天の夜曲―流転の海 第四部―

天の夜曲―流転の海 第四部―

作者名 :
通常価格 825円 (750円+税)
紙の本 [参考] 935円 (税込)
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作品内容

昭和31年、熊吾は大阪の中華料理店を食中毒事件の濡れ衣で畳むことになり、事業の再起を期して妻房江、息子伸仁を引き連れ富山へ移り住む。が、煮え切らない共同経営者の態度に、妻子を残して再び大阪へ戻った。踊り子西条あけみと再会した夜、彼に生気が蘇る。そして新しい仕事も順調にみえたが……。苦闘する一家のドラマを高度経済成長期に入った日本を背景に描く、ライフワーク第四部。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
ページ数
591ページ
電子版発売日
2012年06月15日
紙の本の発売
2005年03月
コンテンツ形式
XMDF
サイズ(目安)
2MB

天の夜曲―流転の海 第四部― のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2016年02月04日

    昭和31年中華店食中毒大阪から富山へ。共同経営者煮え切らなく単身大阪へ。踊り子西条あけみと関係。中古車販売順調に見えたが部下が資金持ち逃げ。息子伸人仁を富山に残し大阪へ。高度成長期

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    Posted by ブクログ 2014年03月08日

    主人公の熊悟はとにかくいろんな事にチャレンジしたり、世話を焼いたり、裏切られたり、感謝されたり、心配させたり、次々に事に対峙して行く様は常にアクティブだ。年を重ね若干強引さやパワフルさが影を潜めたが、生命力に溢れている。また、子煩悩であり、なんだかんだやっても妻を愛している。今後の展開が楽しみだ。

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    Posted by ブクログ 2012年07月12日

    シリーズを読破してしまいたくないためだけに先に引き伸ばしているのだけれど、ややもすれば明日にでも本屋に寄りかねない勢いにさせられてしまう中毒性の読み物。第4作は宮本さんが主人公の年齢により近づき、主人公の心理描写にリアリティが増しているように感じる。運命の岐路に立つ波乱万丈の主人公とその家族の行く末...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年08月12日

    新しい土地で再出発したのに、次から次へと失敗。離れ離れになった家族はそれぞれに苦労しながらなんとか一年を過ごす。特に主人高の妻の孤独さの表現はなかなかで、今まで激動だった前作より心の深い描写が際立っていたと思う。

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    Posted by ブクログ 2011年07月17日

    ※ネタバレ、という程ではないですが、内容に踏み込んだこと書いてます。父としての松坂熊吾の姿がすごく好きです。伸仁とのやりとりや、房江との会話など、愛情に満ちていて読んでいて笑みを浮かべてしまいます。以下、印象に残った言葉と思ったこと「自分の自尊心よりも大切なものを持って生きにゃあいけん」自分の人生に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年01月03日

    本屋さんで第5部を発見。仕事に追われている間に4部も出てたんだと、時間の流れに思うものあり。やはり圧倒的で。出会えてよかった本。

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    Posted by ブクログ 2009年10月10日

    流転の海シリーズ第四部。

    齢50にして長男を得た熊吾さんと家族の周囲には
    多種多様な人間と世の中の泥と光が混在していて、
    このシリーズはいつも色々と考えさせられてしまう。

    たぶん第一部だったと思うが、
    「美しい蓮は泥から咲く」とかいう言葉は
    かれこれ10年くらいたった今でも、
    まだ時折思い出すほ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    昭和31年、熊吾は大阪の中華料理店を食中毒事件の濡れ衣で畳むことになり、事業の再起を期して妻房江、息子伸仁を引き連れ富山へ移り住む。が、煮え切らない共同経営者の態度に、妻子を残して再び大阪へ戻った。踊り子西条あけみと再会した夜、彼に生気が蘇る。そして新しい仕事も順調にみえたが…。苦闘する一家のドラマ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    流転の海 第四部

    第一部発行から20年が経っているという。
    偶然ながら、宮本輝氏が第一部を書き始めた年齢に自分がいる。

    熊吾も変わってきてるし、当然作者の変化もあるのだろう。
    でも、芯はやはり変わってない。
    『心根』 大事ですね。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    このシリーズは一気読みが一番..
    だけど、なかなかでない第5段。
    待ってます、待ってますよ、輝先生。

