石井光太のレビュー一覧
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戦争で親を失くした子供たちは多かったと
小さいころ、親からきいていた。
アニメ映画「火垂るの墓」でみすてられた兄妹が力尽きていく姿は印象に深い。
しかし、日本の歴史の教科書は、終戦の後、すぐに復興、高度経済成長へと、輝かしい軌跡だけを描いている。
焼け野原と高層ビルの間には、真実何があったのだろう。
お国のためと、親を戦争にとられ、無差別に降る焼夷弾に家と家族を焼かれ、生き残った子どもたち。復興に最も必要なはずの、次世代をつくる国民を、なぜ国はきちんと庇護しなかったのか。
私利私欲、無計画に戦争をはじめ、兵の犠牲も軽んじ、戦局を見誤り、退き際をも間違え、そして戦後までも無策だったのか。
まる -
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石井光太『浮浪児1945‐ 戦争が生んだ子供たち』新潮文庫。
1945年の終戦直後、焦土と化した東京にあふれ出た浮浪児たちの軌跡を追ったノンフィクション。日本の暗黒史とも言うべき、暗澹たる時代に真っ向から対峙し、当時の浮浪児たちの姿を描き切った取材力と筆力に脱帽。
読みながら歴史は繰り返すという言葉の通り、我々も近い将来、終戦直後の浮浪児たちと同じように、毎日毎日を衣食住の心配をしながらやっと暮らすことになりかねないのではないかと思った。
終戦直後は政府や行政の混乱と敗戦による経済的な影響などから、こうした事態に陥るのはやむを得ないと思う部分もあるが、現在の政府や行政のやり方を見ている限 -
購入済み
これが現実
あくまでも感想であり 読む人により思いは違うと思います。自分らは報道の一部分しか知らずにいたことの居たたまれなさを感じました。自分が被災者であったとすれば多分同じ感情や行動をとっただろうと考えさせられました。遺体とはまた違った見方ができてあらためて震災のもたらした脅威を感じざるを得ませんでした。
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フィクションではあるが内容は数多の取材による真実の結晶である。昨今、日本人は素晴らしいというTV番組が多い。誇らしい気持ちもある(過熱気味で気味悪さも感じているが・・・)。そんな日本人も鬼になるし、鬼畜の所業の過去がある。現代を生きる僕らに出来ることは、過去を知り、絶対に鬼にならないという固い決意。ぜひ本書を手に取ってほしいと思う。
あらすじ(背表紙より)
ある者は朝食を用意している最中に、或いは風呂を沸かしたまま、忽然と姿を消した。四国山間部の集落で発生した老人の連続失踪事件。重要参考人となった父に真相を質すべく現地に赴いた医師は、村人が隠蔽する陰惨な事件に辿り着く。奇妙な風習に囚われた村で -
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「人が生きる」とはどういうことだろう
石井光太さんのルポルタージュを読むたびに考えさられる
世界中の貧困、最底辺国の最底辺に暮らす人々に寄り添って綴られたルポルタージュを読むたびに考えさせられる
ー私は「途上国の笑顔」という言葉があまり好きではない
とおっしゃる
ー劣悪な環境の中で、蟻地獄のような生活に突き落とされた彼らが見せる底なしの笑顔の源泉が気になっていた
と続けておっしゃる
今回のテーマは「出産」
それはそれは信じがたい世界の劣悪、悲惨な場所(スラム、売春宿、戦場、難民キャンプ…)での「産声」が今回の取材のキーワードである
いつものように想像を絶する劣悪な環境のルポルター -
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全ての若者が一度は目を通しておくべき本だと感じた。
*海外に一人で行くと、日本にいるとわからない自分の欠点に気づける
*正論や固定観念にとらわれない物の見方ができるようになる。
*何かを取り組むときはそこに取り組む必然性と最短ルートを考える。必然性がないと、ここぞの場面で頑張れない。
*必然性は自分で作る。
*周りとは今の差ではなく、10年後の差で考える。やり続ければ必ず差が付く。
*チャンスはあくまでもアピールできるチャンスをもらっただけ。そこをどれだけ活かせるか。また、数年おきに訪れるビックウェーブには必ず乗ること
*やりきる人間にはエネルギーが集まり、リソースがついてくる。 -
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とにかくショックな一冊だった
目をそむけたくなるような写真が多く
でもこれがまだまだこの世界の現実なのだ
豊かな国はほんの一握り
ゴミ溜めの中で生きる子どもたち
自分の目をつぶされ、腕を切断され物乞いさせられる子どもたち
歩けないので自分の汚物で垂れ流しの台車の上でくらす老婆
売春をする幼い少女達
貧しい世界ではいつも犠牲は子どもたちか
ひ弱な老人たち
でも彼らの目は意外なほど力強い
そんな生活の中でも、しっかりプライドを持って生きている
生きるエネルギーが伝わってきて
豊かな世界にいる自分の方がひ弱な気がしてしまうのはなぜだろうか
作者の石井光太さんは本当にすごい!!
