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Posted by ブクログ 2015年05月30日
きっかけはあるちょっとしたひとこと、だったのだけど、迷いつつ入手、読み始めたらはやかった。文章というか文体がなじむのかな?宮本輝さんの作品はたぶん、二回目。使ってある言葉や表現が自分に近い感覚がある。そうしたささいなことが嬉しくなったりして・・・
内容が濃いので言語化するのがむつかしい。
まだ下巻...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月07日
先日、「テマヒマ」展を観に行って、数日前には、能登でていねいにじっくり作られたいしりを使ったお料理を堪能して、輪島で漆塗りの奥深さに感銘を受けてきたばかりで、偶然手にした本。いろいろなものが私の中で繋がってきて、ドキドキわくわくしてきた。発酵食品のことももっと知りたいけれど、作り手が気になる。そんな...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年07月18日
下巻を借りる。なので買う。
目に見えない、ちいさなゆたかな世界について。
時間とやさしさについて。
・記憶がないこと、話さないこと。
○仕事をするかぎりは、いっさい手抜きをせず、仕事とはかくあるべきだというものをなさなければならない(233頁)
・勇気は必死で自分の中から引きずり出すもの
・勇...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年06月28日
豪華限定本をつくるフリーの編集者・船木聖司は、松葉という人物から日本の伝統的な発酵食品を後世に残すため非売品で五百部の依頼を受ける。
そして、丸山澄男という女好きで小々癖のある料理研究家と友人のカメラマンの協力のもとサンマの熟鮓、醤油などの取材を敢行する…。
登場人物の会話、ほとんど軽妙な大...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年08月12日
豪華本を作る 編集および職人 舟木は、
独身 32歳だった。
阪神大震災の 9年後。
父親は、まったく 理不尽な形で 死んだ。
舟木は まだ3歳だった。
姉は 5歳で 現在は 看護士をしている。
母親も 病院に勤めている。
祖母につながる トーストというパン屋の大前美佐緒に
一方的に 恋心を抱く...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年06月08日
嫁さんから面白いよと紹介された 宮本輝作
「にぎやかな天地 」(上下巻)。
本の装丁家の主人公が発酵食品の本を作るにあたって、
長い年月をかけて出来る発酵食品のさまを取材することで、
自分の仕事や生き方を見つめ直し再出発するストーリー。
ということで、発酵食品の味噌を作りに教室に行って来ました。^_...続きを読む
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