石井光太のレビュー一覧

  • 津波の墓標

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    ノンフィクション作家、石井光太氏が描く、今までに明かすことのできなかった『3・11』の『真実』です。圧倒的な破壊があったあとで大手マスコミが取りこぼした話を丹念に掬い取っていると思っております。




    ノンフィクション作家、石井光太氏がつづる、『3・11』のこれまで明かすことができなかった『真実』の物語です。百年に一度といわれる圧倒的な破壊のさなか、もしくはその後の世界で展開されていることを、石井氏の筆が時に容赦なく、時に被災した人間に寄り添うように丹念に描かれます。

    始まりは石井氏が東京で地震にあったところからです。石井氏の真骨長であるフットワークの軽さで、現地へ新潟から入ろうとします。

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    2024年10月05日
  • 本当の貧困の話をしよう 未来を変える方程式

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    子供が読んでもわかりやすく書かれていると思った。
    日本の貧困は海外の貧困とは違ってもやはり自力でどうにかするのは困難なんだな。

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    2024年09月05日
  • こどもホスピスの奇跡(新潮文庫)

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    生きたくても、生きられない。
    死にたくないのに、言われなくても死が近づいてることがわかってしまう。

    この本に書かれている子どもたちはみんな生きて、家族の笑顔を見たいのに、どうしようもない自分の身体に絶望や不安を感じながらも、それでも希望は失わないどころか、周りを気にする優しさを持っている。

    親は延命治療をすべきか、残された時間で生まれてきた意味を感じる時間を作るべきか。この子は何のために生まれてきたのか、悩みながらも後悔しないように、最良の選択をしようと頑張っている。

    子供の立場、親の立場の両方がわかる今、その選択は難しいが、それぞれの親の選択を合ってる間違ってると言う権利は誰も持ってい

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    2024年09月02日
  • 教育虐待 子供を壊す「教育熱心」な親たち

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    社会が家庭に影響を与え、家庭が教育に影響を与えることが、よくわかる1冊。教育にどこまで、何ができるか。考えるきっかけがもらえる。

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    2024年08月06日
  • ルポ スマホ育児が子どもを壊す 無料お試し版

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    野放しする学校も変では?

    コミュニケーション力が欠落している子供が増え、言葉に出来ないから勝手な行動をする。
    そして、それを咎めない教師。
    だから、最近の子供は自分の事しか考えていない様に見えるのか。
    自分が大事だけど、それを言葉には出来ない。
    スマホは快適な言葉を返してくれるから、リアルでも可愛いがって貰えないと態度で逃げる。
    ろくなもんじゃないな。
    これが年を重ねて社会に出てくると思うと……嫌だなあ、こういうのが時代の流れで生活保護を受けやすくなっていたら。

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    2024年07月27日
  • 赤ちゃんをわが子として育てる方を求む

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    菊田医師と「赤ちゃん斡旋」の事はうっすら知っていましたが、マスコミにすっぱ抜かれた物だと思っていました。自ら世間に、仲間の医師達に問いかけ闘ったのですね。面白かったです。映画化してほしい〜。

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    2024年07月12日
  • 教育虐待 子供を壊す「教育熱心」な親たち

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ良い本です。子供を育てるならば、必読本だと思います。そうでなくても読むべきです。多分今後何度も読み返してしまうと思います。

    教育虐待によって殺される子供の心や、それに対応するためにいかに子供が自分自身を曲げてしまうのか。自分が同じことをされていたらと思うとゾッとする。

    子供が自分の意思で決めてないことを強要しても、伸びるわけがありません。自分で考え、自分の意思で決めたことを全うした時に、初めて自信が生まれ、誇りを持ち、自立していきます。子供を育てるならどうするべきか、考えさせられる本でした。

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    2024年06月11日
  • 格差と分断の社会地図 16歳からの〈日本のリアル〉

