無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
このごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ。葵祭の帰り道、ふと渡されたビラ一枚。腹を空かせた新入生、文句に誘われノコノコと、出向いた先で見たものは、世にも華麗な女(鼻)でした。このごろ都にはやるもの、協定、合戦、片思い。祗園祭の宵山に、待ち構えるは、いざ「ホルモー」。「ホルモン」ではない、是れ「ホルモー」。戦いのときは訪れて、大路小路にときの声。恋に、戦に、チョンマゲに、若者たちは闊歩して、魑魅魍魎は跋扈する。京都の街に巻き起こる、疾風怒濤の狂乱絵巻。都大路に鳴り響く、伝説誕生のファンファーレ。前代未聞の娯楽大作、碁盤の目をした夢芝居。「鴨川ホルモー」ここにあり!!
...続きを読むPosted by ブクログ 2024年04月13日
ホルモーとは一体何なのか、
興味本位で良いので読んでみて欲しい。
個人的に大学の青春をホルモーにかけるのも悪くないなと思う。
簡単に言えば、京都を舞台にした合戦。
主人公の安倍(俺)の成長物語でもある。
兎にも角にもハラハラしつつ、若いゆえの恋の歯痒さなど濃縮された物語だった...
京都って素...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月07日
好き(笑)
二浪して京大に合格した安倍は、葵祭のアルバイトの後、そこで知り合った高村と二人一緒にあるサークルから勧誘される。その名は「京大青竜会」。何やら怪しい雰囲気のネーミングと思いつつコンパに参加してみると、事実怪しいサークルそのものだった。『ホルモー』?なんじゃそりゃ?…でもその場で運命の出...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月03日
大学時代を思い出しながら読ませて頂いた。実在する神社や飲食店での描写がリアルすぎて、引き込まれていく。
森見さんの小説同様、万城目さんの作品にも、知的で痴的な若者たち、異次元のキャラクターが登場する。
前半は読みながら笑いを堪える一方で、後半になると胸に熱いものが湧き上がってくる。痴話喧嘩や個人的な...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。