご紹介しながら、私たち日本人がどのように見られ、語られ、描かれているのかを探っていきたいと思います。
日本のスポーツやアニメやポルノは海外でいかに受け止められているのか…。
それが真実であろうとなかろうと、世界で噂される日本のイメージを直視することこそが、日本のアイデンティティを考えることにもつながるのです。
そして、それはあなた自身に向けられた視線でもあるのです。
[ 目次 ]
1章 日本企業vs.デマ
2章 ジャパン・セックス
3章 反日感情
4章 ゆがんだ日本文化
5章 在日外国人の流言
6章 日本人から見るガイジン
[ POP ]
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Posted by ブクログ
台車に乗った垂れ流しの老婆。ときどき台車の上の排泄物を捨ててくれるのはストリート・チルドレン。老婆は親のない路上生活の子どもに、何を食べると毒かを教えてくれる唯一の人だから・・・。
性器を露出して転がる少女娼婦の死体は悲惨。だけれど、生前から下半身にはなにも纏わずに暮らし、「何でもするから食べ物をちょうだい」と言って暮らしていたのだという文章の方に絶句します。
死に方が悲惨なのではなく、悲惨な生が終わったところの写真だったのかと。
貧しい人の写真を見て、何ができるというわけではなく、この本を手にとることの意味は、ただ見るだけ。
それでも、見ないでいるよりいい。知らずにいるよりはいい。
「見ない -
Posted by ブクログ
外国人の人格や風習などに対する間違った認識が伝えられるのは今に始まった事ではない。日本人が外国人に抱くのと同様に、外国人が日本人に対して間違った認識が今でも数多くあるようだ。
この本は外国人が日本人に対して誤解されている認識や風評などを、実際にあった出来事を交えながら紹介している。(日本人が持っている外国人に対しての間違った知識などもある。)
これらの話は読んでる分には笑い話とも言えるだろう。しかし、実際に海外に行ったり、外国人と接した場合、こうした誤解を本気で信じてしまってるばかりにトラブルが起こる場合もあるようだ。地球上の多数の人が外国人(彼らから見れば、日本人も外国人だが)と接する機 -
Posted by ブクログ
最初っから爆笑している。
噂は噂なんだけど、エロいモノから納得できない物まで沢山。
ただ、そんな風に見られている事が分かる本。
何で日章旗が『反日デモ』で焼かれるのかとか、その人達の背景を知らないと 憎しみが憎しみを呼ぶ という構図になってしまう。
噂やデモ、憶測で物事が進みやすいという事を知っておかなければ。
知らないから近寄らない=怖いから
そんな図式はナンセンス。
悲しい過去が有るからこそ、其処からどうフォローして納得して良くかが問題のような本だと思った。
ちと悲しかったのが アジアに広がる尻軽女の代表的な前。
『ユウコ』『ヒロミ』『ミドリさん』だそうだ(T_T)