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テレビドラマ化もされた大ベストセラー、ついに電子化。 大学の研究室を追われた二十八歳の「おれ」。失意の彼は教授の勧めに従って奈良の女子高に赴任する。ほんの気休めのはずだった。英気を養って研究室に戻るはずだった。渋みをきかせた中年男の声が鹿が話しかけてくるまでは。「さあ、神無月だ――出番だよ、先生」。彼に下された謎の指令とは?古都を舞台に展開する前代未聞の救国ストーリー!
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Posted by ブクログ
ファンタジーだけど、ちょっとありそうな話なんで、その世界観に浸れます。新海誠さんの映画を見ているような感覚と夏目漱石の坊ちゃんを読んでいる感覚になります。絡んでくる人々は、どこか人がよく、くすりと笑わせるところもあり魅力的に描かれてます。鹿との絡みは面白く、剣道の試合はハラハラし、臨場感ある表現で一...続きを読む緒に熱くなり涙が出そうに。素敵な最後で、読み終わって爽やかな気分になりました。大好き度❤️❤️❤️
お名前は見かけた事がある(しかし読み方は知らなかった)万城目学さんの作品を初読。ヒット作家さんだと知りつつも、テイストを把握していない方の本に手を出すときはいつもドキドキしますが、大丈夫、大当たりでした。 まずは日常から非日常への切り替え方が巧みでした。この手の転回が一番秀逸だったのは「涼宮ハルヒ...続きを読むの憂鬱」だと思っていますが、本作のスイッチの入れ方もなかなか。「単なる学園ドラマで終わらせなんかしないぞ」(いや、学園ドラマとしても秀逸なのですが)と言わんばかりのと気合いのこもったブーストで、実に爽快でした。 ここからの展開の濃さ、ミスリード、怒濤のクライマックスはまさに絶品で読んで頂くほかないのですが、やや長めのエピローグの素敵さも是非言及しておきたいところ。収まるべきところに話を収める過程の丁寧さが、たまらなく好みでした。 集めたい作家さんが、また一人増えました。幸せな事です。あと、奈良に行って鹿をなでなでしたいです(会話は御免被りたい)。
ドラマも好きだったけど、もちろん本も面白い。 ドラマはTVで放送していた時に見ただけなので、だいぶ前の記憶なのに結構覚えていた。本を読みながら鹿の声や音楽とかを思い出しながら、楽しく読めた。 万城目さんの本はクセになる感じがする。まだ読んでない本も読みたい。
テレビでよく見る奈良の鹿やお寺。万城目さんの文章によって構築された自分の中のイメージと照らし合わせるため今すぐのぞみと近鉄に乗って旅をしたい気分になりました。 なんと言っても終わり方が切なくもスッキリぎゅっとまとまってて快哉な気持ちになります! 先生、イトちゃん、鹿、鼠サイコーです。 運びの番、...続きを読む一度やってみてもいいかも。 シカとご覧あれ。
すごく好きなドラマだったので、ドラマを見てたのは子供の頃だけど結構覚えているところも多く話を知ってるところもあった、にもかかわらず最初から最後までとても面白かった! 本を読んでいると序盤、中盤、後半のどこかで疲れることがよくあるが、この本はそんなことはなかった 鹿が良い。読むとすごく奈良に行きたくな...続きを読むり、週末本当に奈良に行ってしまった。 ドラマと違うとこもあったと思うけど、ドラマの各シーンや当時の役者さんが思い出されてとても懐かしかった(とくに児玉清さん)