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流転の海 のシリーズ作品

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1~9件目 / 9件
  • 流転の海―第一部―
    660円(税込)
    理不尽で我侭で好色な男の周辺に生起する幾多の波瀾。父と子の関係を軸に戦後生活の有為転変を力強く描く、著者畢生の大作。
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  • 地の星―流転の海 第二部―
    人間の縁の不思議、父祖の地のもたらす血の騒ぎ……。妻子の健康のため、郷里に引きこもった松坂熊吾の雌伏の三年。戦後史を背景に自らの“父と子”を描く連作長編。
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  • 血脈の火―流転の海 第三部―
    昭和27年、大阪へ戻った松坂熊吾一家は、雀荘や中華料理店を始めとして、次々と事業を興していく。しかし義母の失踪に妻房江の心労はつのり、洞爺丸台風の一撃で大損害を被った熊吾も糖尿病の宣告を受ける。そしてたくましく育つ無邪気な小学生伸仁にも、時代の荒波は襲いかかるのだった……。復興期の世情に翻弄される人々の涙と歓びがほとばしる、壮大な人間ドラマ第三部。
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  • 天の夜曲―流転の海 第四部―
    昭和31年、熊吾は大阪の中華料理店を食中毒事件の濡れ衣で畳むことになり、事業の再起を期して妻房江、息子伸仁を引き連れ富山へ移り住む。が、煮え切らない共同経営者の態度に、妻子を残して再び大阪へ戻った。踊り子西条あけみと再会した夜、彼に生気が蘇る。そして新しい仕事も順調にみえたが……。苦闘する一家のドラマを高度経済成長期に入った日本を背景に描く、ライフワーク第四部。
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  • 花の回廊―流転の海 第五部―
    昭和三十ニ年、松坂熊吾は大阪で再起を賭け、妻房江とともに電気も通らぬ空きビルに暮らしていた。十歳になった伸仁は尼崎の集合住宅に住む叔母に預けられた。居住者たちは皆貧しく、朝鮮半島からやってきた人々が世帯の半ばを占め、伸仁は否応なく凄絶な人間模様に巻き込まれていく。一方、熊吾は大規模な駐車場運営に乗り出す。戦後という疾風怒濤の時代を描く著者渾身の雄編第五部。
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  • 満月の道―流転の海 第七部―
    昭和三十六年。東京五輪へ向け復興は進み、大阪行きの集団就職列車が満員となった時代。六十五歳を目前にした熊吾は中古車販売業を軌道に乗せ、往時の覇気が甦りつつある。息子・伸仁は絵画を愛する少年に成長し、妻・房江はアルコールから抜け出せずにいたが、確かに一家に未来は拓きかけていた。熊吾が博美と再会するまでは。
  • 慈雨の音―流転の海 第六部―
    昭和34年、中学生になったものの、あいかわらず病弱な伸仁の身を案じていた松坂熊吾だが、駐車場の管理人を続けながら、勝負の機会を窺っていた。ヨネの散骨、香根の死、雛鳩の伝染病、北への帰還事業、そして海老原の死。幾つもの別離が一家に押し寄せる。翌夏、伸仁は変声期に入り、熊吾は中古車販売店の開業をついに果たすが──。「生」への厳粛な祈りに満ちた感動の第六部。
  • 長流の畔―流転の海 第八部―(新潮文庫)
    昭和38年、松坂熊吾は会社の金を横領され金策に奔走していた。大阪中古車センターのオープンにこぎ着けるのだが、別れたはずの女との関係を復活させてしまう。それは房江の知るところとなり、彼女は烈しく憤り、深く傷つく。伸仁は熊吾と距離を置き、老犬ムクは車にはねられて死ぬ。房江はある決意を胸に秘め城崎へと向かった……。宿運の軸は茫洋たる暗闇へと大きく急速に傾斜していく。
  • 野の春―流転の海 第九部―
    自らの父をモデルにした松坂熊吾の波瀾の人生を、戦後日本を背景に描く自伝的大河小説「流転の海」。昭和四十二年、熊吾が五十歳で授かった息子・伸仁は二十歳の誕生日を迎える。しかし熊吾の人生の最期には、何が待ち受けていたのか。妻の房江は、伸仁はどう生きていくのか。幸せとは、宿命とは何だろうか――。感動の最終幕へ。

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