避暑地の猫

避暑地の猫

作者名 :
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作品内容

修平の両親が番人として雇われた別荘には秘密の地下室があった。別荘の主、布施金次郎と両親たちとの密約の存在を知った17歳の修平は、軽井沢にたちこめる霧のなかで狂気への傾斜を深めていく。15年の沈黙を破って彼が語り始めたひと夏の出来事とは? 人間の心の奥に潜む「魔」を描ききった傑作長篇小説。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内ミステリー
出版社
講談社
掲載誌・レーベル
講談社文庫
ページ数
288ページ
電子版発売日
2012年06月29日
紙の本の発売
2007年07月
サイズ(目安)
1MB

避暑地の猫 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2015年05月31日

    おそらく、主人公と同じ17歳のころに、私はこの作品を一度読んでいる。およそ30年近く経ってあらためて読んでみると、当時のことが思い出せる。この作品を高校生時代に読んだことが良いのか悪いのか判断がつかないけれど、少なくとも少しは歪んだ方向に進んでしまったのではないかとも思う。

    宮本輝の暗黒面をむき出...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年09月01日

    複雑な関係と感情のもつれの中にいる少年は10代らしい短絡さと潔癖さでゆっくりと地獄へ向かって走り出す。
    地下室が表れてから物語の全体に淫靡で官能的な空気が霧のように立ち込めた。
    とても面白かった。また再読したい。

    ところで、これは作り話だし、物語を面白くさせる要素だとわかっていても、若い女性に性的...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年12月30日

    螢川的な物語を期待して、以前先輩に勧められたこの本を手に取ってみた。
    螢川全然違うやん・・
    古き悪き昭和の香り。サスペンスを追う気持ちで読み進めていくうちに、徐々に宮本輝さんらしい筆致にのめりこんでいった。弱者を描く鋭さと薄暗い虚無感。
    そして全然直接的でないのに(ないから?)、めちゃめちゃ艶かしい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年08月21日

    久しぶりの宮本作品。
    何とも恐ろしい物語でした。
    最初はプロローグがあって、ある無口な男性が入院することになったのですが、突然過去のことを医師に打ち明けるところから始まります。
    軽井沢の別荘とその番人家族の物語なのですが、何もかもが異常な世界で、人間てこんなにも冷酷になれるのかと衝撃でした。

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    Posted by ブクログ 2012年01月25日

    混沌としたまどろみ

    かけぬけるラスト

    なんともいえない後味


    一気に読める。
    何度も読める。

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    Posted by ブクログ 2011年08月09日

    う~~~ん、好き嫌いのはっきりわかれる”内容”だと思う。僕は好きじゃない。けど、次へ次へと読み進んだ。。。。。やっぱり“宮本ワールド”に浸かってるからかな。

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    Posted by ブクログ 2011年02月27日

    初、宮本輝。
    薦められて読んだ一冊。ほかの作品も読んでみたい。

    幸せだったはずの2つの家族の中で、主人公の人格が構成されてゆく物語。
    少年から青年へと変わっていく主人公の人格が、時折狂気に満ちたものに変化する。その部分と、途中から僅かにみせる恋心。

    物語なのに、妙にリアルで衝撃的な作品だった。

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    Posted by ブクログ 2018年10月17日

    青春時代のダークサイド
    宮本輝氏の描き出した青春時代のテーマでは
    一様に健気な男が奮闘しているイメージがありますが。
    こういうダークサイドも妙に印象に残っているんですよね。
    宮本氏の宗教を作品の評価に持ち込むのはやめるべきだと
    思います。見かける場合ちらほらあるんすが。
    ええもんはええと。それだけで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年05月10日

    初版が1985年。再読。誰の言っていることが真実なのか。貴子の可憐さがどろどろな別荘での出来事との対比で際立つ。修平の母親の表裏の乖離が受け入れ難いところあった。久保家の人々が、布施家の人々も、著者が好んで使う「魔」という隘路に迷い込み軽井沢の地で翻弄されていく。とても悲しい物語だ。

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    Posted by ブクログ 2011年09月03日

    う~む。マジで誰か解説してほしい。主要人物の心情や言動の脈絡がわからないというか、矛盾を感じるというか、最後は???の連続でした。期間をおいて読んだので、理解が足りなかったか。
    ・株買い取りは秘密裏のはずが、地下室を暴露するとはどういう料簡?
    ・父はいつ知った?知った後の心の変化の軌跡は?あと無口に...続きを読む

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