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私は最近、やっとこの人間世界に存在する数ある法則の中のひとつに気づいた。「出会い」とは、決して偶然ではないのだ。でなければどうして、「出会い」が、ひとりの人間の転機と成り得よう(本文より)。――清澄な抒情を湛える数々の宮本作品。その文学世界の秘密を描き出した、自伝的エッセイ集。
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Posted by ブクログ
エッセイの中に出てくるお父さんの記述が気になりました。流転の海を読んでいるから余計かもしれません。宮本輝さんの名作が、何をきっかけに書かれたのかもわかって興味深かったです。
友達から、勧められた一冊。200ページ足らずの薄ぺらい本ながら、実に素晴らしい本であった。いつも、つねに(死)という恐怖が心のどこかで、私を脅かしている。心にグッと迫りくる言葉が どれだけあっただろう。心に迫る部分につけた折り目の数に、驚くばかり。手帳に文章を写し・・~命の器~素晴らしくいい題名だと...続きを読む 改めて思う。
宮本輝 「 命の器 」 著者の死生観がわかるエッセイ。父、富山、競馬、小説、貧乏、病気など 著者の人生の岐路の出来事を綴っている 出会いとは 〜偶然ではない〜どんな人と出会うかは その人の命の器次第 長生きしなければ、結局は負け〜どんなに長生きしても いかに生きたかが重要 いつでも死んでみせる...続きを読むという覚悟を持って、うんと長生きする
人が持つ「命の器」は、大きさが決まっているのだろうか…私が持つ「命の器」は、大きいとは思えないのだけれど、自分の生き方次第で、これから大きくなるのだろうか。また、小さくもなるのだろうか…。
「君の友人を示せ。そうすれば、君の人格を当ててみよう」という内容の言葉を言ったのは、古代ギリシャ時代の賢人だったと思う(名前は忘れてしまったけど)。うわべはそう見えなくても、自分という人間を徹底的に調べてみれば、そうなっていることに気付くはずだ、とか。
命の器、というタイトルから、真面目なエッセイだと思っていたが、そうでもなかった。 色々な雑誌に掲載されたエッセイなので、 シリアスなのあり、軽いものありで バラエティに富んでいる。 特に前半のエッセイはら読みやすく、かつ なるほど…とら思うことも。 著者のエッセイ第二弾
エッセイとはノンフィクションだと思うて居りました 彼のエッセイはフィクションとない交ぜとなっている 危ない あぶない 洗脳されそう
宮本輝が28歳で会社勤めをやめ、「泥の河」で太宰治賞、「蛍川」で芥川賞を受賞するまでのサクセス・ストーリーが大変興味深かったです。神経症気味の青年が小説家を目指して会社を退職したということに周りの人々が驚いたことも肯けますが、かなり特異な例なのでしょうね。宮本を支えた資産家、淀競馬場に親子で凧揚げに...続きを読む行っていた際に出会った縁で祝電を打ってきてくれた会社時代の同僚、同じく祝電を打ってきた荒正人への欠礼の話が印象に残ります。宮本が桃山学院大卒業でながら素晴らしい文章を書いていることのギャップが不思議だったのですが、酒と小説にあけくれた若い日の自伝的文章を読むと謎が解けたように思いました。やはり破天荒な生活をしていた父の思い出も面白いですが、幼年時代に富山に流れた記事を読んで蛍川の背景も頷けたように思います。
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