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佐和子、25歳――とりたてて不幸なことなど何もない、しかし決して幸福ではない。ある日、亡き祖父から残された日記帳を読んだ佐和子は、重大な秘密を知る。パリへ旅立ち、祖父の本当の姿を探し求める彼女は、いつしか大切な何かを追い求めている。平凡な自分に何ができるのか? 佐和子が見つける答えは――。女性のひたむきな成長を描く宮本文学の傑作!
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Posted by ブクログ
自分の離婚をきっかけに、祖父との日記との距離を縮める。なぜ祖父が佐和子だけにしか自分の秘密をみられないようにしたのか。祖父が佐和子に知ってほしかった秘密とは。秘密と謎が佐和子を闇に引きずり込む。その闇に佐和子は夢中になっていく。
女性としての魅力、面白くない人間とまで言われてバツイチとなった女性。 物語の最初の印象は悪く言えばお人形さんのようで、共感も感じず、つまらないの一言だったが、話が進むにつれて行動力と決断力を徐々に発揮しだします。そこからだんだん引き込まれてゆきました。
話が思いもよらない方向へ進んで行く。 凄くワクワクする。続きを早く読みたい。そんな小説。 このヒロイン、共感できる。
かなりワクワクした。宮本輝さんは、名前だけを知ってて、実は一冊も読んだことがないという作家さんだったのだけれど、ミステリー?というか、とっても先が気になって、面白い本だった。 つまらない女性が主人公。 悪いところはない。でもいいところも全然ない。女としての魅力も、人間としての味わいも全くないと見合...続きを読むいで結婚した旦那にたった数年で離婚されてしまう。 その彼女に遺産として残された、祖父の日記。 そこに広がる雄大な生き方と、自分の生き方を比べ影響を受ける佐和子。 ただ、結果は、この佐和子に対してはあーやっぱりねという退屈な結末。 そして、その結末は、佐和子が魅力的になることで起こると思われるのだが、上下二巻にわたる最後になっても特に魅力的になっていないので、ふーん。。。。という感じ。 主人公以外は、生き生きとしていて、いい。 132ページの夫婦が気を遣いすぎて、行き違う様が納得がいって、いい。
「ドナウの旅人」のような旅情をかきたてられる ような本を読みたかったんだと思う。 bookoffから来てbookoffへ帰って行きました。
本当に久しぶりの宮本輝です。一時は嵌まってたんですけどね。 なんだか何も解決しないまま投げ出されたような読後感です。謎が謎を呼ぶミステリー仕掛けで話を引っ張って行くのですが、最期に何も謎が解決せぬまま「それで良いんだ」と終わってしまいます。 一方メインテーマである主人公・佐和子の成長にしても、最...続きを読む初からさほど魅力がないようにも思えないし、最後になって魅力的になったとも思えない。なんだか何が書きたかったのか判りにくい作品です。 とはいえ、読んでるうちは流石に読者を引き込ませる美味さを感じるのですが。。。
離婚したばかりの佐和子が亡き祖父から残された日記帳を読み、祖父の隠された過去の真実を求めてパリへ旅立つ。 読みやすい文章で祖父の生きていた時代へと誘われる。
I read this novel from second one... so firstly, I couldn't understand the story, like "Who is him?", "Where is here?".
200602/装丁も素敵な本だ。女性が主人公の宮本作品が読みたくて購入。 この人は男性なのに、なぜこんなに女性の気持ちが分かるのか不思議。横文字が多くて混乱する。
なんだか、宮本輝を好きになったようです。 といっても、ドナウの旅人上巻と、オレンジの壷上下を読み終わったのみなのですが。 どっちも再生がテーマ、といった感じな気がする。 『オレンジの壷』はラストに少し物足りなさを感じつつ、解説を読むと、そのとおり、と思ってしまう。 ナゾを全て解き明か...続きを読むす必要性を深く感じない、そのように作られている、と思う。 この本には、ドンドンドンドン引き込まれていった。 歴史もわかるし、って言うのも面白いって感じるところだったんだろう。 旅に持っていくのにもってこい!だな、とやっと分かった。ゆったりしてるし(いや、でも読みながら急いちゃうけど)成長・再生していく感じが、旅にもってこい!です。 宮本輝に少々はまりぎみ。
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