【感想・ネタバレ】雨の日のイルカたちはのレビュー

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Posted by ブクログ 2013年04月22日

3・11の地震でもそうだし、9・11をきっかけに、人生への思いが変わった人はたくさんいると思う。
生と死について、それほど深くつきつめて考えたことはなかったけれど、どの主人公の話もひとごとではないような気持ちになった。
特に最後の話『百万語の言葉よりも』は、すごくつらい別れを経験した時に、もう一度読...続きを読むみたいと思った。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年07月14日

前に一度読んだけれど、また読み返したくなった「雨の日のイルカたちは」。この表紙いいなあ。朝焼けかな?

9.11事件でリンクしている短編小説集。断片的に別の物語の登場人物が絡んでくるから面白い。一貫して感じられるテーマは「生の質」といったところでしょうか。物語によってカタチは違えど。死んだように生き...続きを読むている人とかよくいうあれです。これは何度も読み込んでいくうちに面白くなっていく本だと思う。畳みに寝転がって読む本じゃない。未だに意味不明な箇所もあるし。古本で安かったら買っちゃうかも。

「人生というのは、本質的に人間を小馬鹿にしているようなところがあるな」

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Posted by ブクログ 2013年02月19日

6年ぶりくらいに読んだ
余韻が多い

はなちゃんが好きなのとラグビーの男の子の話がよい 生きることと向き合っている?向き合おうとしている、 

ところ狭し並ぶ自問自答、と日々がやや入ってきて、薄い色調の小説

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Posted by ブクログ 2011年11月07日

アンジェラスの岸辺★★★
雨の日のイルカたちは★★★★
彼らは生き、われわれは死んでいる★★★
百万語の言葉よりも★★

一番共感できたのは、2作目と3作目。生きる、とは?という永遠の問いの答えに、わずかに近付けた気がする。

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Posted by ブクログ 2009年10月07日

短編小説集というべきなのかな。
この人の本は初めてだけど、ぱっと見、表紙が気に入って読んでみた。ジャケ読み。
とってもよかった。
心理描写が、俺の好みに合う感じ。
全体的に暗い話だけど、けっこう好きかも。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

この人は死に纏わることとか死の観念をものすごく考えているんだろうなと思う。「百万語の言葉よりも」は死について考えるときまた読みたいと思うだろう

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Posted by ブクログ 2022年01月04日

気持ちが落ちている時によく生きる意味だとか自分が生きる価値はあるのかだとかをよく考えるけど、その問に対しての1つの答えになってくれそうな本だった。
特に「雨の日のイルカたちは」「彼らは生き、われわれは死んでいる」が好き。
「百万語の言葉よりも」はいきなりオカルトチックになって微妙だったけど。

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Posted by ブクログ 2013年05月13日

4つの短編からなる話。

生と死がテーマ。

誕生し、若者の苦悩、老いていく怖さ、死んでもまだ存在している。

どの話もリンクしあっているように、
生と死もリンクしている。

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Posted by ブクログ 2010年03月26日

短編集でした。一番印象に残ったのが、過労死で夫が死んだことで人生が変わった妻の話かな。浮気相手が出てきたり子どもたちが健気に支えてくれようとしたりが感動的だった。

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Posted by ブクログ 2009年10月07日

「世界の中心で愛をさけぶ」の著者ということで、なんとなく手にとってみた。

4つの短編小説で構成されるこの本の共通のテーマは「生と死」。

日々なんとなく感じている言葉にできない「倦怠感」というか「けだるさ」みたいなものが物語の中でうまく表現されているが、ストーリーの展開が単調。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

タイトルが変わる度に登場人物も変わってしまい、色んな人がいっぱい出てくる作品も面白いが、片山さんのように少ない人数で「あっ、あの時の人だ!!」と思わせてくれるのもいいかも。
おまけに、4部構成の内の3部は記憶に新しいニューヨーク同時多発テロが描かれています。きっと、作者の心に最もグサッときた出来事だ...続きを読むったのだと思います。
私とは全く違った生活、全く違った時間の流れ。なのになぜにこの作品は親近感が湧いてしまうのだろうか?きっと、心のどこかで「こんな生活いいな〜」とか「こんな風に悲しんでみたいな〜」と思っているのだろうか?それとも、人の生と死を作者自身が迷いながらも一生懸命に言葉にしようとあくせくしている姿がとても素敵に見えてしまうからか?
心の声全てを言葉にすることは不可能だと思います。特に人の生と死は、あっけないものなのに、考えれば考えるほど難しい方向に進んでいくような気がします。だからこそ、文章にして伝える題材にはもってこいなのかもしれないなと。○×で決められないテーマがあったっていいじゃないか?曖昧な感じを表現したっていいのではないか?と思います。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

セカチューで有名になった著者。セカチューを読んだ時にも思ったけれど、片山さんは死に関して独特の感じ方をする人という思いがした。この本もしかり。4つの短編だけど、登場人物がリンクしているところがおもしろかった。(h19.9.8)

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

信じられるものを失ってしまった心。私たちに再生の途はあるのだろうか。突然死した最愛の夫には別に愛する人がいた―。深い喪失感を抱えて生きる人たちを祈りにも似た言葉で描く四篇の物語。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

世界の中心で愛を叫ぶ はちょっぴし読みづらかったけど,これはすきです*じつはつながっているショートストーリー;)

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

正しいか間違っているかは別として、あの連中にとって生きることは、それほどまでに狂おしく激しいものなのだ。
(P.118)

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

セカチューよりは面白いけどわからんって感じだった。難しい。片山恭一はわたしには合わないんだって思った。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

「世界の中心で愛を叫ぶ」の著者、片山恭一さんの作品。最初の作品は良かったんだけど、後の方がいまいちだった。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

セカチューよりは好きかなって思うけど、やっぱりどうも心の奥まで来るものがない。文章はキレイなんだけど、なんだろう。もったいないなぁって気がする。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

9月11日のアメリカ同時多発テロから生まれた短編集。内容自体が深くテロに関わるものではないが、ストーリーの中にテロの様子が入れられている。それと同時にイルカを連想させる物が秘められたりして、それがうまく全体をまとめている。
片山恭一の魅力のひとつであると僕が考えるのはタイトルだと思う。私的なタイトル...続きを読むが読者の購買意欲を高める。本当に見事だと思う

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

記録的なHitを飛ばした世界の中心で…の著者、片山さんが9.11のテロ事件をきっかけに書いた4つの短編集がつまってます。考えさせられますよ…いろいろ。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

突然死した最愛の夫には別に愛する人がいた-。深い喪失感を抱えて生きる人たちを祈りにも似た言葉で描く4編の物語。『小説現代』『オール読物』等掲載をまとめて単行本化。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

突然死した最愛の夫には別に愛する人がいた-。深い喪失感を抱えて生きる人たちを祈りにも似た言葉で描く4編の物語。『小説現代』『オール読物』等掲載をまとめて単行本化。


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