かのこちゃんとマドレーヌ夫人

かのこちゃんとマドレーヌ夫人

506円 (税込)

2pt

かのこちゃんは小学1年生の女の子。玄三郎はかのこちゃんの家の年老いた柴犬。マドレーヌ夫人は外国語を話せるアカトラの猫。ゲリラ豪雨が襲ったある日、玄三郎の犬小屋にマドレーヌ夫人が逃げこんできて……。元気なかのこちゃんの活躍、気高いマドレーヌ夫人の冒険、この世の不思議、うれしい出会い、いつか訪れる別れ。誰もが通り過ぎた日々が、キラキラした輝きとともに蘇り、やがて静かな余韻が心の奥底に染みわたる。

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かのこちゃんとマドレーヌ夫人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月19日

    友人が読んでいたというきっかけで購入。

    最序盤は児童書っぽいかな、合わないか??とか思っていたけれど、言葉の回し方に洒落が効いていて読むほどに進む感じがすごく好きだった。
    始まり方に反して最後はかなり映画的な盛り上がり方もするのに締め方がさっぱりしていて、こういう締め方をする小説は本当に好きなんだ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月17日

    万城目作品の中で、1番のお気に入り。

    指しゃぶりが外れないかのこちゃん。どこか気品漂う猫のマドレーヌ夫人。マドレーヌ夫人を想う優しい犬の夫、玄三郎。鼻ちょうちょを飛ばす仲良しのすずちゃん。どの登場人物を見ても何故か温かく心がホッとする。

    柔らかな日常に起こる驚きの出来事は、さすがの万城目ワールド...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月09日

    最初読み始めたとき、何気ない日常を書いているほのぼのとした作品だと思っていた。しかし、かのこちゃん、マドレーヌ夫人を中心に展開されていく日常はとても柔らかい印象を与えつつ、いつかは訪れる別れの悲しみも表現している。また、作者の最後の比喩的メッセージがたまらなく良かった。

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    Posted by ブクログ 2024年02月19日

    心あたたまる小説。

    主人公は小学一年生のかのこちゃん。この女の子とマドレーヌ夫人と呼ばれる飼い猫を中心として描かれるファンタジー要素を含んだほっこりストーリー。

    かのこちゃんの天真爛漫且つパワフルな言動や行動はどこか懐かしく、好奇心旺盛だった少年・少女時代を重ねた方も多いのではないだろうか。

    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月18日

    ちえがひらかれた、かのこちゃん。好奇心の赴くままに駆け回る姿は読んでいて楽しいし、マドレーヌ夫人との心の通わせ方はとても素敵だった。

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    Posted by ブクログ 2024年02月07日

    大好きな一冊。
    万城目学さんの他の著作は大学生とか若いめの大人が主役のことが多いけれど、(それらも面白くて好きだけど)これは、小学一年生女子と猫と柴犬の物語。
    言葉遣いが独特で、なんだかずっと面白い。

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    Posted by ブクログ 2024年02月04日

    一年生のかのこちゃんは両親と犬の玄三郎とその妻のマドレーヌと名付けた猫と暮らしています。
    刎頚の友であるすずちゃんと出会い、なかなか充実した日々を過ごしています。

    初っ端からかのこちゃんのファンとなってしまいました。

    心がほっこりし、読んでいるだけで笑顔になれるそんな一冊です。

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    Posted by ブクログ 2023年11月17日

    かのこちゃんは、小学校一年生、源三郎という老犬の、小屋に、雨が激しく降っていて、野良猫が、入っていた三毛猫が、かのこちゃんのお母さんの、得意な、マドレーヌの色なので、マドレーヌ、夫人と名前を付けられたマドレーヌ夫人も源三郎犬も、動物同士話ができる普通は、尻尾は、二つに、割れないのに、割れたため、人間...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年10月22日

    7-8年ほど前に読んでいたものを再読。

    日常の中でおこる小さな奇跡、そしてもたらされる確かな成長に心暖まります。

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    Posted by ブクログ 2023年06月11日

    読み終えて胸がふわふわする。

    エピローグで堪えきれなくてぽろっと涙が零れてしまったけど
    最後の謝辞で大爆笑をしてしまった!

    この話も鼻てふてふから寂しいお別れまでの振り幅が大きくとても楽しく優しい心で一気に読んでしまいました。

    マドレーヌ夫人にお会いしたいなぁ。

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