【感想・ネタバレ】ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)のレビュー

ユーザーレビュー

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Posted by ブクログ 2022年05月08日

少年犯罪者というと、何を考えているかわからない不気味な人物であったり、不良のような粗暴な人物と漠然とイメージしていた。でも、認知機能という学習や社会生活の根底になる部分の歪みによってさまざまな困難を人知れず抱えてきたのだと思うとそれが犯罪という形で発散されてしまうというのも理解できた。教育を充実させ...続きを読むて非行や犯罪をなくすことは治安面でも、経済的な面でも有意義なのだとわかった。

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Posted by ブクログ 2022年05月06日

新しい認識を得る新書らしい本だと考える。
何が問題か、問題の形は何か、解決の手段はあるのか、これらを不足はあるけど紹介してくれるいい本。
文中にあった二冊の本も読みたい。

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Posted by ブクログ 2022年05月05日

本書の内容が身近に感じたのはまさに中山七里さんの弁護士 御子柴令司シリーズのおかげだと思う。
そうでなければ医療少年院自体を私は知らなかった。

さらに自閉症やアスペルガー症候群等の発達障害についても最近たくさんの書籍が出ているためある程度の知識を持っていると思っているが、知的障害に関する知識は言わ...続きを読むれてみれば持っていないことに気づかされた。

反省ができる状態にない子供たちがいることに正直驚いたとともに、その少年たちはいつか大人になる。大人になってしまうとさらに厳しい現実に立ち向かわなければならず、出来る限り早い段階で知識のある大人と出会い、適切な処置を受けられるかどうかでその人の人生が変わると思った。

さらにその人を救うことで、その人を加害者にすることもなく、そうすると被害者を生むこともなく、刑務所などに税金を使うこともなく…大きな経済効果があることも知った。

御子柴弁護士シリーズの御子柴氏はIQが高く、さらに医療少年院の中で稲見氏と言う教官と出会い、自分の犯した罪と、どのように償っていけば良いのかを知ることができた。
このもともと持っている知能、運動、社会能力と、きちんと自分に向き合ってくれる人に出会えたからこそ御子柴氏ならではの贖罪を続けられている。
このどちらが欠けても犯罪を犯した人が社会に復帰することは難しいのだと改めて本書の内容から学んだ。

マイナスをゼロにするアプローチと、ゼロをプラスにするアプローチがあって、私はゼロをプラスにするアプローチとして教育の分野に関わっているが、本書を読んでマイナスをゼロにする教育が進まないとゼロをプラスにする教育も進まないことがわかった。
目をそらせない現実を理解し、出来ることをやって行きたい。

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Posted by ブクログ 2022年05月01日

精神科医という専門的見地、矯正施設で法務技官として勤務した経験から書かれた1冊。こういう視点は全くなかったので、勉強になりました。反省以前の問題の人たちがいるという、現実。
社会もこの現実に「気づ」かなきゃいけないんだけど。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年03月26日

サイコな犯罪溢れる現代において
とても興味深い内容でした。

IQ69以下の知的障害には該当しないものの、
IQ70〜84で一定の支援が必要な「境界知能」の子どもたち。
課題があることに社会から気づかれず、
その生きづらさから非行に走って行く。

昨今は「褒める教育」「得意なところを伸ばす」という
...続きを読む風潮が強く、苦手なことを置き去りにしてしまいがちですが、
それが子どもの不安や悩みを真の意味で解決できているのだろうか――

色々考えさせられました。

教員や子どものいる方には一読の価値ある本です。

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感想ですが

明ける 2021年07月09日

28歳、おそらく境界です。。
辛さの集約でした
これからどうしたらいいんだ…?
こんなに沢山の人が買って
読んでいるのは自分と同じような人たちなのだろうか??

