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Posted by ブクログ 2024年02月10日
恋愛小説だけどそれだけじゃない!!
性格が真反対な萌とるり子の生き様がすごい好き!女だからなんだって強く生きたい気持ちと女ということを武器に生きてやろうって気持ち、どちらにも傾くことがあるから、この2人をみているとどっちだって間違いじゃないんだって思える!
女であるという時点で既に共犯者。みんな仲間...続きを読む
読み終わって読んで良かったと思える作品でした。
唯川恵さんの作品は沢山読みましたが、こちらはちょっといつもと違うなと思いました。
恋愛小説でもありますが、女性の真の友情のお話だと感じました。
2人の女性、タイプは違う2人なのにどちらにもどこか共感できる部分がありました。
Posted by ブクログ 2024年03月17日
2004年(発出2001年) 331ページ
第126回直木賞受賞作です。
著者の唯川恵さんは、若い頃にコバルト文庫で作家買いしていた小説家です。やさしい雰囲気の恋愛小説が大好きで新刊が出ると買っていた記憶があります。小説をめったに読まなくなっていた時期に直木賞受賞のニュースを見て、ジュニア向けか...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月28日
「女はいつだって女であるということですでに共犯者だ」
「男が結婚しているという事実は、どこか安心感をつれてくる。」
唯川恵さんの小説で出てくるこのようなアフォリズムは、小説を手にするたびにどのようなことがあるのだろうとワクワクしてみます。ただ私が未熟者なので、納得!とまではなりません。ただそんなこと...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月21日
私の身の回りには起こり得ない刺激的なお話だったけど、こうも自分を持ってるるり子がかっこよかった。でも実際にるり子が居たら嫌いなタイプ、って部類に入れてたなきっと。笑
世の中にはいろんな人がいて、いろんな生き方があって、歳を重ねる度にそれを重々と感じる。そう思うと世界が大きく大きく見える。自分なんてち...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月15日
女として弱さを抱えてもなお、冷ややかに、強かに生きていく方法が
するっと入ってくる用に書かれている
るり子を見ても、萌えを見てもどちらも凄くかっこいい
それでしか得られない安心感を肩足立じゃなくて、両足でたって、自分の人生を仁王立ちで決めたい
27まであと4年、、少ししかない
一気読み面白かっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月06日
軽快に書かれているけれど、何か真理をついてくるような恋愛小説、かな。
27歳の二人の女性は、5歳からの付き合い。美人で強欲なるり子、自由に生きる為の3回目の結婚。きちんと自分で生きたい、自分さえ信じられない萌。とうてい合わないそうな二人だけれど、どこか依存し合う。
対象的な二人の恋愛。
るり子に語ら...続きを読む
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