宮本輝の作品一覧
「宮本輝」の「流転の海(第一部~第九部)合本版(新潮文庫)」「よき時を思う」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「宮本輝」の「流転の海(第一部~第九部)合本版(新潮文庫)」「よき時を思う」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
追手門学院大学文学部卒。1997年『泥の河』で第13回太宰治賞を受賞しデビュー。『螢川』で第78回芥川賞を1978年に受賞。『優駿』で吉川英治文学賞(歴代最年少40歳)、初代JRA賞馬事文化賞を受賞。2作共に映画化された。その他作品に『骸骨ビルの庭』、『青が散る』、『ドナウの旅人』などがある。2010年に秋紫綬褒章受章。
Posted by ブクログ
宮本輝さんの本は、主人公がよく独り言をいう。語り口は朴訥な農家の人が丁寧に陽気に作物を作るのに似ている。読後爽やかな気分が吹き抜ける。
90歳になった徳子おばあちゃんから、90歳の晩餐会を開きたい、それも本格的にと連絡を受ける。なんでも300万弟に出資したところ350万円返ってきてしまったから、それなら老い先短い身。晩餐会でぱあっと食べちゃえというのだ。しかもローブデコルテにタキシードのドレスコード。当日はカメラマンも思い出のために入る。シェフはエリゼ宮でシェフをしていて、そろそろ帰国しようかなという元教え子が務める。
祖母は戦時中に2週間婚姻した夫に死なれ、懐剣で胸をついて自刃しようとし
Posted by ブクログ
錦繍以来の宮本輝さんの小説
徳子おばあちゃんが大切な家族を招き90歳を祝う晩餐会を開催する。
元教師の徳子おばあちゃんが本当に素敵だった。いやおばあちゃんを中心とした家族全員素敵でした。それぞれを主役としたお話を読みたいぐらい。
教え子達の協力のもと行われた晩餐会は抜かりなく滞りなく気遣いのなんたるかを教えてくれた。天晴れでした。
自分の人生に関わった人々すべての生命を褒め称える晩餐会。敬意と讃嘆。
徳子おばあちゃんのものへの審美眼も素敵だった。見ていると幸福になり、やがて幸福そのものになる。そうやって探し集めてきた幸福なものを孫たちの特性に合わせて分け与えていた。
ものに宿る幸福とともに受