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安心の石井光太クオリティ。今回も面白く読ませていただいた。
日本に住む外国人たちが、どうやって生活をして、何に悩み、苦しんでいるかが感じ取れた。意外なのは東京だけではなく、群馬や静岡といった郊外にも広がっていってるという事。地域の住民との軋轢もあると思うので、移民や外国人労働者の、受け入れが進むともっと大きな問題になるだろうので、今時点での課題に取り組んでいかないとひどい事になりそうだわ。逆に今取り組み土壌を作ってしまえば後から来る人たちも日本にあわせやすくなるんではなかろうかね?
外国人が死んだ時の移送方法には驚かされたし、そこにも宗教が大きく影響するのだな。
韓国人売春婦は噂ではなくホント -
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本書は、2011年3月に発生した東日本大震災において大きな被害を受けた、釜石市の遺体安置所を舞台にしたルポ。あの日奪われた統計学的な数の命と、この世に残されたおびただしい数の遺体。それらは大きな混乱と悲しみの中で、被災者自身の手によって供養され、葬られた。このことは、大手メディアによって詳しく報道されることはなかった(と思う)。
著者・石井光太は、震災後すぐ遺体安置所に入り、そのあまりに過酷な現実をつぶさに観察した。遺体回収にあたる自衛官や市職員、検体にあたる地元の開業医たち。もちろん彼らが顔見知りの変わり果てた姿に出会うこともしばしばだ。その悲しみは、想像することなど決してできない。
遺 -
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石井光太のルポルタージュは、常に陰陽の陽の部分よりも、陰の部分にスポットを当て、対象の本質を読者に伝えている。この作品も同様で、東日本大震災直後の被災地の陰の部分を隠すことなく正直に描いている。文章という極めて少ない情報量でテレビの報道などよりも、確実に真実を伝えているように感じる。
津波により破壊尽くされた街の描写、行方不明の親族、知人を捜す人びと、あまりにも突然の悲劇に取り乱す人びと、被災地での犯罪、被災者の苦悩と戸惑い…
自分も沿岸部に移住して数年の両親の安否を確かめるために震災の1週間後、可能な限りの食糧や水、生活用品を車に積んで被災地に行った。読んでいて、あの時に見た信じられない -
- カート
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試し読み
購入済みおすすめします。
読みやすい文体ですが、内容は重いです。人によってどのように感じられるかは分かりませんが、続編も含めて、一度触れてみる価値のある世界観だと思います。
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[2014.11]貧困の中で生きる人たちについて複数の視点からまとめられている。児童労働、教育、児童結婚、ストリートチルドレン、子ども兵、エイズといったそれぞれの現状とそれが起きている背景にある要因について、著者が現地で取材した具体的な内容を元に書かれている。
1つの問題を解決しようと考えても、連鎖的に複数の社会的問題が絡み合っている貧困の現場。
全ての問題を解決することは出来なくても、1人の孤児あるいは1つの事象と真摯に向き合っていけば、必ず道は開けると感じることが出来る力強いメッセージが込められている。
世界の貧困、国際協力に興味があるけど、何をすれば良いか分からないと言っている人に超オス