螢川・泥の河

螢川・泥の河

作者名 :
通常価格 440円 (400円+税)
紙の本 [参考] 506円 (税込)
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作品内容

土佐堀川に浮かんだ船に母、姉と暮らす不思議な少年喜一と小二の信雄の短い交流を描いて感動を呼んだ太宰治賞受賞の傑作「泥の河」。北陸富山の春から夏への季節の移ろいの中に中三の竜夫の、父の死と淡い初恋を螢の大群の美しい輝きの中に描いた芥川賞受賞の名編「螢川」。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
電子版発売日
2013年10月04日
紙の本の発売
1994年11月
サイズ(目安)
1MB

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螢川・泥の河 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年01月16日

    「泥の河」と「螢川」の二篇。前者は太宰治賞、後者は芥川賞を受賞しています。両作品ともに性の目覚めにある少年が主人公。その目に映る大人の弱さ、泥臭さ、悲しさと、自然の儚さ、雄大さ、不気味さ、厳しさ……色とりどりに目まぐるしく変わる描写が叙情たっぷりでした。

    少年は身近な者の死によって、常に死が意識下...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年12月23日

    文学的表現が美しく、内容も素晴らしい。
    こんな文学に出会えて良かったと心から思います。

    泥の河 太宰治賞
    螢川  芥川賞  

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    Posted by ブクログ 2021年07月10日

    「泥の河」戦後高度成長期の裏で必死に生きている人々やその生活を読みながら、昔どこかで見たテレビや映画の暗い映像が思い起こされた。当時は遠い世界のように思っていたが、現実にあったのだと今は思う。
    信雄の両親が喜一姉弟に優しく接する心の持ち主だという所が良い。お祭りの場面は昭和の情景が鮮やかに蘇る。喜一...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月07日

    螢川の圧巻のラストは忘れがたい。20年も前に読んだのに、様々なシーンが記憶に残る。日本の情緒を見事に捕らえている。

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    Posted by ブクログ 2021年06月13日

    著者の初期を代表する「川三部作」のうち二編が収録されている。「泥の河」は太宰治賞、「蛍川」は芥川賞を受賞。
    いずれの作品も貧しさによる閉塞感が主人公の周辺を包み、終始暗いトーンで進行する物語だが、未来へ向けて一歩踏み出そうとする人間の強さが描かれている。特に「蛍川」は富山の美しい情景に心が癒される。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年11月07日

    どんよりした川。鈍い空から降る雪。
    くすんだような色のトーンで、静かに染み込んでくる。
    友、異性、死、情。親の事情。
    ときめきやわびしさや哀しさも体で受け止めてゆく。
    そっと見守る人々の目があたたかい。
    主役の子どもたちのみならず、大人たちにも思いは飛んでゆく。
    大切にしたい世界だった。

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    Posted by ブクログ 2020年02月08日

    泥の河
    戦後の大阪、澱んだ川。埃が舞い、汗が滴る。無垢な主人公が、社会、人生の不条理に触れる。淡々とした展開、平易な文章であるが、風景、心情の描写力、無駄のない、研ぎ澄まされた表現力、紡がれた言葉の奥で漂う言葉にできない感触は、宮本輝作品にしか出せない魅力だと思う。

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    Posted by ブクログ 2018年01月27日

    子は二十歳になるまでは生きていたいと願う親と早くに親を亡くした子。風景と心情がていねいに描かれているいい小説。

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    Posted by ブクログ 2018年01月15日

    うまく言葉にできないのですが、宮本輝という人は「生きてきた」人なんだなと、すごく思いました。人間って、幼い頃は世界と未分化で、それこそ河とか虫とか田畑とかと同じような「世界の一部分」なのだけれど、生きながら独りになっていくのですよね。そのひたむきな哀しさ美しさが見事に紙の上にかきとめられている。胸を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年09月27日

    泥の河

    宮本輝の感性がシャープで、のちのまだろっこしい文章ではなく
    直裁な文体が 叙事詩のように広がっている。
    泥のような河にも 人生は繰り広げられている。
    人生というより 生があり 死があった。
    そして、戦争の焼け跡の 猥雑な雰囲気があり、
    たくましさと心細さが入交じっている。
    戦争に勝ったか ...続きを読む

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