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根深い

ねこちゃん 2020年12月11日

あまりにも根深くて、地道な導きが必要なんだと思いました。
基本がわからない以前の問題。
まわりにも勧めました。

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講義で教われないこと

かにゃまんま 2020年08月07日

教員をしています。この本で書かれていることを知らずに過ごすことで、どれほどたくさんの子どもたちのSOSを見逃してきたのかと思うと、より学んでいかなければならないと身に染みました。

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多く教育者に読んでもらいたい

またを 2020年01月08日

困っている子どもは見つかる。
本人は何に困っているかわからない。
でもその困り感を取り除いてあげることで楽に生きることができるだろう。
最後に書いてあったように、まずそれを担うのは間違いなく学校。
非行を犯し、少年院で反省する前にできることがある。
教育や学習の力を信じたくなりました。

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Posted by ブクログ 2022年05月08日

・コグトレは自分が子供できた時にやらせたいと思った。早期に犯罪者になるのを防ぐためには小さい時から相手の立場に立つこと、色んなことを視覚的に学ぶのが大事だと思ったから。
・子供は(ほぼ)全員学校に通うからそこで教育を変えて非行少年に育つことをカリキュラムの一環として入れるのが大切だと感じた。
・また...続きを読む、犯罪者の多くには脳に欠陥があるのも初めて知った。

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Posted by ブクログ 2022年05月05日

福祉職として、うーんて思うところもあったはあったけど、総じてよかった。勉強になった。目の前で見る学校の先生にそんな余裕はなさそうなんだよな、私たちのお仕事がここを強くやれたら存在意義も強いのに。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年04月24日

非行少年達が抱える本当の意味での問題を初めて知ることが出来た。

今までは、家庭環境が良くなかったのでは?とか、教育をしっかり受けることが出来ていなかったのでは?などと思っていたが、それ以前に、理解力や認識力に問題がある可能性があるという点は、驚きだった。
自分が、この本を読むまで、少年達の現状を知...続きを読むらなかったということにも危機感を感じた。

もっと社会として、少年たちの現状に目を向けたり、教育の体制としても理解力や認識力が足りない子を見つけ、サポートできる環境を整えていかなければいけないと思うが、やはり、現状としてすぐに体制が変わることはないと思うのでとても難しい社会課題だと思う…。

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Posted by ブクログ 2022年04月24日

自分が小学生や中学生のとき、なんでこんなのが解けないんだろう、授業聞けないんだろうって人がいた。その人が障害を持ってたかどうかはわからないけど、自分が当たり前にできることでも人によってはそうじゃないと知って衝撃。自分の持つ普通の感覚を考え直さないといけないなと思った。確かに教育現場で本書のようなこと...続きを読むができれば理想だけど、現実は難しいだろうなあ

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年04月24日

少し前に話題になっていたので気になっていた本。
単純に少年院にいた子たちの事例を挙げたり、少年院の現状を伝えている本なのかな、と思っていたが、それ以上に心理学と障がいについての情報が多くてとても興味深かった。
作者は児童精神科医で病院で何年か働いた後、少年院に移って様々な罪を犯した未成年と接すること...続きを読むになる。その中で少年院に送り込まれた少年たちには6点ほどの共通点があると書かれている。
まず相手の反応や表情を汲み取れることが出来ずに、目が合っただけなのに「向こう睨んできた・ニヤニヤしていたから怒った」などと勝手に被害者になり、勘違い→カッとなってしまう。
そして感情を抑えることが出来ず、カッとなったらすぐ感情を表してしまう。固定概念が強く、お金が必要=強盗、と後先も考えずに動いてしまう。また自分を客観視できず、そもそも自分が犯した罪に対して自分は悪くないとプライド高く考えてしまっていたり、その真逆で自己肯定感がとても低い場合もある。そしてコミュニケーション能力が低く、周りと合わせることが難しいので、学校でイジメに会う可能性が高い。最後に身体的な力加減が分からないこと、などが挙げられる。
少年院に行く子たちはどうしようもない問題児と捉えてしまいがちだが、家庭環境が良くなかったり、集団の中でコミュニケーションが上手くいかず、イジメにあってしまい、ストレスの吐け口を非行や性暴力に走ってしまうケースが多いと分かった。
対人スキルや認知能力などは学校の低学年から分かるようで、やはり教育の重要性と先生たちがいかに気づいてくれるのかが鍵になってくるため、改めて先生たちの地位や給料を上げることはこれから必要だと感じた。
途中で描かれている作者が実際に見たイラストのイメージ図がとても衝撃で忘れられない。
すぐに解決できる問題ではないが、負のスパイラルに陥っているのでより良い社会のためには教育機関を変える必要性は強く感じられた。

