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Posted by ブクログ
下巻を借りる。なので買う。
目に見えない、ちいさなゆたかな世界について。
時間とやさしさについて。
・記憶がないこと、話さないこと。
○仕事をするかぎりは、いっさい手抜きをせず、仕事とはかくあるべきだというものをなさなければならない(233頁)
・勇気は必死で自分の中から引きずり出すもの
・勇気は知恵と世界を思いやる心を連れてくる
○この世の中のいろんなことに思いやりを持って、右往左往せず大きく包み込む心(254頁)
○死ぬ前の五年間が幸福やったら、人生は勝ちや(399頁)
・(ええ仕事をする人に共通してるもの)
○自分の仕事に、うしろめたさがないんや。そやから、仕事に関しては、いつでも堂々としてられる(402頁)
○祖母の姿からも、伝統的製法で発酵食品を造る人々からも、自分は「時間」というものによってのみ与えられる宝物が存在することを知ったのだ(414頁)
2015.07.14 再読
・おいしそうな食べものと時間。
Posted by ブクログ
豪華限定本をつくるフリーの編集者・船木聖司は、松葉という人物から日本の伝統的な発酵食品を後世に残すため非売品で五百部の依頼を受ける。
そして、丸山澄男という女好きで小々癖のある料理研究家と友人のカメラマンの協力のもとサンマの熟鮓、醤油などの取材を敢行する…。
登場人物の会話、ほとんど軽妙な大阪弁だす。糠床の造り方のレシピを初め、グルメ本のようにお役立ち的な部分もあり( ..)φメモメモ。また阪神淡路大震災の記憶も呼び覚ますシーンもある。
死というものは、生のひとつの形なのだ。この宇宙に死はひとつもない。こんな書き出しで始まるこの物語は、発酵食品を素材とした人間の生死と絆、愛を描いた壮大な物語だ!
(下巻へつづく)
Posted by ブクログ
豪華本を作る 編集および職人 舟木は、
独身 32歳だった。
阪神大震災の 9年後。
父親は、まったく 理不尽な形で 死んだ。
舟木は まだ3歳だった。
姉は 5歳で 現在は 看護士をしている。
母親も 病院に勤めている。
祖母につながる トーストというパン屋の大前美佐緒に
一方的に 恋心を抱く。
そして、そのつながりが どのように展開するのか?
発酵食品の ルーツを探りながら
それを 豪華本の 題材とする。
和歌山 熊野に 醤油の発祥があるという話は
なんとなく ときめくものがある。
鮎鮨、サンマ鮨、なれずし。
発酵食品って 奥が深い。
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