ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
ロサンゼルス在住の叔母の、突然の訃報。甥の弦矢が駆けつけると、27年前に死んだはずの叔母の一人娘が、実は死んだのではなく、当時からずっと行方不明なのだと知らされる。なぜ菊枝はそのことを長らく黙っていたのか。娘はいまどこにいるのか。弦矢は謎を追い始める――。生き別れた母子の運命を豊かに描き出す長編小説。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
久しぶりに宮本輝さんの本を読みました。私のおススメの作家さんの一人です。私が勝手にイメージする宮本輝さんの本に登場する主人公は、①それなりの教養を備えている、②運を持っている、③自分を引き上げてくれる出会いや人とのつながりがある、の三つかな。なのですごく羨ましくて、自分もこんな人物になれたらいいな...続きを読むと思いながら読むことが多いです。 「草花たちの静かな誓い」は、もし読者が宮本輝さんについてなんの予備知識も無しに読むことになったとしたら、たぶん「ミステリーかな?」と感じてしまうかもしれません。でも本のタイトルはミステリーっぽくなくて「あれ?」と思うかも。そこが宮本輝さんらしいのですが。 この本のメインテーマではないですが、ゲンとニコがこれから創ろうとしている新しい会社のポリシーは「働いている人たちが幸せになること」です。多くの経営者にも読んでほしい一冊ですね。 私も今日から草花たちに話しかけてみようかな...
ロサンゼルスでの豪邸と偉大な遺産を残し、 叔母の遺言を引き受けることになった主人公が、 亡くなったと思っていた従妹が実は行方不明になっていることを知る。 たくさんのハーブや花が咲き乱れる庭とベランダにかけたガーベラの鉢。 鉢は毎年一つずつ増やすように庭師に依頼していた。 謎を調べていくうちに叔母と...続きを読む従妹の秘密が明かされていく。
カリフォルニアの景色を思い浮かべながら読み進められた。宮本輝さんは実際に行ったのかな? 話は失踪した従姉妹の事が徐々に明らかになっていく事を軸に進められいる。 最後までドキドキしながら読み進める事ができた。 宮本輝さんの作品にはシチューだとかスープで商売を始める描写が多いのですが、今回もありまし...続きを読むた。 流転の海を読み、宮本輝氏の生い立ちの中で飲食業で成功する為に試行錯誤をしたという描写があったので時々作品に出てくる意味がわかった気がする。
ミステリだと思い手に取った。想像していた内容とは違っていたのだが、とても良い一冊に出会えた。 すっと物語に惹き込まれ、社会の光と陰を覗き見た気がした。ストーリーの展開に想像はついたのだけれど、それでも彼らの感情や行動を見守らずにはいられなかった。 人間の表と裏、愛と憎しみ、尊敬と失望。時には人間で...続きを読むはないものに助けられながらも、人は人と関わって生きていく。 秋の高い空に、青すぎる彼の地の空を重ねてみたりした。
高校受験勉強時の問題集で出会った螢川に衝撃を受けて以来、ずっとファンです。この作品もやっぱり自分の中にスッと入ってくる文章、楽しめました。ミステリーとして読むと、もしかすると「?」となるかもしれませんが…
とても穏やかな静かなお話でした。巨額の遺産相続したらおいらはこんなに静かでいられるかなぁなんて思う。そして親子ってずっと強い絆があるんだろうと。
主人公が思いもよらぬことに巻き込まれていく展開。先というか、何故こうなったかという核心がなかなか掴めないところ、最後に回収されていくところが素晴らしかった。
宮本さんもこんな感じのミステリというかサスペンス仕立てのものを書くんだー、というのが最初の感想。 が、しっかりと宮本さんのテイストだった。 良い作品と思うが、一つだけあるのはジェシカという登場人物の描き方が今ひとつな気がする。
クレバーな登場人物たちが 解いていく謎 少しショッキングな謎解きではあったけれど みんながいい方へ進んだ 作者の落ち着いた文章が本当に好き
作者の小説を読むのは初めてだったが、好きな作風だなと感じた。落ち着いた時間の中で読みたいような。 文章の言い回しには違和感があるけど、それがこの作者の味なのかな。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
草花たちの静かな誓い
新刊情報をお知らせします。
宮本輝
フォロー機能について
「集英社文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
青が散る(上)
生きものたちの部屋
異国の窓から
いのちの姿 完全版
海辺の扉(上)
オレンジの壺(上)
海岸列車(上)
骸骨ビルの庭(上)
「宮本輝」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲草花たちの静かな誓い ページトップヘ