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「恋」という魔物にとりつかれた女は、ときに、自分自身でも思いがけないことをしてしまう。七々子の場合がそうだった。好きになった彼にはすでに恋人がいた。あきらめきることができない七々子のとった行動は、彼の恋人、美咲に近づき、友達になることだった。嘘をつき、おとしいれ、そうまでして手に入れた恋。一途に思う心には偽りはなかったはず、だけど……。女心の深淵をえぐる恋愛長編。
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Posted by ブクログ
駿を巡って女性2人の奪い合い。 女心って怖いなとも思うし、 恋も怖いと思う。 でも結局嘘をついて恋人を引き裂いて自分のものにしてもそれは自分にまた返ってくるし、 心は満たされない。
恋に溺れている時はエゴの塊だよなーと思う。 自分の持っていないものに対する対する嫉妬、欲、見たくない己の醜い部分をこれだけ直視して自分に辟易している七々子は、ある意味素直でとても人間らしいなと思う。皆んな誰しも少なからず思い当たる感情が散りばめられているような気がして、苦々しく思いながら読んだ。 大...続きを読む切な恋が実らなかった時も「私がダメだったんだ」じゃなくて、単に縁がなかったんだな、と思えるようになると、尚人のようなありのままを受け入れてくれる人を大切に思えるようになるのではないかなと思います。経験は無駄じゃない。
久しぶりに読んでて心が苦しかった。すごく。 なぜかナナコの気持ちはよくわかった気がした。自分の心に響いてきた。自分には経験のないことだし彼女のしたことはよくないし、彼女自身につけも回ってきているけど。 なんだろう、彼女を嫌いにはなれなかった。 でも美咲は好きじゃないと思ってしまった自分がいた。...続きを読む それくらいナナコに感情移入して読んでしまった。 ここまで人を好きになるってことが自分にはあるんだろうかと考えた。
「愛しても届かない」 すべて読み終えた後にブックカバーを外し、まさしくタイトル通りの恋だと、そう思った。 駿と出会ってからの出来事が、ひとつひとつ丁寧に描写されていて、苦しくなったりすこしゾッとしたり。 恋とは、独りよがりだけど、愛は二人で育てていかなければいけない。 思い通りにいかないもどかしさ、...続きを読むどれだけ愛しても自分とは結ばれる運命になれなかった主人公のしたたかで、淡い恋の話。 そしてその話が過去のものとして描かれているけど、含みを持ったラストが素敵でした。
再読。唯川恵さんの作品で2番目に好きな話。 本書は2001年版。1995年刊行のものを文庫化に当たり大幅に加筆・訂正。プロローグがついて綺麗にまとめられた感じ。 1995年版のほうがストレートで勢いがあって好きだな。 好きになった男に、すでに恋人がいたらどうすればいいだろう。 あきらめる。嫉妬する...続きを読む。片思いに徹する。売り込む。奪う。 七々子がしたことは、彼、沢島駿の恋人、美咲と友達になることだった。 小説にするとおどろおどろしい気がするけど、案外ありそうな話。
愛しても届かない。まさに。表題通りと読後に痛感する。常に内心人を見下し自分が優れていると思い込んでいたが実際は、軽率で嘘つきである。暴走を止めてくれる本当に深い友人もいない為より手がつけられない事態に。哀れである。が、明日は我が身と言えよう。それだけ激しい恋に堕ちると人は正常な判断なんてできないのだ...続きを読むろうから…
女って怖いなあと思いつつ、自分だったらどうしていたのだろう。 頭では諦めると思っていても、どうしようもなく好きだったら奪いにいくのだろうか。 身近で起こりそうで、ハラハラした
好きになったら、なりふり構わず。そういうのって、若い頃には誰しも経験があるのでは? この本にでてくる七々子のやったことは許されることではないけど、気持ちはわからなくもない。ただ、美咲からしたら人間不信になるどころの騒ぎじゃなく、本当に酷いことだと思う。 ただ、どの登場人物も幸せになってほしいな、と...続きを読む思った。
好きになった彼に、すでに恋人がいたら…? ①あきらめる ②嫉妬する ③片思いに徹する ④売り込む ⑤奪う 七々子が選んだ道は 彼の恋人・美咲と友だちになることだった! 裏切りの恋の行方は? 読みだしたら 続きが気になって一気に読んでしまいました。 恋する女の執念はすごい。 この本を読んで ...続きを読む女は怖いって実感しました。 恋をすると周りが見えなくなってしまって…。 恋は盲目。ご注意あれ! ぜひ皆さん 読んでみてください。 NEWS
恋人がいる男性、駿のことを好きになってしまった七々子がとった行動は、その恋人美咲と友達になること。 「そんなつもりじゃない」と思いながらも少しずつ美咲を裏切り、駿に近づいていく。悪になりきれないからタチが悪い。 恋をすると人はエゴイストになる。 多かれ少なかれ周りを振り回し傷つけて、そうして手に入...続きを読むれたものが本当に自分を満たしてくれるのかは誰にもわからない。 * 大人になった七々子が若い頃の恋を回想する、という構成になっていたのが救いかも。 * 自分にも尚人という恋人がいるのに駿のことを好きになってしまって葛藤する七々子の描写があって、唯川恵さんは本当にこういう描写が鋭いよなと思う。 駿のことを想いながら尚人に抱かれることができる。 尚人に別れを切り出されて、泣いてしまう。 “傷つくのは悲しい。けれど傷つけることも、こんなにも悲しい。悪いのは自分だ。もっと責めてくれればいいのにと思う。”p122 こうやって苦しむ様子すらエゴの塊だ。
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唯川恵
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