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    16歳からの~としているように最後の読者に向けての文章は若者に向けた言葉だったが、若者に限らず社会問題に関心のある人にとって良い入門の本だと思う。
    さまざまな格差の問題について、データや具体的なエピソードを交えつつ書かれている。専門的な言葉や難解な言葉が少なく、読み易い。

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    2024年05月30日
  • こどもホスピスの奇跡(新潮文庫)

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    重い病の子供たちにたとえ短くとも、深く生きてもらえる場を作った方々が「白い巨塔」の舞台である阪大医学部をルーツとしていることが驚きだ。
    幸い私の子供たちは、今のところ健康に過ごしているが、この本を読んで年老いた両親に優しくしたいと思った。

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    2024年05月14日
  • 君はなぜ、苦しいのか 人生を切り拓く、本当の社会学

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    子どもを取り巻く、いや日本を取り巻く諸社会学の入門としてとても分かりやすく読みやすい一冊。タイトル通り苦しさや生きづらさを覚える人は一度手に取ってみると、自分を「俯瞰して見ることができ」、何かのヒントが得られるかも。様々な問題について多面的に、しかし一貫して理解しやすく綴られている。
    中高生はもちろん、社会を作る大人たち一人ひとりが、書かれていることをまずしっかり認識することが大切だと感じた。

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    2024年04月29日
  • こどもホスピスの奇跡(新潮文庫)

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    子供の不治の病は子供の未来はもちろん
    いままでの努力までも奪い理不尽である
    また子供も幼くて病気が理解できなかったり
    両親の希望で病名告知されずに
    なんで辛い治療をしないといけないか
    家族や医療従事者に不満をぶつける

    少しでもこのような施設が増え
    子供、ご家族の心のケアができる事を祈ります

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    2024年04月28日
  • 教育虐待 子供を壊す「教育熱心」な親たち

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    教育虐待のメカニズムが、ケースによって示されていた。教育虐待は、この学歴社会でより認知される必要があると私は感じた。被害者のケースを一つ一つ見ていくと、教育という名の元に、親が行きすぎた指導や干渉を行う虐待が見られる。しかし、その虐待を受けている子はその影響を時間が経ってから受けたり、自覚していないことも多く、親が間違いに気づかない、認めないことが多い。それが連鎖して、教育虐待は続いてしまうのだということを認識した。この連鎖を断つためには、この本をきちんと親、教育者が読み、子どもたちの自主性を重んじ、サポートする必要があると感じた。

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    2024年06月10日
  • こどもホスピスの奇跡(新潮文庫)

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    ネタバレ

    非常に良かった!生きるとは何かを考えさせられる良書。

    難病の子供たちの困難から、さまざまな家族の姿や海外の先進事例に学び、小児ホスピス創設に至る医療・保育関係者たち。

    盲目的に苦痛をもたらす治療を強いるのではなく、患者の人生によりそい、短くとも人生をよりよく生きることに向き合うためにどうするかを考える。その奮闘の姿はすばらしく、日本初の小児ホスピスの草創譚としても読みごたえがある。

    海外に専門知識を学びに行った関係者たちも、また、シンポジウムで共鳴して仲間が増えていく様子も素晴らしい。が、さらに印象的なのは、エピソードに出てくる短い生涯を生きた子供たちだ。それぞれ個性があり、魅力的・印象

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    2024年03月28日
  • こどもホスピスの奇跡(新潮文庫)

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     タイトルに「奇跡」とあるが、「軌跡」としたほうがふさわしいと思われる。本書は日本で初めてのこどもホスピスの設立に携わった医師、看護師、保育士、患者家族らの記録である。

     通常の成人用のホスピスは、終末期の患者を看取る場である。子どものホスピスの場合は、難病の子どもたちが短い期間であっても治療の場から離れ、家族や友人たちと笑い合い、障害忘れえぬ思い出をつくるための「家」としての場である。