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Posted by ブクログ 2022年04月16日

とても読みやすく、具体的な事例も記載されているのでイメージが湧きやすかった。子どもを持つ人に限らずどんな人が読んでも気づきがある良書だと感じる。

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Posted by ブクログ 2022年04月15日

非行少年のほとんどが残虐な性格であるとか、家庭環境に問題があるとか、なんとなくそんな風に世間は見ていたと思うのだが、この本を読んでははぁなるほど・・・と理解した。
非行少年は単なる「恐いもの知らず」ではなく、生まれつきの特性によるものが大きいようだ。
政治家の人は全員読んで欲しい。学校の勉強のあり方...続きを読むを根本的に変えるべきだと思う。IQ85未満の子どもたちを他の生徒と同じように扱うのが間違いなのだ。
公文式のようにステップbyステップの学習が望ましいように感じた。

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Posted by ブクログ 2022年04月14日

教師が子どもたちに働きかけるほとんどは、認知機能が正常であることを前提にしている。その場合、認知機能が不安定な子どもには、見る力や聞く力、先を見る力等がけ欠陥していることから効果は見られないで当然である。
知的では正常でも認知機能が不安定なケースもあることから、その点も視野に入れておく必要がある。
...続きを読む〜障害、〜に欠陥があると証明され初めて対処をするのではなく、観察や関与から、困り感を抱いているあらゆる子どもに対して先手を打つことが肝要。

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Posted by ブクログ 2022年04月12日

ホールケーキを3人で平等に分けます。
あなたはどう切りますか?

「簡単じゃん。ベンツマークみたいに切るんでしょ」
って思いますが、犯罪を犯した子供たちの中には
そんな風にカットできない子供たちも多いそうだ。
その理由は…

児童精神科医の宮城地幸治さんが、多くの非行少年と出会う中で「反省以前の子供...続きを読むたち」がたくさんいるという事実に気づいてこの本を書かれたそうです。

認知機能が低い子供、「境界知能」の子供、コミュニケーション能力が低い子供、軽度知的障害の子供など、本来ならばサポートしなければいけない子供たち…に焦点を当てた本。

”自己への気づき”の大切さをあらためて思う。

なかなか深い内容で考えさせられる本だった。

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Posted by ブクログ 2022年04月12日

子育てをする身として勉強になった。
特に絶賛思春期真っ只中の息子に通ずる物が少なからずあったと思う。
親は子供の事を過大評価せず向き合い、ありのままを受け入れる事が大切。

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Posted by ブクログ 2022年04月11日

非常に興味深い内容だった。

少年院にいる少年らは能力の欠如があるが、周りに気付かれておらず何の処置もされていなかった。イジメの標的となり、そのはけ口に弱い者にあたる。被害者が加害者となる負のサイクルが起こっているとのこと。
言われてみればそういったことはあるのだろうと想像できる。

思考の枠を広げ...続きを読むる良書。

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Posted by ブクログ 2022年04月09日

殺人、性犯罪など犯している人の半数以上は、

・脳に問題がる
・IQが低い
・発達障害がある

子供の頃に気付かれなかったり、専門家が問題ないと判断したり、親がそもそも何らかの障害があって気づかないとか悪循環。人間の1割ちょいはそういう人っていう多さにも驚き。確かにクラスに一人はあれ?って思う子いた...続きを読むなぁ〜

なぜ犯罪を犯したのかに焦点をあてがちで、根本から気付いて改善して減らしていくのって難しいよな〜

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Posted by ブクログ 2022年03月24日

虞犯少年のうちにはホールケーキを「3等分してごらん」と言われたとき、中心から120°に切り分けるのではなく縦横に不揃いで切ってしまう事例が少なからずある。知的障害をもっていると「責任能力がない」と罪に問われないが、それには該当しないと通り一遍の検査で決めつけられている「境界事例」なのだという/学齢児...続きを読む童の1/7は知能指数70〜85らしい。日常生活がこなせないとまでは言えないが、「対人スキル」が弱くトラブルを起こしやすく起こったときの対処を間違いやすい。3大本能のうちでも〈性欲〉は「存在自体が悪いわけではない」難しさ

