「鬼畜」の家―わが子を殺す親たち―(新潮文庫)

「鬼畜」の家―わが子を殺す親たち―(新潮文庫)

作者名 :
通常価格 649円 (590円+税)
紙の本 [参考] 693円 (税込)
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作品内容

使用済みのオムツが悪臭を放ち、床には虫が湧く。暗く寒い部屋に監禁され食事は与えられず、それでもなお親の愛を信じていた5歳の男児は、一人息絶え、ミイラ化した。極めて身勝手な理由でわが子を手にかける親たち。彼らは一様に口を揃える。「愛していたけど、殺した」。ただし「私なりに」。親の生育歴を遡ることで見えてきた真実とは。家庭という密室で殺される子供たちを追う衝撃のルポ。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
電子版発売日
2019年07月19日
紙の本の発売
2019年01月
サイズ(目安)
2MB

「鬼畜」の家―わが子を殺す親たち―(新潮文庫) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年02月01日

    石井光太『「鬼畜」の家 わが子を殺す親たち』新潮文庫。

    3つの幼児虐待事件の深層に迫ったルポルタージュ。石井光太は信用できるノンフィクション作家である。その理由は客観的な視点による取材結果を極めてフェアに記録している点にある。全ての事実には必ず表と裏の二面があるが、石井光太の描くルポルタージュはそ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月03日

    幼少期に諦めた方が、思考停止した方が、生きやすいことを学んでしまうと想像力が低下して目の前を何とかすれば良いという思考になってしまうのかなと思いました。
    可哀想だとか酷いだとかの感情を生むコンテンツで終わらせずにどうすればこのようなことがなくなるのかを考えるきっかけになる本となるならばこのような本の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年04月03日

    取材の内容や、状況を淡々と書いているだけなのに臨場感もあります。
    「これぞノンフィクション作品‼︎」と思わせ、一気に読めました。

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    Posted by ブクログ 2020年01月28日

    読み初めは、読むのをやめようかなと思う悲惨な事件だと思った。もちろん事件そのものはひどい話だが、それを表面だけでなく、取材して、掘り下げているのに、感心した。虐待だと自分では思っていない父親がいる事がわかった

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    Posted by ブクログ 2019年02月27日

    自らの子どもを虐待して死に至らしめた親たちが、どのような経緯でそのような悲劇に至ったのかを追究するルポルタージュ。3つのケースが取り上げられているが、そのどれにも共通するのは、子どもを殺した親たち自身がその親から虐待を受けていたり劣悪な生活環境で育っていたりして、その帰結として悲劇が起きたということ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年02月20日

    親が子供を虐待死させるというニュースはセンセーショナルなのでメディアを賑わす。本書が取り上げているのは、3件の事件。「厚木市幼児餓死白骨化事件」「下田市嬰児連続殺害事件」「足立区ウサギ用ケージ監禁虐待死事件」。

    著者は裁判の傍聴だけでなく、子どもを殺すことになった親たちの暮らしていた街や生まれ育っ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年10月28日

    親の親が問題あるならその親も問題あってまたその親もってなっていくとしたら一体いつまで遡ると最初の問題の人が出てくるんだろう。

    日本は色んなところでカウンセラーがもっと必要なんだと思う。

    あと、一生懸命働くより生活保護の方が収入多いって問題じゃないの?

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    Posted by ブクログ 2020年03月09日

    石井光太さんのルポは、見つけたら必ず読んじゃう。これはずっと読みたかったやつ。

    仕事柄色々な親を見るけど、一貫して言えることは生物学的な愛情は必ずあるということ。
    そこに生活力や育児能力が複雑に絡み合うから、子供の問題行動は親に起因するところも少なくないということ。
    虐待も同じように考えるべきで、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年03月07日

    つらすぎる事件の数々。「私なりに」愛していた。「私なりに」精一杯やっていた。「私なりに」「私なりに」…。身勝手に子供たちを殺してしまう親がいること。家という密室で助けを求められず亡くなってゆく子供がいること。悲しくてつらい、真実のルポ。

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    Posted by ブクログ 2019年11月27日

    毎月のように何らかの児童虐待が報道され、その量の多さが逆にこの悲惨なことどもを「アタリマエ」化してしまうようで、この本に取り上げられた3つの事件も、タイトルだけではすぐにどれだかはわからないほどに、感覚が鈍麻してしまっている。それこそが怖い。

    タイトルが「『鬼畜』の家」とあるように、これは子どもを...続きを読む

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