にぎやかな天地(上)

にぎやかな天地(上)

小説・文芸
968円 (税込)

4pt

熟鮓、醤油、鰹節といった日本の伝統的な発酵食品を後世に残す豪華限定本を作ってほしい――。謎の老人松葉伊志郎から依頼を受けた船木聖司は、早速祖母の死とともに消えていた糠床を蘇らせる。その後、料理研究家の丸山澄男の協力で日本各地の職人を訪ねるうちに、微生物の精妙な営みに心惹かれていく。(講談社文庫)

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    にぎやかな天地
  • タイトルID
    :
    185264
  • ページ数
    :
    456ページ
  • 電子版発売日
    :
    2012年09月14日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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1~2件目 / 2件
  • にぎやかな天地(上)
    968円 (税込)
    熟鮓、醤油、鰹節といった日本の伝統的な発酵食品を後世に残す豪華限定本を作ってほしい――。謎の老人松葉伊志郎から依頼を受けた船木聖司は、早速祖母の死とともに消えていた糠床を蘇らせる。その後、料理研究家の丸山澄男の協力で日本各地の職人を訪ねるうちに、微生物の精妙な営みに心惹かれていく。(講談社文庫)
  • にぎやかな天地(下)
    880円 (税込)
    聖司が生まれる前に父親が亡くなり、仕事を再開した母親に代わって彼を育てた祖母が生前遺した「ヒコイチ」という言葉がきっかけで大前美佐緒という女性を知り、聖司は道ならぬ恋心を抱く。一方、父親の死にも思わぬ真相が……。発酵という営みに人の生死や結びつきを重ね合わせ、命の根源に迫る長編小説。(講談社文庫)

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にぎやかな天地(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    きっかけはあるちょっとしたひとこと、だったのだけど、迷いつつ入手、読み始めたらはやかった。文章というか文体がなじむのかな?宮本輝さんの作品はたぶん、二回目。使ってある言葉や表現が自分に近い感覚がある。そうしたささいなことが嬉しくなったりして・・・

    内容が濃いので言語化するのがむつかしい。
    まだ下巻があり、それを読み終えたころにはどんな感じになっているだろう?・・・なんだかたのしみだ。

    かなり厚みのある物語だからまずは無事に、そしてしっかりと読み取れるように。

    0
    2015年05月30日

    Posted by ブクログ

    2012年うめこ的ベスト作品!
    本を作る行為が個人的にツボだったばかりでなく,発酵食品のように主人公がじわじわと味を出していくというか成長していくような感じ,周囲の色んな関係の中で成熟していく感じが,じゅわっと味わい深いのです。胃腸にやさしくおいしいよ☆

    0
    2013年01月13日

    Posted by ブクログ

    出来事の作用、時間の作用。心の琴線に触れるどころか、心の襞にじわじわと染み入ります。宮本さんの本はやっぱり私の人生の友。

    0
    2012年09月20日

    Posted by ブクログ

    先日、「テマヒマ」展を観に行って、数日前には、能登でていねいにじっくり作られたいしりを使ったお料理を堪能して、輪島で漆塗りの奥深さに感銘を受けてきたばかりで、偶然手にした本。いろいろなものが私の中で繋がってきて、ドキドキわくわくしてきた。発酵食品のことももっと知りたいけれど、作り手が気になる。そんなことも思いながらページをめくっていた。聖司のような仕事が現実にもあるのだろうか、あるといいなぁ。今、時間をかけることの意味、「待つ」ことの意義をかみしめている。下巻が楽しみ!!

    0
    2012年08月07日

    Posted by ブクログ

    はじめは、酵母や糠味噌の話しを延々読んでて飽きてしまうかもと思いました。しかし、「待つ」ということを大切にしている人々、時の流れを”発酵”として的確に表現していて、とても面白く読めました。

    0
    2012年10月17日

    Posted by ブクログ

    下巻を借りる。なので買う。
    目に見えない、ちいさなゆたかな世界について。
    時間とやさしさについて。

    ・記憶がないこと、話さないこと。

    ○仕事をするかぎりは、いっさい手抜きをせず、仕事とはかくあるべきだというものをなさなければならない(233頁)

    ・勇気は必死で自分の中から引きずり出すもの
    ・勇気は知恵と世界を思いやる心を連れてくる

    ○この世の中のいろんなことに思いやりを持って、右往左往せず大きく包み込む心(254頁)

    ○死ぬ前の五年間が幸福やったら、人生は勝ちや(399頁)

    ・(ええ仕事をする人に共通してるもの)
    ○自分の仕事に、うしろめたさがないんや。そやから、仕事に関しては、いつでも堂々としてられる(402頁)

    ○祖母の姿からも、伝統的製法で発酵食品を造る人々からも、自分は「時間」というものによってのみ与えられる宝物が存在することを知ったのだ(414頁)

    2015.07.14 再読
    ・おいしそうな食べものと時間。

    0
    2015年07月18日

    Posted by ブクログ

    豪華限定本をつくるフリーの編集者・船木聖司は、松葉という人物から日本の伝統的な発酵食品を後世に残すため非売品で五百部の依頼を受ける。
     そして、丸山澄男という女好きで小々癖のある料理研究家と友人のカメラマンの協力のもとサンマの熟鮓、醤油などの取材を敢行する…。

    登場人物の会話、ほとんど軽妙な大阪弁だす。糠床の造り方のレシピを初め、グルメ本のようにお役立ち的な部分もあり( ..)φメモメモ。また阪神淡路大震災の記憶も呼び覚ますシーンもある。
    死というものは、生のひとつの形なのだ。この宇宙に死はひとつもない。こんな書き出しで始まるこの物語は、発酵食品を素材とした人間の生死と絆、愛を描いた壮大な物語だ! 
                                    (下巻へつづく)

    0
    2012年06月28日

    Posted by ブクログ

    濃厚。

    祖母の「死」がまるで一般化されたように始まって、そこから「生」へと絡んでゆく。

    祖母の糠床から繋がってゆく発酵食品についての豪華限定本の仕事。

    そして祖母の遺言から繋がってゆく聖司と美佐緒。

    阪神淡路大震災の記憶。

    それぞれについて丁寧にストーリーが仕上がっていくのは、さすが。読み応えがある。

    下巻も楽しみ。

    0
    2012年06月24日

    Posted by ブクログ

    物語に出てくる題材が色々あり過ぎてあまりピンときませんでした。主人公や他の登場人物についても終盤になってもあまりハッキリとした結末には至っていなくて中途半端感が否めません。

    0
    2017年06月04日

    Posted by ブクログ

    豪華本を作る 編集および職人 舟木は、
    独身 32歳だった。
    阪神大震災の 9年後。

    父親は、まったく 理不尽な形で 死んだ。
    舟木は まだ3歳だった。
    姉は 5歳で 現在は 看護士をしている。
    母親も 病院に勤めている。

    祖母につながる トーストというパン屋の大前美佐緒に
    一方的に 恋心を抱く。
    そして、そのつながりが どのように展開するのか?

    発酵食品の ルーツを探りながら 
    それを 豪華本の 題材とする。

    和歌山 熊野に 醤油の発祥があるという話は
    なんとなく ときめくものがある。
    鮎鮨、サンマ鮨、なれずし。
    発酵食品って 奥が深い。 

    0
    2015年08月12日

にぎやかな天地(上) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    にぎやかな天地
  • タイトルID
    :
    185264
  • ページ数
    :
    456ページ
  • 電子版発売日
    :
    2012年09月14日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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