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Posted by ブクログ 2022年03月20日

非行少年が非行に至る経緯について多くの事例を用いて説明してあり理解出来た。とても初歩的な事だが、自己評価と現実との乖離(過大でも過小でも良くない)や感情コントロールが出来ないことにより事実認識を鈍らせることは、自身の生活において考えた時に少しドキッとさせられることがあった。果たして自分もちゃんと出来...続きを読むているのだろうか。出来ていない場面も幾つか浮かび、今後の行動の糧にしたいと思った。
非行少年を生まないためにも幼少期から家庭外での支援が必要だということが分かった。しかし、教育の場で彼ら(クラスに5人はいると仮定)ひとりひとりの支援を行うのはとても難しいように感じた。部活動やクラブ活動、数ある教科を期限までに履修、保護者対応など。担任がひとりで担うにはあまりにも目が足りないように感じた。非行少年の事例の引き出しの多い筆者であれば気づくことも、教壇に立つ教師が見逃したり誤った指導をしてしまうのも当然のことのように思う。改めて学校は今後の社会生活に大きな影響を与えること、そしてマニュアルのない教育の世界はとても難しいと思った。私は教育とは無縁の職業に付いているため、これに関しての解決法は全く分からない。しかし、ニュースで見聞きした「理解できない犯行」がこの本を読んで少し理解出来た気がする。私は無関心で忘れ去った側の人間だと思う。今回得た視点を持ち続けていたいと思う。

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Posted by ブクログ 2022年03月16日

少年犯罪を行った少年たちがなぜ犯罪を行ってしまったのか?の理由を知力の観点から解き明かした本。
驚いたのは、健常者と言われる人の中にもIQが知的障害者の数値に近いがギリギリ健常者と判定されてしまった人がいること。
そのような人たちは健常者と同じ扱いをされるが、本人たちは社会の常識がうまく認識できない...続きを読むため、犯罪を行ってしまうということ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年02月24日

反省以前の非公少年の話しに留まらない。今の学校教育では認知能力(基礎学力以前)を持たない子供(発達障害・知的障害等)が一定数(14%程)存在し取り残されている。

直接的支援として、学習面、運動面、社会面(保護者支援も要)があるが、小学校の教育現場では系統だった社会面への教育が全くなく(週一の道徳...続きを読む)、結果的、少年院で、一から社会面を支援する必要があるとのこと。

確かに、社会で生きて行く為に、対人スキル、感情コントロール、マナー、解決能力は欠かせないし、一朝一夕で身に付くスキルでない。

また、褒める、話を聞く、自己肯定感を上げる等は根本的解決を先送りにしているだけ。直接的な支援以外には、策はないとのこと(例えば、勉強が出来るように具体的にサポート)。

自分が変わる為の動機づけには、集団生活の様々な人との関係性で、少年達が自ら「気づきのスイッチ」を入れる必要があり、「子供の心に扉があるとすれば、その取手は内側にしかついてない」とのこと。大人の役割は、説教や叱責で無理やり扉を開けさせする事ではなく、子供自身に多くの気づきの場を提供することが大切であり、同級生に言われて得られる気づきの方が大きいこともあるとのこと。

世界の子供がせめて犯罪に手を染めず、普通の生活を手に入れられする事を願う…が、
人間一人を支えるために多くのパワーが必要だと思い知った。


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子どもを持つ前に読めて良かった

Aya 2021年05月16日

漫画版の第1巻を読んだ後、購入しました。読書が苦手な方に漫画版、とてもおすすめです。
過去を振り返って、知らず知らずに見過ごしてきた発達障害、発達遅延、知的障害の人達もいるのだろうと思いながら読みました。将来自分に子供ができたら、そしてもしその子が何らかの障害があったら、どうやって育てていくべきなの...続きを読むか、考えさせられる書籍でした。
目に見えづらく、目を逸らしがちな、しかし向き合うべき少年達と彼らに関わる人々の苦悩をご自身の経験からわかりやすく説明してくれている筆者の方に感謝いたします。

