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幼い日、母に捨てられた兄と妹、夏彦とかおり。心の傷をいだきながら愛を求めてさまよう青春期の二人は、折にふれて海岸列車に乗り、山陰の海沿いの小駅に降り立つのだった。何のために? 生きることの<拠りどころ>を希求する兄と妹に、何が啓示されるのか。男と女の愛のかたちの中に、人生の意味を深く問いかける宮本文学のロマン大作!
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Posted by ブクログ
相変わらず、作者の作品は読みやすいです。後半部分での主人公二人が、じれったいような気がします。下巻で、二人がどうなるのか、夏彦がどうなるのか興味津々です。
宮本さんの描く人間は、みな人間くさく、懐がふかく多様で、リアリティがある。登場人物の絡め方もとても上手だなと思う。陸離とかおりの冒頭の接触と、その後の出会い方など「へーっ」と唸ってしまった。他作品と同様、心にのこる言葉にあふれているし、モスクラブの中の権力闘争の描写なども興味深く読める。単行本で読ん...続きを読むだとき(二十年前!刊行)はどのような感想を抱いたかは忘却しているが、この小説好きな上位に入るなあ。下巻も楽しみ。
最初は珍しく話に入り込みにくかったが、読み進めるにつれ、グングン引きこまれるところは、さすが。流石と書いて、さすが。
主に男女の不倫についての物語なのですが、最後までプラトニックを通したところが好感が持てました。「あとがき」にあるように、最後まで深い関係にならないように書くことは凄く難しいと思いました。
以前はとても好きな一冊だったのですが、東日本大震災後に読み返してみたところ、どこが良かったのかよくわからなくなりました。
オススメされて読んだ本。すすめられなかったら一生手に取らなかったかと思うと、本との出会いも縁ですね。 内容に関する感想じゃないけどふとそんなことを思ったよ。 戸倉先生が素敵でした。
幼い頃、母に捨てられ、叔父に育てられた兄妹のお話です。 叔父の死後、妹は25歳の若さで企業化したカルチャークラブの事業を会長として引き継ぎます。 偶然の成り行きで知り合った、愛する家庭を持つ国際弁護士に支えられながらも、恋心を抱いたことによって辛さや切なさも味わい、人間としても一企業のトップと...続きを読むしても成長していきます。 若い頃から年上の女性の上等なヒモとして生きてきた兄は、旅行先の香港で奇異な経験をし、彼もまた人間として成長を遂げます。 もし私が25歳で企業のトップに立たされたら、と思いながら読みました。 この本に出てくる兄に、私は比較的好感を抱いています。
幼い頃父をなくし、母に捨てられた兄と妹、 折に触れ海岸列車に乗って母が住んでいると聞かされた日本海側の小さな駅「鎧」に降り立つ。 宮本輝さんの小説の中でこれも大好きです。 去年の秋からの相変わらずな宮本輝三昧です(笑)。 登場人物に語らせる痛烈な社会批判、教育批判等が的を得ていて共感できそれも魅...続きを読む力ですね!
幼い頃、母に捨てられた兄と妹。海岸列車はお互いの想いをのせて走る。 男と女では生き方が違うのですね。
もう、読むのは何度目でしょうか 大好きな宮本輝さんの小説の中で 数々の物語上の人物の中で一番好きな人 手塚夏彦と高木澄子が出てくる小説 読むたびに、かおりや夏彦に会いたくて仕方が無くなる ボウ・ザウナの生き様に涙が出そうになる 出てくる人たち皆が愛おしい
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