愛には少し足りない

愛には少し足りない

小説・文芸
495円 (税込)

2pt

結婚をして家庭をもち、夫のために食事を作る、そんな平凡な生き方が、自分の求める幸せの形だと早映は思っていた。恋人・卓之の叔母の結婚パーティで、麻紗子と再会するまでは……。麻紗子の奔放で自由な生き方に、反感を覚えながらも、自分の中に同じ欲望があることに気づく早映。卓之、彼の叔母・優子、優子の夫……。それぞれが幸せを求めて、模索していく様を描く長編恋愛小説。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    愛には少し足りない
  • タイトルID
    :
    357385
  • ページ数
    :
    248ページ
  • 電子版発売日
    :
    2016年02月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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愛には少し足りない のユーザーレビュー

唯川恵作品の中でも、ストーリー展開にこれほどまでに引き込まれて読み進めていってしまうほど、面白い作品です。将来設計を考え始めなければいけない年頃の女性心理や行動は、自身の中にある本質的な欲望を知った時に変わっていく…。読み始めは、いつもの唯川作品らしく柔らかですが、終盤に近付くにつれ読む速度が速くなってしまうくらい話の先が気になります。結末まで読んで余韻に浸りながら、自分は主人公と同じ選択をできるだろうか。と考えてたり、自身の中になる本質的な欲望を受け入れたとき、自分自身はどうなっていくのだろうと考えてしまう、女性にとっては、自分自身に置き換えて楽しめる作品です。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    欲に忠実に自由奔放に生きるのも、見せかけの愛でも自身を無理に納得させて生きるのも、結局自分がやりたいことをしていることに変わりはない。最も、そこにモラルや常識などはない。あ〜刺さる! と、うんうんと共感しながら読んでしまったのは自分が歳をとったからだからだろうか。

    0
    2025年01月24日

    Posted by ブクログ

    結婚を望み、平凡で安定した生活を望んでいた早映。望んでいたものが手に入る中で数年前に偶然から命を救った麻紗子をとの再会により少し運命が変わる。
    麻紗子は情熱的で生きることも死ぬことも同じうように扱い、自分の欲するままに男とセックスし、自由に生きていた。
    麻紗子は自由で刺々しい。発する言葉には毒が含まれているようだが彼女の経験から出る自信にみなぎった言葉に圧倒される。自らを信頼している人の激しく力強い言葉は心に突き刺さる。
    麻紗子の死をきっかけに早映は自分の内なる欲望に素直になり、光を影をどちらも楽しむようになる。そこに足を踏み込めば簡単には抜けられない。

    ☆
    最終章で心をえぐられた。幸せな生活のが光というのならば、必ず影もあるがそれは簡単に善悪で区別できるようなものではない。
    自分の内なる欲望には気づかなければ、もしくは知らなければいいのか。いつか気づいて絶望し諦めるのか。
    この物語を読み進めながら読んでいる自分の欲望はどうなのかと見つめなおした。
    この本との出会いだって偶然だ。人生は偶然の出会いでいくらでも変わっていく。必然かのように。

    恋愛小説といえども本作は官能的・衝動的で光と影がある。セックスの最中の人間はとても敏感になり夢中になる。終わればまた日常に戻る。その対比がとても心を楽しませてくれる。

    0
    2023年01月09日

    Posted by ブクログ

    高校生の時に読書感想文が書きたくて借りた本、思ったより重たかった思い出がある。何も知らないからこそ何となくで読むことが出来て読んでて苦しくなることは無かった、でも自分の中で印象深い作品

    0
    2022年08月10日

    Posted by ブクログ

    早映と同年代の私にとっては共感の嵐でした。
    ちょっとした一文一文がズドンと心に来る。
    住んでいるワンルームや会社のデスクを使い勝手良く整えても、結局は借り物に過ぎなくて虚しいとか。
    ポワゾンで身内と会った時に現実に引き戻される感じとか。
    あとはあるがままに生きるって難しいなぁ。やりたいことをやろうっていうけど、やりたいことが何かわからないことが多いよ。と読みながら思いました

    0
    2022年05月18日

    Posted by ブクログ

    やっぱ唯川恵さんの本、好きだなー。

    セックスとはなんぞや、愛とはなんぞや、という問いの答えにちょっとだけ近付けたような、そんな気持ちにさせてくれる小説って感じ。

    誰も彼もが頭の中で計算しながら上手く生きようと踠いているし、幸せになろうと頑張ってる。

    でも、人間には本能も欲もあって。

    誰とセックスしようが自分の勝手だけれど、誰かを傷つけたくはない。

    そんな我儘を不器用に貫こうとして醜態晒して生きるのが、人間なんだろうなぁ。

    セックスの話をしてるのに、なんで愛が出てくるの?という麻紗子の科白には、つい笑ってしまった。

    確かに、そうだよねぇ。



    0
    2020年02月14日

    Posted by ブクログ

    幸せな将来に向けて結婚を決めた31歳の女性が自由奔放に生きる美しい女性に出会ってから今まで認めてなかった自分に気がつく。言い争いの部分がリアルな思想が反映されてて好きだな。愛しい気持ちも打算もウソじゃないし、自由に走った期間もウソじゃない。主人公が現実でいたらどう思うかは分からないけど、自分は自分で決める主人公は少し羨ましいし肯定したい気持ちになった。
    新しい服と完璧なメイクして普段の会社員とは違うものを演じて、出掛けたくなった。

    0
    2017年12月23日

    Posted by ブクログ

    愛するということ、
    女の本質、
    結婚という儀式の有り様。
    様々なことを考えさせてくれます。
    納得のできないところもありましたが、
    面白い一冊だと思います。

    0
    2012年02月01日

    Posted by ブクログ

    唯川作品の中でも結構スキ*。:゚+(人*´∀`)+゚:。

    主人公がどんどん自分らしく(?)なっていく姿が小気味よくて
    楽しいんだけど、優子に少しイラついてしまう…

    0
    2011年01月14日

    Posted by ブクログ

    「つつましやかな結婚<自由な性生活」
    という論調の小説と勘違いして途中で読むのをやめてしまったら、
    それは残念というものです。
    最後まで読むと、そういう結論にはなっていない思うのですが。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    理想的な恋人卓之との結婚が決まり幸福な早映は、彼の叔母優子の結婚パーティでセックスに奔放な麻紗子と出会う。軽蔑しながらも、麻紗子によって早映は自分の「本音」と向き合わされる。一方で結婚式の準備は進むが、卓之と優子には秘密があった。穏やかな未来を信じていたのに、何かが違ってゆく…。本当の幸せを模索する恋愛長篇。

    0
    2014年09月18日

愛には少し足りない の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    愛には少し足りない
  • タイトルID
    :
    357385
  • ページ数
    :
    248ページ
  • 電子版発売日
    :
    2016年02月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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