片山恭一の作品一覧
「片山恭一」の「世界の中心で、愛をさけぶ」「愛について、なお語るべきこと」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「片山恭一」の「世界の中心で、愛をさけぶ」「愛について、なお語るべきこと」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
本当に、何も知らずにこの物語と出会っていたとすれば、どんな起承転結になるんだろう、ただ単にヤリたい盛りの高校男子の性春ストーリーなのだろうかって、思いながら読むのかな。
むしろ、そういう新鮮さを持って読み進めたいけどね、純粋に。何も知らずに本屋で手に取って。
と言いながら実際は、ブームから既に十数年も経過して、映画化されドラマ化され漫画化されアニメ化され舞台化されて、興味もなければ知りたくもない情報が勝手に耳に入ってしまっているこの状況で、
あえて今、古本屋で手にした22年前の原作小説を読む、っていう。
「助けてください」っていう名台詞、たぶんこのあたりで言うんやろなぁて気付きながら読む、って
Posted by ブクログ
表紙の美しさに吸い込まれた
青を基調とした1人の女性の絵で
その女性の表情は悲しみにも怒りにも見える
この作品はトランスジェンダーで幼い頃はオノマトペしか話すことの出来なかった(タシケ)
妻殺しを疑われた父のせいで祖母から娘を殺した殺人鬼の娘として育てられた(サヤ)
父が目の前で自らを銃殺し、そのトラウマから言葉が話せなかった(クチナシ)
幼い頃から世界の不条理と戦ってきた3人は
ある日の駅のホームで出会う
タシケは女性であったサヤの名前を捨てて(タシケ)として生きることを決めた
ある日出会った猫とオノマトペで会話する彼から彼が捨てた(サヤ)の名前を付けられた
幼い頃言葉は話せなかったもののオ