肩ごしの恋人

肩ごしの恋人

550円 (税込)

2pt

欲しいものは欲しい、結婚3回目、自称鮫科の女「るり子」。仕事も恋にものめりこめないクールな理屈屋「萌」。性格も考え方も正反対だけど二人は親友同士、幼なじみの27歳。この対照的な二人が恋と友情を通してそれぞれに模索する“幸せ”のかたちとは――。女の本音と日常をリアルに写して痛快、貪欲にひたむきに生きる姿が爽快。圧倒的な共感を集めた直木賞受賞作。

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肩ごしの恋人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年02月16日

    終わりが綺麗。未来へ希望が持てた。
    最近読んだ中で1番。最初はゴールが見えなくて読み続けるか迷ったが読んでいるうちに物語に惹き込まれて人生の中で大事なものって?などいろんなことを考えさせられた。

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    Posted by ブクログ 2024年02月10日

    恋愛小説だけどそれだけじゃない!!
    性格が真反対な萌とるり子の生き様がすごい好き!女だからなんだって強く生きたい気持ちと女ということを武器に生きてやろうって気持ち、どちらにも傾くことがあるから、この2人をみているとどっちだって間違いじゃないんだって思える!
    女であるという時点で既に共犯者。みんな仲間...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月14日

    るり子は芯があって潔くて見てて気持ちいいから好きだし、萌も冷たさの中に優しさがあって惚れ惚れしちゃうし、崇なんてもう私の家にも居候してほしい!とにかく登場人物も物語のテンポも全部が好き

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    購入済み

    2020年07月18日

    読み終わって読んで良かったと思える作品でした。
    唯川恵さんの作品は沢山読みましたが、こちらはちょっといつもと違うなと思いました。
    恋愛小説でもありますが、女性の真の友情のお話だと感じました。
    2人の女性、タイプは違う2人なのにどちらにもどこか共感できる部分がありました。

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    Posted by ブクログ 2024年03月17日

    2004年(発出2001年) 331ページ

    第126回直木賞受賞作です。

    著者の唯川恵さんは、若い頃にコバルト文庫で作家買いしていた小説家です。やさしい雰囲気の恋愛小説が大好きで新刊が出ると買っていた記憶があります。小説をめったに読まなくなっていた時期に直木賞受賞のニュースを見て、ジュニア向けか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月01日

    間反対の2人の女性を描いていたら、結局のところ2人とも同じ感じに収まっていて面白かった。
    ルートは違えど自由に生きる女性の形を表していて面白いかった。

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    Posted by ブクログ 2024年02月28日

    「女はいつだって女であるということですでに共犯者だ」
    「男が結婚しているという事実は、どこか安心感をつれてくる。」
    唯川恵さんの小説で出てくるこのようなアフォリズムは、小説を手にするたびにどのようなことがあるのだろうとワクワクしてみます。ただ私が未熟者なので、納得!とまではなりません。ただそんなこと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月21日

    私の身の回りには起こり得ない刺激的なお話だったけど、こうも自分を持ってるるり子がかっこよかった。でも実際にるり子が居たら嫌いなタイプ、って部類に入れてたなきっと。笑
    世の中にはいろんな人がいて、いろんな生き方があって、歳を重ねる度にそれを重々と感じる。そう思うと世界が大きく大きく見える。自分なんてち...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月15日

    女として弱さを抱えてもなお、冷ややかに、強かに生きていく方法が
    するっと入ってくる用に書かれている

    るり子を見ても、萌えを見てもどちらも凄くかっこいい
    それでしか得られない安心感を肩足立じゃなくて、両足でたって、自分の人生を仁王立ちで決めたい

    27まであと4年、、少ししかない

    一気読み面白かっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月06日

    軽快に書かれているけれど、何か真理をついてくるような恋愛小説、かな。
    27歳の二人の女性は、5歳からの付き合い。美人で強欲なるり子、自由に生きる為の3回目の結婚。きちんと自分で生きたい、自分さえ信じられない萌。とうてい合わないそうな二人だけれど、どこか依存し合う。
    対象的な二人の恋愛。
    るり子に語ら...続きを読む

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