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Posted by ブクログ
久しぶりにゾンビーズシリーズを読み。
そう言えば読んだことなかった…と思い、
本作を購入。
最初にゾンビーズシリーズを読んだ頃、
たぶん10年ぐらい前。
窪塚くん主演で映画になっていたのだけは、
覚えていて。
だけど、
「在日朝鮮人」とか
「在日韓国人」とか
『国籍』とか
あらすじを読んで、読まずじまいになってました。
今こうして読めて良かったです。
何で、こんなに胸が痛いのか。
そして何で、こんなに悔しい気持ちになるのか。
それは自分の中の差別につながるような
無意識のバイアスや防衛本能のようなものを
少し見つけて気まずい気持ちになっているのか、
杉原の心情を思うと、
苦しくなるけど、
それすら正常?正しい?感情なのか。
選んで生まれ落ちたわけではないのに、
杉原のお母さんもお父さんも叔父さんも。
地球はひとつってわかってるし、
国境なんて人が勝手に引いた線なだけなのに。
どうしてこんなに世界は複雑になってしまったのか。
平成19年刊行で、
時代を感じる描写もあるけれど、
良くも悪くも変わってないこともあって。
変わってないことを突きつけられた気もします。
むしろ深まっているようなものも。
本作もゾンビーズも登場人物達が愛しいこと。
明日から私が見る景色が少しだけ変わってるんじゃないかと思える一冊です。
Posted by ブクログ
僕もお父さんも不器用だけど、情に厚くて、どこかキュートで、魅力的な人物だった。
語り口がとても読みやすくて面白くてスイスイと進んでしまった…!
今でこそ色々な場所と行き来が増えて、色んな人との繋がれるようになって、それはそれでまた新しい問題が出てきたりしているけど(問題がゼロになることなんてないんだろうけど)、この頃はとにかく自分たちが正しくて、他を受け入れると色々な不都合が出てくるから、差別が存在して、巻き込まれて苦しむ人がたくさんいたんだなあと思う。
友達の正一と僕の会話は賢くもあり、温かさを感じることもあり、ずっと見ていたいなと思った。
お父さんも息子が大好きで、守ろうとしている気持ちが伝わってきたし、僕も反抗しながらも父のかっこよさを感じていることかあつかった…。
僕の恋も、どこかで通じ合っている2人がとても素敵だった!
読んだのは学生の時だったから10年以上も前になるけど、今回もとっても面白かった〜!
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