流転の海―第一部―

流転の海―第一部―

作者名 :
通常価格 660円 (600円+税)
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作品内容

理不尽で我侭で好色な男の周辺に生起する幾多の波瀾。父と子の関係を軸に戦後生活の有為転変を力強く描く、著者畢生の大作。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
ページ数
444ページ
電子版発売日
2012年05月25日
紙の本の発売
1990年04月
コンテンツ形式
XMDF
サイズ(目安)
1MB

流転の海―第一部― のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2017年03月07日

     主人公は愛媛弁丸出しでアクの強い大男・熊吾 
    学歴はないがずば抜けた才覚と持ち前の気風の良さとで事業を拡大し一家をなす
     他の登場人物の話し言葉は 当時のあの辺りの大阪弁そのままで 違和感なくしみ込んで来る この人達は 多分作者が実際に見聞きした人たちで ただ順にポケットから取り出して 勝手に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年12月20日

    ワタシにとっていい作品は世界に没頭できる作品。ここにはちゃんと世界と人生が描かれている。ワタシは熊吾の人生に参加し始めたんだと思う。続きが気になって仕方ない作品に久々に出会えた!2巻を昨日買っておいて良かった~!読みます。

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    Posted by ブクログ 2014年10月05日

    母に借りた!くまさん(主人公)が魅力的かといわれると人間らしくて嫌いになりそうな場面もある。でも人間ってそういうものなのだ。

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    Posted by ブクログ 2014年02月22日

    久々の大当たりだ。しかし、超大作(1982年より現在まで続き、第六部発表されている)である。つまり6冊でている訳だが、一冊一冊が分厚い。ただ、そんなことが気にならないくらい一気に引き込まれる。敗戦後の混乱期、わがままで理不尽なおっさんの波乱を見事描ている。

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    Posted by ブクログ 2013年09月27日

    50才を越えた男を主人公に物語はスタートした。商売や日常からの出会いを通じて様々な人と関わって行く。その中で、人の複雑な感情を主人公の想いの中で描写する。人とは時として他人が想いもよらない感情や考えを持っている。一方では、50才になってようやく息子を持った親父は子供が一人前になるまではその事を第一に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年05月26日

    このシリーズは第6部まで続くそうですが、主人公と息子、妻のこれからの人生の展開を早く知りたいです。飽きずに最後まで読めそうで楽しみです。

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    Posted by ブクログ 2013年04月21日

    また読み始めてしまった、このシリーズ。。。
    すっごく面白いのでしょうがない。
    松坂熊吾はもっとも魅力的な登場人物の1人だと思う。その他の人物、エピソード、お話の流れ自体も、本当に縦にも横にも深く広くて、私のベスト5に入る本です!

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    Posted by ブクログ 2013年03月20日

    宮本輝さんの小説はどれも好き!!!
    一所懸命とか真面目とか正直とか、
    すごく大切なことなんだと思う。
    わたしもちゃんと生きようって思う。
    今、映画で話題の「草原の椅子」も原作は素晴らしかった。
    やっぱり、複数回読んだ。
    映画もきっと素晴らしかったのだろうけど観るチャンスなさそう。

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    Posted by ブクログ 2012年07月15日

    ずっと前から 気になっていた「大河小説」
    さすがに いろんなところで いろんな人から
    「これは いい!」と賞賛される作品です

    ついつい 話の中に引き込まれてしまうので
    時間を忘れてしまう
    そして、気がつくと あとこれだけしか残っていない
    と 読むのが惜しくなってしまう

    素敵な「大河小説」に出逢っ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年05月12日

    息子が生まれたら、これを読ませる。一番好きな作家は?って聞かれるといつも困るんだけど、今なら間違いなく宮本輝一択です。この小説故に。そんくらい、私には面白かった。楡家の人々とか、血脈とかすきなひとは、イケる小説だと思うよ。

