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スマホ登場以来16年、教室にいるのはもはや私たちが知る「子ども」ではなくなっていた。ハイハイも体育座りもできない保育園児。教室の「圧」に怯える小学生。クラスメイトの姓すら知らない中学生。会ったその日にベッドインする高校生――児童に関する問題を丹念に追ってきた著者がデジタルネイティブの育ち方を徹底レポート。
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Posted by ブクログ
情報通信や家族観など、刻一刻と変化する世の中で子育てがどれほど困難になっているのかを「スマホ」を中心に書かれていた。 1歳の子どもがいるため、II部までしか読んでいないが、自分自身子どもとの時間の過ごし方に真剣に向き合おうと思った。
スマホ育児はもちろん、幅広く教育問題を扱っている本でした。 "令和の教育問題"という副題をつけてもいいかもしれない。 これ、実際にどれくらい起きてるの?と感じた事例が多々ありますがp263,264で、深く考えさせられました。 オススメです!
まさに知りたいことドンピシャの内容でした。スマホの登場が子どもたちに与える影響。大人たちも影響受けてるんだから、そらこうなるわな。
とても興味深かった 現代の子供達の闇 皆が皆そうではないとは思うが読んでいくうちに恐怖をおぼえた 情報過多なこの世の中 大人である私達も忙しすぎる 育児もそんな難しく考えず もっと動物的な肌と肌の触れ合いという部分から大切にしていけばうまくいくのではないか ただそういう時間もなかなか取れないこの社...続きを読む会状況 自分のことだけで皆必死 便利な世の中にはなったが大事なものをなくしていってるんだなぁとつくづく感じた
数十年前より圧倒的に便利で密度の高い時代。人の方はその進化についていけているのだろうか? これだけ世の中にデジタル機器が溢れても人の働き方、時間はさほど変わらない。 課題や問題が片付いたと言う話もとんと聞かない。常に成長と発展を求められ、休むのは墓の中でと言う考えは今はあまり表には出ていないかもしれ...続きを読むないが、どこかで改めていかなければならないのではないだろうか。とにかく人生にも心にも余白が必要だと本書を読んで強く感じた。
表示が印象的で、職業柄すぐに手にして頷きながら読みました。実際にあった出来事たちが書かれていて、保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校とそれぞれの年代で起きていることを記録しているので、読みやすいです。 そんなことになってるの?!と驚愕することだらけです。 「先生」達の証言を読み、大人は未来を見直して...続きを読む欲しい1冊だと思う。
20歳すぎたばかりだし、子どもの頃の周りの様子をはっきり覚えているわけではないけれど、現在児童クラブアルバイトのわたしがこの本を読んで↓ ・この本に出てくる‘遊び方がわからない’まではいかなくとも、1人遊びをする子が多い ・何人かで固まっていてもそれぞれ1人で遊んでたりする ・低学年女子、ごっこ遊...続きを読むびを全然やらない ・他の子が話してるところに被せて「自分のこと」についてたくさん話す この辺りは本で紹介される様子に似たものかなと思った。 自分がもし子供を育てるなら、人対人の関わりを大事にする環境に身を置きたいと思う。 けど、周りの子がスマホ育児で育ってきたら自分の子がはみ出し者として扱われるのでは?とも思うから難しい問題だなと思った。
保育園、小学校、中学校、高校、とそれぞれの区分で先生などから丁寧に聞き取った現状をデータを交えつつ提示してくれる「子どもたちの今」 肌感覚として私が感じてるものと近くて子育てしている身として苦い気持ちになったりしつつ読み進めました。 まずは保育園の章。 はいはいしない子どもが増えてる(家が狭い、...続きを読む散らかっててスペースがない)ことにより体幹の弱い子が多いとの記述にドキりとした。 子どもが騒ぐことに敏感な社会だから、子どもが静かになるスマホは確かに便利。記載のとおり、イクメンと言われる男性でも実状はスマホ頼りの育児になっている人もいる。 うちも夫が積極的に動画を見せている。私だって家事の間に動画を見ていてくれると助かる。 でもそういったことの積み重ねが、子どもに動画のない生活に戻ることの難しさを植え付けているのも事実だと思う。そしてその影響は大きいのだと思う。 それから育児をして初めて知った、例えば「赤ちゃんの入浴後には白湯を飲ます」といった親世代では常識だったことが今では否定されている、ということがあまりに多く、ネットの情報を探す日々は私の親世代の子育てとで出しから大きく違う。 親世代の話す「家の前で子どもたちを遊ばせてる間に母親同士お喋りしてた」なんて日々は今後もこないだろうけど、そういった子ども同士の関わりが子どもにとってすごく重要だったんだろうと本書を読んでいて思う。 小学生以降の章を見ても、コミュニケーション能力の低下からくるエピソードはどれも現実的で、スマホだけに留まらず私が育った頃と社会があまりにも違いすぎて、そしてその変化が速すぎて、親子も教育機関もまるでついていけてない現状が色濃く感じられた。 スマホがない時代には戻れない中でのスマホ(SNS)との付き合い方は親子だけの問題じゃないからこそ今後どうしていくのがよいのか考えあぐねてしまう。 格差も広がっていく一方なんだろうな、という感想は本書を読んでも強まった。 ミクロでは自分の子どもが未来に希望が持てるような子育てとはどんなものか考えさせられたし、マクロでは大人としてこの社会で何をしていくことが子どもたちの明るい未来に繋がるのだろうかと考えさせられた。 コロナを経た現在の子どもたちの様子をとてもよく表している良書だと思いました。 確かにヘルメットや流動食等は私の周りでは見ない。けれど、こんな、オーバーでしょ、と笑えないくらい私の生きてる世界と地続きだなと感じるのでした。
スマホによる弊害とは言い切れない部分も多々あること、全国的にもかなり極端な事例を集めていることを加味しても、かなりショッキングな現代社会の教育現場がまとめられている。 個人的にも思い当たる節があることも多く、現状でこれなら将来的にどうなってしまうのだろうかと思う。著者もこの現状に対し、具体的な解決...続きを読む策や提言があるわけではない。取材を通して見えてきた現代の一面を見せてくれた本である。 1番印象に残ったのは保育園・幼稚園での事例で、ヘッドガードをする子ども、床に座れない子ども、流動食を食べる子どもたちは信じられないと思いながら読んだ。 その子達が小学校に上がり、中学生になり、高校生になり社会に出てくる。その結果、どのようなことが起こるのか。本書ではその様子も取材されている。 子どもたちと関わるあらゆる職に就く人、親たちにはぜひ読んでほしい。
現代の子どもたちの現状を園や学校現場にいる先生たちの声を中心に紹介した本。かなり衝撃的だけどこれを読んで最近の子どもの様子に驚いで終わるのではなく、大人として何が出来るのかを考えないといけない。
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