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人間の血を吸うなんて、ありえない――! 吸血鬼一族・嵐野家のひとり娘でありながら普通の高校生として暮らす弓子だったが、17歳の誕生日を間近に控えたある朝、得体の知れない物体に出くわす。その黒くてトゲトゲの「Q」は、弓子が人間の血を吸わずに17歳を迎えられるか、監視しに来たという……。とびきりキュートですこぶる愉快、けれど忘れられない切なさを残す、新時代の青春小説!
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Posted by ブクログ
万城目さんの作品で、ここまで可愛らしいのは「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」以来ではないかと感じました~ 続編も読まなきゃ!
万城目さんの小説は久しぶりに読んだ。鴨川ホルモーや鹿男あをによしや豊臣プリンセスといった作品は映画化もしくはドラマ化で映像化もされ、元々、映像から入ったけど読みやすい!現代ファンタジーは過去と現代が絡み合いミステリアスな部分も多いのでくる人にはくると思います。ファンタジーは架空の話。現代はリアル。如...続きを読む何にリアリティーな感じ思わせるかが現代ファンタジーの面白さだと思うが、今回は、吸血鬼!いや~架空のものだろう!しかし、もしかしたら吸血鬼は存在する?それが、現代ファンタジーだから、どこかリアルがある訳だし、そこに、リアリティーを描ける万城目さんの著書は好きですね! 400ページを越えるけど、サラッと読める感じかな! 続きがあるような終わり方なので気になります。
吸血鬼小説ってたくさんあるけど、なかなか面白い展開だった。 人間と同じように暮らし、太陽の光も克服し、人間の血を欲することもない。まぁ、今のご時世、あらゆる所に防犯カメラや個人のスマホとかあるのでなかなか難しいよねーと思いながら読む。 脱・吸血鬼はできるのか!Qの過去も悲しいけど、最後は爽やかに終わ...続きを読むった。 登場人物もみんな楽しくていい!
主人公の吸血鬼の女の子が、年相応の軽さがあって世間知らずが故の慎重さと大胆さを兼ね備えていて。友達同士のやりとりはどこまでもコミカルで。 それだけでも面白く読み進められるけれど、吸血鬼の設定というか背景がしっかりしていてさすがとしか言いようがない。 つづきが読みたいです。
吸血鬼である事を隠しながら生活する高校生の悩みや葛藤が見えて、段々と吸血鬼という存在の核心に迫る構成が見事だった! キャラクターも個性があり、会話がとてもユニークだった。2作目も読みたい!
万城目学に物語を書かせると、それはもうファンタジーだとかミステリーだとかのジャンルを超えて、万城目学というジャンルなのではないかと思わされる。 今回の作品も日常生活(とはいえ「吸血鬼の」ではあるが)から始まって、気づけば本当に自分たちと同じ世界に住んでいるのではないかと思わされて、あっという間に読み...続きを読む終えてしまう。 「鴨川ホルモー」でも、本当にホルモーなるものがあるのかもしれないと思わされるし、「鹿男あをによし」でも、奈良には本当に鹿男がいるのかもしれないと思わされるのである。 この作品も日常と虚構の境目を見事にシームレスにつなげている。 やはり万城目学は面白いのである。
弓子とヨッちゃんのやり取りがおちゃめでコミカルで声を出して笑ってしまうほどだった! ほのぼのした日常から一転、囚われたQを助けるための冒険やアクションと振り幅が大きくて楽しめた。続編も読まなきゃ!
最初から最後までずっと面白かった。 小説を読み始める時、知らない人物に対してすぐには感情移入できないというか、トランスに入りづらいけど、たまに最初からトランスに入れる小説がある。 この小説もそうだった。 最初の入りがコミカルで、ずっと雰囲気がそのままだったから最初から最後までずっと面白かったのかな?...続きを読むという自己分析。
万城目学氏の小説は当たり外れが大きい。 奇抜なアイデアにより、日常世界からファンタジー世界への扉が開かれ、冒険がはじまってゆくのが氏の小説の特徴であり面白さである。そうして広がった風呂敷がうまく畳まれればよいが、前半で力尽きたのか、なんとかまとめようとしているのか、尻すぼみでがっかりさせられる作品も...続きを読む何作かある。 前置きが長くなったが、本作は無茶苦茶面白かったです。17歳の誕生日まで血を吸わないでいれば、儀式が成功し、脱・吸血鬼化するという主人公を襲う試練、楽しい冒険絵巻でした。コミカルな友人のヨッちゃんが良いキャラしていて好きでしたね。 続編もあるようなので、文庫化を楽しみに待ちたいと思います(貧乏人)。
はじめのうちは、「万城目学が女子高生の生態の何を知っているのか」という失礼な視点で読んでいたのだが、読み進めるうちにその辺りはどうでもよくなり(この本の真価はそこじゃないから当たり前だ)、ぐいぐいと引き込まれてあっという間に読み終わった。 このところ健やかな眠りのための穏やかな面白さの本を続けて読ん...続きを読むでいたが、この本は寝る前はだめだ、夜更かししちゃうから。 色々気になる終わり方だったが、その展開をあれこれ想像するのもまた面白い。
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