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ネタバレ購入済み

事実として

A 2020年01月22日

自分にはあたりまえのことでも、
人によっては当たり前ではないということ。
ケーキを人数に切り分けるだけのことなんて
特別な訓練をしなくても当たり前にできるようになることだと、
大抵の人は思ってしまうが
現実として、それができないどころか
等分にわけるということも思いつかない人々がいて
...続きを読むそこには、善悪以前の課題があるということを
思い知らされた。

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Posted by ブクログ 2022年05月05日

同タイトルの漫画を読んだことがあるので、こちらも手に取ってみました。漫画では非行に走る少年とその家族たちの関係性が中心に描かれていますが、本書は非行少年に共通する認知能力の低さについて記されています。
漫画は粗暴な言葉遣いやショッキングな描写がありますが、そういうのがなかったので読みやすく、スーッと...続きを読む内容が頭に入ってきます。
教育の現場では、悪いところを指導するよりも良いところを褒めて伸ばすことが主流になっていますが、それでは根本的な解決に至っていないという指摘にドキッとしました。
この本の良かった点は、能力が低い子どもたちが成長し非行に走る前に、どうやって認知能力を身に付けさせるかということが具体的に書かれている点です。
教育現場に携わっている方、お子さんのいる方、または福祉や人事などの仕事をしている方は、一読すると学びになることがあると思います。

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Posted by ブクログ 2022年04月24日

わかりやすくてあっという間に読めたけど、同じ内容の繰り返しが多くて少し飽きてしまった。
少年犯罪には家庭環境が影響するのではないかと思っていたけど、障害というのは考えたこともなかった。
小学生の時に、なんでこんなに落ち着きがないんだろうとかなんでこんなに勉強出来ないんだろうって失礼ながら思っていたけ...続きを読むど、本人のせいでない可能性が高かったんだろうなと、、当時を思い出して無知は怖いと思った。

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Posted by ブクログ 2022年04月22日

2022/04/22

知的障害っていっても、見た目には変わらなくて、気づかれない可能性が多く犯罪をいつの間にか犯している。社会にでて、教育現場から離れ忘れられてしまった人たちがたくさんいる,って相当に恐ろしいことだなぁと思う。認知能力が歪んでいるってさまざまな弊害を生んでしまうんだな。
この本は非...続きを読む行少年の現状・メカニズムがメインで書いてあって、解決案として提示されてるのはコグトレっていう手法だったけど、もっと日常で取り入れられると言うか,気づいてあげる方法が書いてあったらよかったなーと思った。でもそもそもこの本は解決案より現状を伝えたかったのかな。
視野が広がった

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Posted by ブクログ 2022年04月21日

話題の本。犯罪心理学に興味があったので読んでみた。全てがそうとは限らないとしても、知的障害によって犯罪が生まれてしまう可能性は十分にあり得る。著者はその予防法についても言及しており、その効果が広まることを期待する。コグトレ研究所。

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Posted by ブクログ 2022年04月13日

みんなができる、当たり前だと思っていることができない少年たち。
更生教育をするにしても、その少年たちのレベルにあった教育をしなければ、そもそも理解も反省もしてもらえないんだなぁと思った

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Posted by ブクログ 2022年04月04日

これを読むと幼少期の教育がいかに大切なのか感じる。相手の気持ちを想像できるか、見る、聞く能力を付けていくか、成功体験をつませていくかなど。
読んでいると、小学2年と中学生での壁があるようだが、ここで周りの大人が単にできないとレッテルをはらずに寄り添って根本原因をつかむのが大切なようだ。
どうしても教...続きを読む科で教え点数評価となるが、そうではない道徳や、トレーニングが必要なのかもしれないと思った。

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Posted by ブクログ 2022年04月02日

○○したいという感情(怒りによる行動)は理性がないことで引き起こされると思っていたのですが、認知の歪みや想像力・計画力の無さによって引き起こされることに気付かされました。

同じことが繰り返し書かれていましたが、障害どうこうを除いたとしても勉強や他者とのコミュニケーションで正しい認知能力、自己評価と...続きを読む実際の評価の差をなくすことが大切だ感じました。

