【感想・ネタバレ】流転の海―第一部―のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2021年02月25日

主人公の松坂熊吾の生き様は余り褒められたものではないと言いたいけれど、とてもじゃないけれどおいらには出来ないカッコ良さである。ヒトはどう生きるべきか、考えさせられる。

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Posted by ブクログ 2017年03月07日

 主人公は愛媛弁丸出しでアクの強い大男・熊吾 
学歴はないがずば抜けた才覚と持ち前の気風の良さとで事業を拡大し一家をなす
 他の登場人物の話し言葉は 当時のあの辺りの大阪弁そのままで 違和感なくしみ込んで来る この人達は 多分作者が実際に見聞きした人たちで ただ順にポケットから取り出して 勝手に...続きを読む動き回るにまかせている・・・という安心感があって気持ちよくのめり込んた
 熊吾の事業は順調に拡大していたが 最愛の幼い息子が病弱で そのために事業はすべてたたみ 戦前会社のあった梅田の一等地も現金に換え 故郷に帰る 
 朝鮮戦争の気配

第2集が楽しみ

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Posted by ブクログ 2015年12月20日

ワタシにとっていい作品は世界に没頭できる作品。ここにはちゃんと世界と人生が描かれている。ワタシは熊吾の人生に参加し始めたんだと思う。続きが気になって仕方ない作品に久々に出会えた!2巻を昨日買っておいて良かった~!読みます。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年09月22日

20年前から、何度となく再読している作品。まだ続いているシリーズも楽しみにしている大ファンです。
久しぶりにはじまりの流転の海を読んでみると、熊吾の粗暴ぶりにちょっとついていけない感じが自分のなかで芽生えていてびっくり。
こういう親父いるよね・・から、こんな親父駄目だよ。。に気持ちが傾いていました。...続きを読む熊吾の魅力は変わっていないのですが、暴力への圧倒的な否定感が自分の中でうごめく感じです。でも、そういう時代で、熊吾自身も葛藤があり・・そこに焦点をあてた物語ではないですが。
人間の弱さ、強さ、生き様かな?熊吾をとおして描かれた物語は魅力満載です。
時代の流れ、自分も年を重ねての読後感。
シリーズが進むにつれて熊吾も変わっていきますが。
若い時代にこの小説に出会い、未だ完結していない物語。
完結時に自分が何を思うのか、とても楽しみな作品です。

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Posted by ブクログ 2014年10月05日

母に借りた!くまさん(主人公)が魅力的かといわれると人間らしくて嫌いになりそうな場面もある。でも人間ってそういうものなのだ。

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Posted by ブクログ 2014年02月22日

久々の大当たりだ。しかし、超大作(1982年より現在まで続き、第六部発表されている)である。つまり6冊でている訳だが、一冊一冊が分厚い。ただ、そんなことが気にならないくらい一気に引き込まれる。敗戦後の混乱期、わがままで理不尽なおっさんの波乱を見事描ている。

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Posted by ブクログ 2013年09月27日

50才を越えた男を主人公に物語はスタートした。商売や日常からの出会いを通じて様々な人と関わって行く。その中で、人の複雑な感情を主人公の想いの中で描写する。人とは時として他人が想いもよらない感情や考えを持っている。一方では、50才になってようやく息子を持った親父は子供が一人前になるまではその事を第一に...続きを読む考えるようになる。田舎に戻りストーリーがどう展開していくかが非常に高い。妻の房江の女将代行時代の部分が熊吾との結婚以後、描写がないのは何かの前触れか?って考えすぎか。

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Posted by ブクログ 2013年05月26日

このシリーズは第6部まで続くそうですが、主人公と息子、妻のこれからの人生の展開を早く知りたいです。飽きずに最後まで読めそうで楽しみです。

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Posted by ブクログ 2013年04月21日

また読み始めてしまった、このシリーズ。。。
すっごく面白いのでしょうがない。
松坂熊吾はもっとも魅力的な登場人物の1人だと思う。その他の人物、エピソード、お話の流れ自体も、本当に縦にも横にも深く広くて、私のベスト5に入る本です!

