石井光太のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「何で救えなかったんだろう」
この事件は衝撃で、
事件当時、同市内に住んでいたこともあり、
当時会ったこともない少年に対して
自責の念を感じたのを覚えている。
本書は事件までの経緯や家庭環境が丁寧に描かれており、惹き込まれるように読んでしまった。
やるせない、寂しく、恐ろしく、
残念無念で、重石で心が沈むように
心にズーンとくる本だったけど、
少年たちの心について、考えさせられた。
家庭での寂しさが、少年を夜の街へ
非行へと向かわせるのかな·····
学校が、家庭が、部活が、趣味が
どれか一つでも居場所があることの大切さよ
だけどその居場所は、悪事や不健康でなく
健全で安心安全な楽し -
Posted by ブクログ
ホスピスとは重篤患者や不治の病に苦しむ患者たちが、主に緩和ケアを行ないながら人間らしい暮らしを送るための施設である。そして難病を抱える子どもたちにとっても同様であり、子どもらしく遊びながら学び、短い生涯を楽しいものとして終えるための場所として、治療ではなく尊厳を守るために建てられているのが「こどもホスピス」である。
NHKスペシャルでPICUの特集を観る機会もあって、幼い頃の記憶が呼び起こされた。小学生の頃、長期入院していた時期がある。自分の場合はただの外科手術で、時間が経てば完治する希望があったわけだが、隣の病棟には同年代で難病を抱える子どもたちが入院しており、それから40年近くの年月が経 -
Posted by ブクログ
1980年代以降、工場での単純労働、農作業、建設現場や風俗産業に受け入れてきた移民。ベトナム戦争後のインドシナ難民、80年代~90年代の中国残留日本人、90年代の南米日系人、80年代から2000年代のフィリピンパブ「ジャパゆきさん」、2000年代以降の技能実習生のベトナム人などが取り上げられている。それぞれの国の移民の歴史・背景を紹介し、特に2世の人たちに焦点を当て、個別にインタビューしその軌跡を追っている。特に非行化した人たちに話を聞いたという部分はあるのかもしれないが、彼らについて言えばそれ以外に生きる道はなかったということは理解できる。母国から連れてこられた場合には日本語がわからず、学校