新装版 二十歳の火影

新装版 二十歳の火影

660円 (税込)

3pt

3.7

宮本輝が描き出す人生の小説的スケッチ。大阪の下町から雪深い富山に移り住んだ幼い日の思い出、テニスに明け暮れた大学生活、父の事業の失敗と死別、広告代理店におけるコピーライターとしての仕事、そして、文学への目覚め……。『泥の河』で第13回太宰治賞、『螢川』で第78回芥川賞を受賞した著者が、自らの青春時代を綴った、珠玉のエッセイ集。(講談社文庫)

...続きを読む

新装版 二十歳の火影 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年03月21日

    「途中下車」が一番好き。
    電車で出会った彼女と、友人との間で揺れ動く、恋心や嫉妬心など…。電話を待つシーンなどはメールや携帯が発達している現代では考えられない場面だが、それがまた心情を表していてジーンとくる。
    スマホ世代の若い人にもおすすめのエッセイ集。

    1

    Posted by ブクログ 2016年04月03日

    エッセイと言うよりも、短編小説を読んだ感じです。作者自身は、そう言われることは潔しとは思われていないようですが。ご本人の生い立ちが、小説を超えるようなドラマチックなものであることに驚きました。ますます好きになりました。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    中高生の頃に国語・現代文の問題で読んだことのある話がチラホラ。。
    親は選べないけど友達は選べるんだよなーとか思ったり。こういうこと書ける中年になりたいです。

    0

    Posted by ブクログ 2013年07月09日

    著者の少年~青年期を綴った自伝的随筆集。十数年ぶりに再読。作家には、なるべくしてなったとしか言いようがない波瀾万丈の生い立ち。忘れようにも忘れられぬ実体験を、見事に作品に昇華させてきたのだなということが改めてわかる。

    0

    Posted by ブクログ 2012年08月27日

    私の大好きな方たちがそろって宮本輝ファン。彼の文体に多大な影響を受けた、彼の作品が好きだという話をちらほら耳にするので、どんな方なのか知りたくて、少しずつ読み始めた。エッセイのほうが好きだなぁと教えてもらったこの1冊。『にぎやかな天地』と『錦繍』しか読んだことがないので、いまいちピンとこないところも...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    独特の作風の作品も多々あり、エッセイと言うより文学作品を読んでいるような気持ちになる。幼少から芥川賞受賞期に至るまでの自らを綴っている。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    エッセイ集は読むつもりなかったけど、読むものがなかったからなんとなく読んだ。
    いつも車の中に置き、
    信号待ちや、出勤前の駐車場で数分とか、迎えに早く着いたときとか読むのにちょうどよかった。
    エッセイも小説みたいだった。
    彼は詩みたいだと言われるとうれしいみたいだけど。
    でも私は、エッセイを読みながら...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年07月04日

    1978年から1980年頃に発表された作品をまとめたエッセイ集。能登へ旅した時に、同じく一人旅をしていた女性とのふとした会話から、汽車の中での母親の記憶を思い出す「能登の虹」が良かった。旅での刺激が過去を追憶するという。

    "旅へ出ると、いろんな匂い、いろんな風景、いろんな顔々を見つけるが...続きを読む

    0

新装版 二十歳の火影 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文庫 の最新刊

無料で読める エッセイ・紀行

エッセイ・紀行 ランキング

宮本輝 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す