虐待と非行の結び付きについては、家に居場所がないこと以外にも知的障害の発見の遅れも要因だと知ることが出来て良かったです。
自尊心についても興味深かったです。確かに大人でも自尊心の高い人ってそこまで多くない気がします。自尊心と言うと聞こえはいいですが、プライドが高い・こだわりが強い・自分が正しいと思い込んでいると思うと果たして自尊心が高ければ本当に全てが解決するんでしょうかね…。

褒めて伸ばすだけでは根本的な解決にならない。優しく褒めるだけが教育ではない。勉強以前の部分においても、支援が必要だと感じました。大人が子どもを見る場所である学校という存在も大切ですが、家庭においても知的障害に対する理解が深まり、少しでも非行少年が減ることを願います。



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Posted by ブクログ 2022年03月31日

タイトルから「非行少年はケーキを等分に切ることもできない馬鹿なのか」とまずは思い、そういう衝撃的なことを羅列した内容なのか、と興味本位に手を取る‥編集者のタイトルの付け方はなかなか上手いなと思った。まずは手にとって読んでいけば、犯罪がどうして起きてしまうのか、加害者の障害的な側面を知ることになる。
...続きを読む
発達障害が少なからず少年犯罪に影響を与えてることが、実例を読んでいくと分かる。そしてその延長に大人になっても犯罪を繰り返す、ということになる。

もちろん、発達障害者の全てがそうなるわけではない。障害の程度もあまり関係ない。発達障害ゆえに認知に問題が生じ、子供時代にそれを優しく子供の成長速度に合わせて導くことができたか否か、だと思う。

だが、複雑な家庭に生まれることもある。本来親が導いていくものだろうが、そうできない場合もある。学校は一人一人の状態に合わせてマンツーマンで教育するなんて、正直無理だと思う。そして子供は、認知の歪みを正せないまま成長していく。

この場合、認知の歪みというのは、「現代社会での常識」というものさしで測った場合の程度問題の話である。時代や社会が変わればものさしもかわる。

なんだかこれを読んでると、少年犯罪の全ては本人が悪いんじゃなくて障害が悪い、発達障害を憎んでひとを憎まず、ということになってしまいそうだ。そこはひとまず置いといて、少年犯罪はどうしたら減らせるか、ということの答えの一つにはなる気がする。ケーキを等分に切る方法を教えるのではなく、認知の歪みを根気よく修正するしかない、ということだ。そして、それは小さい頃からやらなきゃダメだということだ。

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Posted by ブクログ 2022年03月25日

IQ85未満を知的障害の基準にすると、人口の15%も、そうした人たちが存在するらしい。そして、犯罪者には、その領域の人が多い。差別的にも読める発言だが、リアルだろう。真実を見つめ、改善できる事をしようと呼びかけているのが本著。綺麗事で片付けない姿勢に好感が持てる。

ケーキを等分できない。漢字を模写...続きを読むできない。何が悪いか分からず、原因と帰結の考察、物事の結果の予想もできない。だから、イライラした時に、犯罪をしてしまう。改善するためには、認知機能をトレーニングする事。

私自身はこのトレーニングを自他に向け必要としないが、内容は面白い。心理を一つ一つ描いたペットボトルに水を入れて背負わせる。怒りのペットボトルが一番重い。背中から下ろすと軽くなる。肉体で、覚えさせるのだという。あるいは、点つなぎ、情景記憶、ゲームルールの反復。こうした事でも、少しはトレーニングになるのだという。

低IQに対する偏見を高める一冊にもなったが、しかし、自衛には必要な視点。また、それが治せるのならば、絶望ほどではない。

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新たな視点を持って

ばたやん 2021年05月24日

普通の大人になってから非行少年達に接する機会はほとんどありませんが、自分の子供時代を考えて、クラスでも何人か問題行動のある子達がいたな..と考えました。その子達の中には、非行に走った子もいましたが、彼らが知的に障害があった可能性もあることを考えさせられました。彼らの行なった非行に対して、「なぜそんな...続きを読むことを?」と思っていましたが、本書を読んで、ミョーに納得するところがありました。

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