春の夢

春の夢

作者名 :
通常価格 691円 (629円+税)
紙の本 [参考] 847円 (税込)
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作品内容

亡き父の借財を抱えた大学生、井領哲之。大阪にあるホテルでのアルバイトに勤(いそ)しむ彼の部屋には、釘で柱に打ちつけられても生きている蜥蜴(とかげ)の「キン」がいる──。可憐な恋人とともに、人生を真摯に生きようとする哲之の憂鬱や苦悩、そして情熱を1年の移ろいのなかにえがく、青春文学の輝かしい収穫。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
ページ数
629ページ
電子版発売日
2013年04月19日
紙の本の発売
2010年05月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

春の夢 のユーザーレビュー

感情タグBEST3

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    Posted by ブクログ 2019年10月27日

    忍耐の大切さを教えてくれる。また読みたい。青春のエネルギーと不安定感。ふとしたときにあの世に一歩踏み出してしまうかもしれないような危うさと、その中でも何がなんでも生きてやろうという熱情と。

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    Posted by ブクログ 2017年06月02日

    父が借金の整理を付けずに死んでしまった為に、主人公の哲之とその母は借金取りから逃れる為別々に暮らすことに。
    哲之は田舎のアパートに落ち着くのだが、ひょんな事から蜥蜴と共に暮らすことになる。

    彼女陽子への思い
    バイト先でのホテルでのゴタゴタ
    母親の暮らしを心配したり
    借金取りが家に来るのではという恐...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年03月28日

    私と主人公の哲之を重ね合わせながら読みました。30年以上前に、父の事業が行き詰まり、夜逃げ。一家離散しました。当時、私は26歳、とりあえず友人のアパートに転がり込み、武庫之荘の4畳半一間、共同トイレ共同風呂のアパートに住んでました。日々、債権者が来ることに怯えながら過ごしていました。小説の中に出てく...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年10月09日

    主人公が同じ大学生で「道頓堀川」にも雰囲気が似ているが、安アパートの柱に打ちつけられた蜥蜴を通じて、より深く「生と死」を掘り下げている気がする。
    全体を通して抑えられたトーンで物語は淡々と進行するが、悩みを抱えながらも希望の未来に向かって生きていく主人公の若さが羨ましい。

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    Posted by ブクログ 2020年09月20日

    こういう小説は読後感が気持ち良い。
    青春時代の屈折と解放、自分が同年輩だった時の事を思い出して重ねてみました。
    主人公哲之の恋人、陽子が居なかったら暗い幕切れになっていたんだろうと想像します。

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    Posted by ブクログ 2020年09月05日

    内臓を貫かれたまま柱に釘づけにされ、一年間生き続ける蜥蜴と、父親の借金を背負った苦学生がシンクロする話。
    身動きと取れない蜥蜴と哲之がゆっくりと重なっていくのが新鮮で自然に引き込まれた。

    それにしても、彼女の陽子が素直で一途でかわいい。

    哲之の母の言葉に、実家の母の顔が浮かんだ。
    「夜、寝るとき...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年05月10日

    読み進めていくうちにとても引き込まれる。また哲之という人物に対しても、最初ろくでもない人間やんという感情からだんだん人間味のある愛すべき人間だなぁと変わっていく事に気づく。とても良い作品だと思う。ハッピーな終わり方で良かった。

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    Posted by ブクログ 2020年05月07日

    この面白さを表現するいい言葉が見つからないけど、普通な人の普通な日常の中の普通な感情がすんなり深く入ってくる感じがいい。
    2010/7/21

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    Posted by ブクログ 2018年12月11日

    釘で刺されてしまった蜥蜴は、哲之自身だったのではないだろうか。
    身動きが取れなくなった蜥蜴が、哲之の黒い青春の象徴だったのだろう。
    そして、生きていく希望でもあったのかもしれない。
    青春とは、春の夢のように短い幻のようなものなのか。

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    Posted by ブクログ 2013年08月29日

    亡き父の借財を抱えた大学生「井領哲之」。大阪にあるホテルのアルバイトに勤しむ彼の部屋には、間違って釘で柱に打ちつけたまま生きている蜥蜴「キンちゃん」がいる。可憐な恋人とともに人生を真摯に生きようとする哲之の憂鬱や苦悩を描く。蜥蜴の「キンちゃん」が生と死、束縛され身動きがとれないまま生きる姿として観念...続きを読む

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