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Posted by ブクログ 2013年03月20日

宮本輝さんの小説はどれも好き!!!
一所懸命とか真面目とか正直とか、
すごく大切なことなんだと思う。
わたしもちゃんと生きようって思う。
今、映画で話題の「草原の椅子」も原作は素晴らしかった。
やっぱり、複数回読んだ。
映画もきっと素晴らしかったのだろうけど観るチャンスなさそう。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年12月03日

戦後の混乱の中で、心に傷を負いながらも希望を失わず賢明に生きていく人々の人間模様が描かれています。
人間の二面性、というか表と裏を上手く描いていて、この世には聖人も悪人もいなくて、みんなが両方を持っているんだなあ、と実感できます。

主人公の熊吾は、器が大きく愛情深く豪快な人物なんですけど、妻の...続きを読む他に女を囲っているし、理不尽に激昂し、男女問わず、というか妻にも手を上げるDV野朗です。
魅力的な主人公だな、と思いつつそこだけは気に入らない!!

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Posted by ブクログ 2012年07月15日

ずっと前から 気になっていた「大河小説」
さすがに いろんなところで いろんな人から
「これは いい!」と賞賛される作品です

ついつい 話の中に引き込まれてしまうので
時間を忘れてしまう
そして、気がつくと あとこれだけしか残っていない
と 読むのが惜しくなってしまう

素敵な「大河小説」に出逢っ...続きを読むた時の
あの 「活字中毒」ぶりを遺憾なく発揮させてもらえます

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Posted by ブクログ 2014年12月02日

粋な関西のおっさんの独特な視点から色々教わることが多い。生きるのに必死で、周囲のことなんかかまっていられないはずなのに、なんでそんなに優しいの。人間の側面をそれぞれに体現した登場人物と、熊吾のやりとりが本当に勉強になる。

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Posted by ブクログ 2017年05月20日

熊吾という主人公に対して序盤はあまり
ただの乱暴ものでいい印象ではなかったが
読み進むにつれ房江との出会いや
運送屋、部下たちとのやり取りから
熊吾の人間臭いキャラクターが
興味深くなっていった。
今どきこんな人そうそうおらん
そりゃ、惚れるよなぁ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年12月04日

はたして人の運命というのは生まれ持った天命なのか、はたまた人が手繰り寄せる人命なのか。破天荒ながら義理人情に厚い松坂熊吾を中心に、様々な人間臭いドラマが次々に巻き起こる。重厚な人間ドラマを描いた超大作。いや、何が大作って、1990年に第一部が出版されて以来、いまだに完結されてないっていうね。ちゃんと...続きを読む完結される日が来るのだろうか。

とりあえず4卷まで読み終えて印象に残ったフレーズ。はちゃめちゃな熊吾さんだが、こう生きて行く上でとても重要な「核」になるような発言が散りばめられてて、ハッとすることが多いのがまたこのシリーズの魅力。
・子供ってのは、血がつながったかけがえのない存在だが、それでもやはり理解が及ばない他人でもある。だからこそ、心を砕きに砕いて分かろうとする。この他人だけども真剣に分かろうとする相手が子供。子供がが居ないとこの経験が出来ない。その結果、やはり他人に対してどうこか機微を知らん奴が多いように思う。
・自尊心より大切なことがあることを知らにゃいかん
・この子が将来どんな素敵な子に育ち親を喜ばせるかわからん、草の根を食ってでも育てにゃいけん。

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Posted by ブクログ 2016年05月20日

ハチャメチャな男の物語 
昭和を生きる明治男 面目躍如
はた迷惑な男だが なぜか憎めない 猪突猛進
この宮本輝、偏った宗教家的思想の持主? 右翼?極右?

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Posted by ブクログ 2015年09月16日

10年以上前に一度読んでいるのですが、その時は良さがわからず途中で断念。
今読んでみて、松坂熊吾という人物にものすごく引き込まれています!彼の発する言葉のなかに、時々現れる重み、深み。
妻の房江が、度胸がすわっていてとてもかっこいい。
伸仁の成長も楽しみです。

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Posted by ブクログ 2014年08月11日

うーん、今更だけど、やっぱり宮本輝氏はいい!話が面白いし、こんな私でさえこんな面白いと思えるのはやっぱり文章がいいのではないかしらん。って、こんな文章しか書けない私が偉そうなこと言えませんが、でも言いたくなるほど私は今この本に夢中です。

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Posted by ブクログ 2014年04月17日

読まずにはいられなくなる表現力と、読みやすくムダのない文章力。現代文学の最高峰の小説に間違いはない。最近の小説家にとって、あまりにも高過ぎる頂。

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Posted by ブクログ 2013年12月03日

物語としても連載にしても、ここまで壮大な小説世界は初めて読みました。てっきり5部で完結かと思ってましたが、まだまだ続くようです…。

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