石井光太の作品一覧
「石井光太」の「教育虐待 ―子供を壊す「教育熱心」な親たち」「死刑囚メグミ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「石井光太」の「教育虐待 ―子供を壊す「教育熱心」な親たち」「死刑囚メグミ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
日本大学藝術学部文芸学科卒。2005年『物乞う仏陀』でデビュー。東日本大震災を題材にした『遺体-震災、津波の果てに』が第18回 「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」で「震災・原発報道特別賞」受賞、2013年に映画化。その他作品に『世界の美しさをひとつでも多くみつけたい』、『ぼくたちは なぜ、学校へ行くのか』などがある。
Posted by ブクログ
17歳を対象にしているため、非常に分かりやすく読みやすい。17歳は遠い昔であるが、読んでよかった。大人も読むべきだと思う。
まず、日本における相対的貧困、世界における絶対的貧困について。日本国民の1/6が貧困層であるということ、世界には7億人が絶対的貧困に陥っているという事実。
貧困と犯罪が密接に結びついていることが、いくつかの例を挙げながら述べられていて、とても分かりやすかった。まともな教育を受けられなかったり、自己肯定感が著しく低下した結果、悪い大人たちに騙されて犯罪に走る子たちがなんと多いことか。また、私たちがこのような貧困を「無関心」により放置した結果、増税や犯罪増加などそのしっぺ
Posted by ブクログ
「国語力を育てることって成果主義とは真逆で、目に見えないものなんです。」(p.129)
ここで言う国語力とは、言語力、思考力、判断力、想像力、表現力、調整力…という学問(教科)以前の、学ぶための力で、いわゆる教科としての国語力はその先のにあるものだと私には思われる。
学校では教科を教えることがメインで行われているが、それ以前の学習するための力をつける活動が意識されることは、よほど開明的な教師でもなければまずない。
やらなければいけないことを終わらせるだけで精一杯だからだ。全体のテストの点数が低かったらその学習は失敗なのだ。
今井むつみ著『学力喪失』では、遊びや体験の中で正しいスキーマを身