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突然死した最愛の夫。悲しみに追い討ちをかけるかのように発覚した、愛人の存在──。「この作品集には、『9・11後の世界』という大まかなテーマで書き継いできた四つの作品を収めている。信じられる確かなものがなくなってしまった。その喪失感、寄る辺なさ、空虚さ、不安定さなどを、それぞれの作品の主人公たちもまた抱え込んでいる。彼らの物語を書き継ぐことで、私は自分がこの世界で生きていることの、小さな足がかりを作りたいと思った。(著者)」
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Posted by ブクログ
3・11の地震でもそうだし、9・11をきっかけに、人生への思いが変わった人はたくさんいると思う。 生と死について、それほど深くつきつめて考えたことはなかったけれど、どの主人公の話もひとごとではないような気持ちになった。 特に最後の話『百万語の言葉よりも』は、すごくつらい別れを経験した時に、もう一度読...続きを読むみたいと思った。
6年ぶりくらいに読んだ 余韻が多い はなちゃんが好きなのとラグビーの男の子の話がよい 生きることと向き合っている?向き合おうとしている、 ところ狭し並ぶ自問自答、と日々がやや入ってきて、薄い色調の小説
アンジェラスの岸辺★★★ 雨の日のイルカたちは★★★★ 彼らは生き、われわれは死んでいる★★★ 百万語の言葉よりも★★ 一番共感できたのは、2作目と3作目。生きる、とは?という永遠の問いの答えに、わずかに近付けた気がする。
短編小説集というべきなのかな。 この人の本は初めてだけど、ぱっと見、表紙が気に入って読んでみた。ジャケ読み。 とってもよかった。 心理描写が、俺の好みに合う感じ。 全体的に暗い話だけど、けっこう好きかも。
この人は死に纏わることとか死の観念をものすごく考えているんだろうなと思う。「百万語の言葉よりも」は死について考えるときまた読みたいと思うだろう
気持ちが落ちている時によく生きる意味だとか自分が生きる価値はあるのかだとかをよく考えるけど、その問に対しての1つの答えになってくれそうな本だった。 特に「雨の日のイルカたちは」「彼らは生き、われわれは死んでいる」が好き。 「百万語の言葉よりも」はいきなりオカルトチックになって微妙だったけど。
4つの短編からなる話。 生と死がテーマ。 誕生し、若者の苦悩、老いていく怖さ、死んでもまだ存在している。 どの話もリンクしあっているように、 生と死もリンクしている。
短編集でした。一番印象に残ったのが、過労死で夫が死んだことで人生が変わった妻の話かな。浮気相手が出てきたり子どもたちが健気に支えてくれようとしたりが感動的だった。
「世界の中心で愛をさけぶ」の著者ということで、なんとなく手にとってみた。 4つの短編小説で構成されるこの本の共通のテーマは「生と死」。 日々なんとなく感じている言葉にできない「倦怠感」というか「けだるさ」みたいなものが物語の中でうまく表現されているが、ストーリーの展開が単調。
タイトルが変わる度に登場人物も変わってしまい、色んな人がいっぱい出てくる作品も面白いが、片山さんのように少ない人数で「あっ、あの時の人だ!!」と思わせてくれるのもいいかも。 おまけに、4部構成の内の3部は記憶に新しいニューヨーク同時多発テロが描かれています。きっと、作者の心に最もグサッときた出来事だ...続きを読むったのだと思います。 私とは全く違った生活、全く違った時間の流れ。なのになぜにこの作品は親近感が湧いてしまうのだろうか?きっと、心のどこかで「こんな生活いいな〜」とか「こんな風に悲しんでみたいな〜」と思っているのだろうか?それとも、人の生と死を作者自身が迷いながらも一生懸命に言葉にしようとあくせくしている姿がとても素敵に見えてしまうからか? 心の声全てを言葉にすることは不可能だと思います。特に人の生と死は、あっけないものなのに、考えれば考えるほど難しい方向に進んでいくような気がします。だからこそ、文章にして伝える題材にはもってこいなのかもしれないなと。○×で決められないテーマがあったっていいじゃないか?曖昧な感じを表現したっていいのではないか?と思います。
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雨の日のイルカたちは
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片山恭一
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