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流転の海 のシリーズ作品

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1~9件目 / 9件
  • 流転の海―第一部―
    660円(税込)
    理不尽で我侭で好色な男の周辺に生起する幾多の波瀾。父と子の関係を軸に戦後生活の有為転変を力強く描く、著者畢生の大作。
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  • 地の星―流転の海 第二部―
    人間の縁の不思議、父祖の地のもたらす血の騒ぎ……。妻子の健康のため、郷里に引きこもった松坂熊吾の雌伏の三年。戦後史を背景に自らの“父と子”を描く連作長編。
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  • 血脈の火―流転の海 第三部―
    昭和27年、大阪へ戻った松坂熊吾一家は、雀荘や中華料理店を始めとして、次々と事業を興していく。しかし義母の失踪に妻房江の心労はつのり、洞爺丸台風の一撃で大損害を被った熊吾も糖尿病の宣告を受ける。そしてたくましく育つ無邪気な小学生伸仁にも、時代の荒波は襲いかかるのだった……。復興期の世情に翻弄される人々の涙と歓びがほとばしる、壮大な人間ドラマ第三部。
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  • 天の夜曲―流転の海 第四部―
    昭和31年、熊吾は大阪の中華料理店を食中毒事件の濡れ衣で畳むことになり、事業の再起を期して妻房江、息子伸仁を引き連れ富山へ移り住む。が、煮え切らない共同経営者の態度に、妻子を残して再び大阪へ戻った。踊り子西条あけみと再会した夜、彼に生気が蘇る。そして新しい仕事も順調にみえたが……。苦闘する一家のドラマを高度経済成長期に入った日本を背景に描く、ライフワーク第四部。
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  • 花の回廊―流転の海 第五部―
    昭和三十ニ年、松坂熊吾は大阪で再起を賭け、妻房江とともに電気も通らぬ空きビルに暮らしていた。十歳になった伸仁は尼崎の集合住宅に住む叔母に預けられた。居住者たちは皆貧しく、朝鮮半島からやってきた人々が世帯の半ばを占め、伸仁は否応なく凄絶な人間模様に巻き込まれていく。一方、熊吾は大規模な駐車場運営に乗り出す。戦後という疾風怒濤の時代を描く著者渾身の雄編第五部。
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  • 満月の道―流転の海 第七部―
    昭和三十六年。東京五輪へ向け復興は進み、大阪行きの集団就職列車が満員となった時代。六十五歳を目前にした熊吾は中古車販売業を軌道に乗せ、往時の覇気が甦りつつある。息子・伸仁は絵画を愛する少年に成長し、妻・房江はアルコールから抜け出せずにいたが、確かに一家に未来は拓きかけていた。熊吾が博美と再会するまでは。
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  • 慈雨の音―流転の海 第六部―
    昭和34年、中学生になったものの、あいかわらず病弱な伸仁の身を案じていた松坂熊吾だが、駐車場の管理人を続けながら、勝負の機会を窺っていた。ヨネの散骨、香根の死、雛鳩の伝染病、北への帰還事業、そして海老原の死。幾つもの別離が一家に押し寄せる。翌夏、伸仁は変声期に入り、熊吾は中古車販売店の開業をついに果たすが──。「生」への厳粛な祈りに満ちた感動の第六部。
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  • 長流の畔―流転の海 第八部―(新潮文庫)
    昭和38年、松坂熊吾は会社の金を横領され金策に奔走していた。大阪中古車センターのオープンにこぎ着けるのだが、別れたはずの女との関係を復活させてしまう。それは房江の知るところとなり、彼女は烈しく憤り、深く傷つく。伸仁は熊吾と距離を置き、老犬ムクは車にはねられて死ぬ。房江はある決意を胸に秘め城崎へと向かった……。宿運の軸は茫洋たる暗闇へと大きく急速に傾斜していく。
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  • 野の春―流転の海 第九部―
    自らの父をモデルにした松坂熊吾の波瀾の人生を、戦後日本を背景に描く自伝的大河小説「流転の海」。昭和四十二年、熊吾が五十歳で授かった息子・伸仁は二十歳の誕生日を迎える。しかし熊吾の人生の最期には、何が待ち受けていたのか。妻の房江は、伸仁はどう生きていくのか。幸せとは、宿命とは何だろうか――。感動の最終幕へ。
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