雨の日のイルカたちは

雨の日のイルカたちは

小説・文芸
825円 (税込)

4pt

突然死した最愛の夫。悲しみに追い討ちをかけるかのように発覚した、愛人の存在──。「この作品集には、『9・11後の世界』という大まかなテーマで書き継いできた四つの作品を収めている。信じられる確かなものがなくなってしまった。その喪失感、寄る辺なさ、空虚さ、不安定さなどを、それぞれの作品の主人公たちもまた抱え込んでいる。彼らの物語を書き継ぐことで、私は自分がこの世界で生きていることの、小さな足がかりを作りたいと思った。(著者)」

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春e-book
  • タイトル
    :
    雨の日のイルカたちは
  • タイトルID
    :
    130859
  • ページ数
    :
    226ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年09月16日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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雨の日のイルカたちは のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    P39:でも、自分の一生というのが、このわたしの一生という気がしない。なんだか他人事みたいで……だから、かわいそうと思っていることも、きっと他人事なのだろう。
    ひょっとしてわたしたちは、イルカよりも悲惨な人生を歩んでいるのかもしれない。
    P42:ワニといいところは、自分のことだけ考えて生きていることね。
    P44:イルカの顔って、いつも微笑んでいるように見える。
    P56:〜サンマの値段は八十九円。

    付箋を忘れたので。
    すごく心がすり減ってる時に読んだので、一言一言がいつもより重かったし、刺さった気がする。まず、片山さんの表現力というか、世界を見る感覚がすごいんだなって感じた。帯に、片山さんのコメントがあったんだけど、人間は本当に再生するのか。もう、それは別の人生だと考えるしかない気がする。自分も挫折から再生してるとは思えないし、全部違う自分な気がする。確かに、一節にもあったようにあの頃の自分は他人だし、性格も全然違う。挫折後の自分はほんとに可哀想。サンマより、自分の方が生産性ない?美味しくないし…。

    考えることはたくさんあったけれど、読んでいて心が落ち着くし、ミステリーばかり読んでいたから感情が整理できてよかった。

    0
    2026年04月21日

    Posted by ブクログ

    3・11の地震でもそうだし、9・11をきっかけに、人生への思いが変わった人はたくさんいると思う。
    生と死について、それほど深くつきつめて考えたことはなかったけれど、どの主人公の話もひとごとではないような気持ちになった。
    特に最後の話『百万語の言葉よりも』は、すごくつらい別れを経験した時に、もう一度読みたいと思った。

    0
    2013年04月22日

    Posted by ブクログ

    6年ぶりくらいに読んだ
    余韻が多い

    はなちゃんが好きなのとラグビーの男の子の話がよい 生きることと向き合っている?向き合おうとしている、 

    ところ狭し並ぶ自問自答、と日々がやや入ってきて、薄い色調の小説

    0
    2013年02月19日

    Posted by ブクログ

    アンジェラスの岸辺★★★
    雨の日のイルカたちは★★★★
    彼らは生き、われわれは死んでいる★★★
    百万語の言葉よりも★★

    一番共感できたのは、2作目と3作目。生きる、とは?という永遠の問いの答えに、わずかに近付けた気がする。

    0
    2011年11月07日

    Posted by ブクログ

    短編小説集というべきなのかな。
    この人の本は初めてだけど、ぱっと見、表紙が気に入って読んでみた。ジャケ読み。
    とってもよかった。
    心理描写が、俺の好みに合う感じ。
    全体的に暗い話だけど、けっこう好きかも。

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    この人は死に纏わることとか死の観念をものすごく考えているんだろうなと思う。「百万語の言葉よりも」は死について考えるときまた読みたいと思うだろう

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    気持ちが落ちている時によく生きる意味だとか自分が生きる価値はあるのかだとかをよく考えるけど、その問に対しての1つの答えになってくれそうな本だった。
    特に「雨の日のイルカたちは」「彼らは生き、われわれは死んでいる」が好き。
    「百万語の言葉よりも」はいきなりオカルトチックになって微妙だったけど。

    0
    2022年01月04日

    Posted by ブクログ

    4つの短編からなる話。

    生と死がテーマ。

    誕生し、若者の苦悩、老いていく怖さ、死んでもまだ存在している。

    どの話もリンクしあっているように、
    生と死もリンクしている。

    0
    2013年05月13日

    Posted by ブクログ

    短編集でした。一番印象に残ったのが、過労死で夫が死んだことで人生が変わった妻の話かな。浮気相手が出てきたり子どもたちが健気に支えてくれようとしたりが感動的だった。

    0
    2010年03月26日

    Posted by ブクログ

    「世界の中心で愛をさけぶ」の著者ということで、なんとなく手にとってみた。

    4つの短編小説で構成されるこの本の共通のテーマは「生と死」。

    日々なんとなく感じている言葉にできない「倦怠感」というか「けだるさ」みたいなものが物語の中でうまく表現されているが、ストーリーの展開が単調。

    0
    2009年10月07日

雨の日のイルカたちは の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春e-book
  • タイトル
    :
    雨の日のイルカたちは
  • タイトルID
    :
    130859
  • ページ数
    :
    226ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年09月16日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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