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死は生の終着ではない、生への「出発」である
死とは何か?虚無(終着)である―
この“定説”が神なき現代社会を縛りつけている。いま、私たちが行うべきは、死の問い方を「何か」から「何でありうるか」と修正し、一人一人が「死すべき私」を起点として自らの生を定義づけることだ。プラトン以来の人生観の一八〇度転回を求める“逆転の思考”を提示する。
第一章 医学は死を背負いきれない
第二章 イエとムラが支えた死生観
第三章 合理主義がニヒリズムを生んだ
第四章 人間を動物化させる資本主義
第五章 「延命」の果てにある「虚無」
第六章 死は「出発」である
Posted by ブクログ 2013年12月26日
「セカチュー」も好きだったし「ジョンレノン・・・」も「満月の夜・・・」も「きみの知らないところ・・・」もよかった。エッセイ「DNAに負けない・・・」はあたしのバイブル的著書だ。それらに比べて本著は片山思想のさらなる深みが加わった大人の内容。かつて全面に出していた「恋愛至上主義」は非常に薄くなってい...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年08月31日
死は、他人のように、解ったようで決してわからないものである。他者との関係のように、追いつこうとしても決して追いつかないものである。解らなくても尊敬をこめて受け入れればいいのである。死ぬ時はパッと死ぬのではなく、少し時間をかけて死んでゆくので、その時にはじめて理解できるのだ、と思う。死は生きているもの...続きを読む
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