     話の展開上、治療の甲斐なく亡くなった子どもたちのエピソードが出てくる。読んでいて涙が止まらなくなってしまった。

     特に、冒頭で登場する中学生の女の子と、その初恋の相手の高校生の少年の話は胸が詰まる。二

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    2024年03月01日
  • こどもホスピスの奇跡(新潮文庫)

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    何年か前に40日間入院した時、中庭で3〜4人の幼児がカートの乗せられ、楽しそうに散歩してる姿を何度も見た。大人でも我慢できない辛さがあるのに、あんなに小さな子達も闘病してるんだなと思うと涙が出た。この本に登場する子供達の強い意志には驚かされる。私にも何か出来る事はないか、改めて考えさせられる1冊。

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    2024年02月23日
  • 近親殺人―家族が家族を殺すとき―(新潮文庫)

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    石井光太『近親殺人 家族が家族を殺すとき』新潮文庫。

    近親殺人をテーマにしたノンフィクション。

    7つの家族内で起きた殺人事件を通じて、日本の様々な問題と家族の在り方を浮かび上がらせる。読んでいると、7つの事件は全て心に重たくのしかかって来る。いつ誰の身にも起こり得る事件なのかも知れない。

    日本では、殺人事件の認知件数は1954年の3,081件をピークに2013年には1,000件を下回り、近年は800件から900件台で推移しているが、家族内を主とした親族間での殺人事件の件数は、ここ30年ほど400件から500件台と変わらず、割合としては5割強と高くなっていると言う。


    介護放棄。介護放棄

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    2024年02月08日
  • 格差と分断の社会地図 16歳からの〈日本のリアル〉

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    これは若者に向けて書かれた本だが、とても良い本だと感じた。所得格差、職業格差、男女格差、家庭格差、国籍格差、福祉格差、世代格差と具体的な例を取り上げて説明してくれる。基本的に同じことを言っているのだが、ある世界にどっぷり浸かっている人間は、それ以外の世界にいる人を理解しないというか理解できない。それゆえに教育の欠落や心無い周りの態度で、多くの犯罪が生まれている中、ただ対象に理解のない非難の言葉を発するのみ。そういう人たちの偏見が、社会により深刻な闇を作り出している。若者に今、日本で何が起きているのかを知ってもらえることに、この本は注力していく。
    最後に若者に3つの提案をする。
    1.新しい仕事を

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    2024年01月23日
  • デリシャス・アンダーグラウンド―国際人材バンクより 2巻(完)

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    ネタバレ

    入館職員の口癖、我が子に真似される、離婚危機まで。
    「どーせ、救えないし、何をしても結果が出ないし、考えてもしょうがない」。同様な無力感は収容者にもあるのでは。
    「人間ってのはやっかなみもんで、ひとりひとりは理路整然に考えられるが、集団になった途端、なぜか間違えるようになる。」P.29 入管組織としての弊害か、職員である個人が考えなくなる。考えないことが業務遂行となる。

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    2024年01月21日
  • 物乞う仏陀

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    衝撃でした。20年前の事だけど、今はどうなっているのかな?
    貧富の差は、益々広がっていて、日本もそんな風にならないようにしないと。

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    2023年11月13日
  • 43回の殺意―川崎中1男子生徒殺害事件の深層―(新潮文庫)

    匿名

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    何が正解か

    遼太くんを助けるためには何ができたのか、親や教師、周りの人が不登校や非行に走り始めた時から支援を始めても遅いのだと感じた。
    こんなことを思いたくはないけど、家庭環境と育つ土地環境は生育の過程に大きな影響を及ぼすことを確信する内容だった。
    また、不遇な現実からみんなが目を背けた結果の凄惨な事件だと思う。子どもを授かったという重大なこと、責任意識が欠けている親、地域がら不良少年がいても見て見ぬ振りをする地域の人、学校、、みんな自分のことで精一杯の必死さが、読んでいて辛かった。運が悪かったで済まされていいことではないが、身近に感じるような少年が酷い殺され方をしたこの事件は本当に不運が重なっていた。

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    2023年09月26日