万城目学版「坊ちゃん」…奈良バージョン。 でも、それだけで終わらない魅力がある。 大学院で研究をしていた"おれ"は、教授の依頼で奈良の女子高校に理科教師として赴任する。下宿先のばあちゃんがいい人で、「あ、この人が"清"だな」と感じる。そのばあちゃんが曲者だと...続きを読む評した教頭が"赤シャツ"かな。"マドンナ"はそのまんま"マドンナ"のあだ名で出て来るし。 でも、さすがに万城目版「坊ちゃん」はそれだけでは終わらない。ある日突然、鹿に話しかけられた"おれ"は、ある重要な任務を与えられる。さらに、剣道部の顧問になった"おれ"は、クラスで最悪な出会いをした女子高生•堀田イトと共に系列校三校対抗戦で優勝しなければならない羽目に陥る。ここでは"スポーツ根性マンガ"に匹敵する対抗試合が展開するのだ。面白い。 『ホルモー六景』で舞台になっていた京都の料理旅館「狐のは」が出て来るなど、シャレが効いている所も良い。他にも、鹿から"呪い"を受けてしまった"おれ"の運命にハラハラしたり、同僚の藤原先生と奈良名所巡りをしたりする描写などもあって飽きさせない。それと、真実のヒロインの位置にいる"野生的魚顔"の少女•堀田イトとの関係も。この世界観、大好きです。
先がどうなるか読めないこのワールド、途中から夢中になって読み進めました。最後の最後、どうなるかと思ったら、こうきたか…!不意打ちでまさか泣くとは。読んだ後の、よかったなあーという安心感と満足感があって、いいお話でした。
まだまだ万城目ワールドに浸ります。 これは、どうしてもドラマ出演者の顔が浮かんできてしまって、映像化されたものを見るのも善し悪しだなーと思いました。 物語としてはもちろん面白いです。「鴨川ホルモー」「プリンセス・トヨトミ」に続き、これまた奇想天外な発想に驚かされますが、日本の危機が迫っているというの...続きを読むに、なんとものんびり穏やかな展開に思えるのは、奈良という舞台ならではでしょうか。(あ、ダジャレになった) 奈良には2回ほどしか訪れたことがありませんが、京都の混雑から逃れて、ふーと落ち着いて観光できた印象があります。いやいや今更ながらですが、歴史的にすごく貴重で好きな方にはたまらなく面白い土地ですね、奈良って。子育てがひと段落したら夫とゆっくり奈良を巡りたいな~なんて思っていましたが、これを読んでいますぐにでも行きたくなりました。 「ホルモー六景」を読んですぐあとだったので、「狐のは」が出てきた時には、「ひゃっは~」と思いました。こういう、作品を超えての小さなつながりを発見するのは、読書好きにはたまりませんね。 で、肝心なストーリーですが、鹿島大明神と奈良の繋がり、なまずのお話、そして卑弥呼の存在など、全くの作り話ではないものの上に、万城目ワールドが展開されていて、妙に説得力があるようなないようなふわふわとした感じがとても心地よかったです。先述しましたが、妙に穏やかで、悪人はいないし、動物はしゃべるし、なんというか安心して読めるというか。 どうにか事が丸く収まった後の、リチャードへのちょっとした仕返しや、マドンナも一緒の散歩(登山)、鹿との会話(ここで芭蕉がでてくるとは!)、ばあさんとの別れ、堀田との出来事など、余韻がまた良かったです。うまいお話の終わらせ方だな~と思いました。 児玉清さんの解説で「坊ちゃん」を意識した作品であることがわかり、自分の知識のなさにガックリ・・・ やっぱりこういうところなんですよね、すんごい突飛な発想から出来たお話だけど、実は万城目学さんのすんごい広い知識がここかしこに生かされている。 今回も存分に万城目ワールドを楽しみました!
すごい面白かったです! ファンタジーの世界にのめり込みました! 終わり方もよかった! ドラマは観てないけど、再放送とかあれば観たいです!
プリンセストヨトミ→鴨川ホルモーと読んで、万城目作品3冊目。すっかり万城目ワールドにハマっているので、この話もバッチリ面白かった。現実ありえないような出来事なんだけど、奈良という歴史ある場所でなら、本当にあるんじゃないかと思わせる、見事な話の構成。散らかった話が、最後にはきちんとまとめられて、モヤモ...続きを読むヤせず終わる、楽しい1冊でした。
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