以前の仕事で発達障害であろう部下を任せられることが多く、何か解決策は無いかと思い出たばかりの頃、すぐ見つけて購入しました!
元々精神科や心理学などが好きだったのでスラスラ読める内容で読みやすかったです。
ただ、やはり何かしら知的障害や発達障害がある場合こちらの正解がそちらにとって正解ではないんです
...続きを読むよね。その理解をしてもらうのも難しくて。このケーキを切れないのも何故そうなるのか相手の事を考えても分かり得ない事なんです。
だから非行や犯罪をしてしまう事がしょうがないとは、全く思っていないし。むしろ精神疾患がある場合無罪や刑が軽くなるのは私は違うと思っています。
どうしても頑張れない人達という本も出て早速買ったので読むのが楽しみです。
とてもよく考えさせられる内容でした。
※本の概要※
児童精神科医である著者は、多くの非行少年たちと出会う中で、「反省以前の子ども」が沢山いるという事実に気づく。少年院には、認知力が弱く、「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない非行少年が大勢いたが、問題の根深さは普通の学校でも同じなのだ。人口の十数%いるとされる「境界知能」の人々に焦点を当て、困っている彼らを学校・社会生活で困らないように導く超実践的なメソッドを公開する。