【感想・ネタバレ】ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書) のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2019年10月13日

少年院で行われる教育は認知行動療法やソーシャルスキルトレーニングに基づいて行われることが多いそうですが、この手法は「対象者の認知機能に大きな問題がない」こと「考える力」が前提になっているとあります。
「認知機能」や「考える力」の問題に気づかれないままに通り一遍の教育をすれば子供達がわかったフリだけす...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年10月13日

この本の帯には「丸いケーキを3つに分ける」というタスクに対して医療少年院入所者が描いた明らかに大きさが違う分け方の図が掲載されていて、それがタイトルの意味を雄弁に語っています。

少年院で数百人の非行少年と面接をしてきた著者が彼らに共通する「特徴5点セット+1」とは。
認知機能向上を支援するトレーニ...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年10月06日

ずっと気になっていて、早く読もう、と思っていながら、なかなか心の準備ができずにようやく読めました。
下手なホラーよりも怖い。と同時に、深く納得するものでした。
同じものを見ても見え方が違う。
それは異なる文化や境遇で生きている者同士でも言えることですが、見る力、聞く力の足りなさにより歪んで認知される...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?
ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年09月30日


気になってた本を読みました!TVでカズレーザーさんも紹介してました。分かりやすく書かれているのであっという間に読み終えました。教員にはぜひ読んでほしい一冊。本当読んでほしい。学校生活の中でできることは取り組みたいと思いました。読みながら何人かの子どもたちの顔が浮かびました。。私にも子どもたちのため...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年09月27日

学校の勉強についていけず、居場所をなくして、その結果反社会的行動に出る、と言う一連の典型的な流れを知っていたつもりだが、勉強についていけないのはあくまでも自分のやる気や家庭環境によるものだと思っていた。しかし、勉強についていけない理由自体が認知機能の低下によるものというのは驚きだった。初耳だったが、...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年09月27日

教育関係者、および、子どもの支援に関わっている方達にはぜひ読んでいただきたい本。認知行動療法は、「認知」がしっかり機能していないと使えないので、どんなところをトレーニングしたら良いのかを探り出すところから始めないといけないという所に大きくうなづかされました。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年09月26日

脳の障害から判断力や思考能力が落ちて犯罪に至る人が多いそうです。
じゃぁ具体的にどうなって犯罪に至るの?というところがよくわかりました。

文中で紹介されている、認知能力を鍛える"コグトレ"というトレーニングはぜひ教育に取り入れてほしいと思いました。

認知能力か低いだけの特に何...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年09月24日

非常に面白かった。知的欲求が満たされる一冊。
境界知能にあたる子供達が今まで一体どれくらいの数「怠けているだけ」「親の躾が悪い」「性格の問題」と見過ごされ、今もなお有効な対策がとれず非行少年を作り上げてしまっている事実に驚愕する。

振り返れば自身の学校生活でも、そんな子がチラホラいた記憶があり、今...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年09月20日

いかにも新書的な表題「ケーキの切れない非行少年たち」。売らんかな、の雰囲気を感じて迷っていたが、読んでよかった。

現状IQは70以上であれば、知的水準は問題なしとされるが、本作で扱われるのは、軽度知的障害あるいは境界知能というパッと見では分からない状況の世界である。

遥か昔私のクラスにもいたなあ...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年09月16日

学校教育関係必読

反省できるのは、反省できだけの認知機能が備わっている前提があるから。反省以前の支援を必要としている子どもはたくさんいるということは衝撃だった。著者は社会で不適応を起こすこのような子どもを支援するために、認知機能を向上させる教育プログラムの作成に携わる。最後には、学校教育への期待や...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年10月12日

一括りに〈犯罪を犯した少年たち〉と考えるのではない。
その背景にあるものを考えさせられた。
社会面の発達に関して学校では特に何もやっていない、その面はふつうに生活していれば育つ面であると考えられているからではないのか。教育カリキュラムについて改める必要性を考えさせられた。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年10月08日

犯罪に対して新たな視点でみることができ興味深い本だった。知らないことを知れたので勉強になり面白かった。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年10月03日

知能面、認知面が定型発達の人には理解することが難しい他者の行動、反応に対して、なんで?って思うことが多い人には、特に犯罪に興味がなくても読んでもらいたい。
単に犯罪者を糾弾するのではなく、犯罪を犯してしまう背景、再犯の原因、社会システムの欠陥などなど考えさせられる。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年09月30日

非行に走る子供たちの中にはそもそも反省の意味も理解できないような軽度な知的障害がある可能性がある

これが衝撃的だった。

だから常識ではカテゴライズできないし、こちらの物差しで考えても何の解決にも繋がらない。

そういう手助けの必要な子供たちを早期に発見すること、目をかけてあげること、必要なトレー...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年09月26日

自分達の常識を前提に話してはいけない

彼らには彼らの価値観がある

相手を知るには相手の価値観を知ること
そこからがスタート

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年09月25日

なんか、素直に怖い、と思った。
殺人や性犯罪を犯しても、認知機能が弱いから何が悪いというのがわかっていない。「反省してます」と言わないと怒られるから反省の意を示す。
そんな非行少年たちが更生したと見なされてまた社会に出てくるの?それは更生されたといえるの…?

今まで見落とされていた非行少年を非行少...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年09月23日

話題の本ということで、興味を持った本。
少年非行の原因は、凶暴性や低学力などの理由以外に、心理障害が根底にあるのではないか、感性のちょっとしたズレから生きづらさを感じていたからではないか、との指摘に共感を持つ。
ADHDと言った障害には専門的なフォローを要するため、知らずにいるのと知っていることでは...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年09月23日

衝撃的な内容。
教育現場にいると、なぜこれができんのだと
(または、なぜそれをするんだと)
いう場面にたびたび遭遇する。
そういう時、本人の怠慢なのか、
それとも何か本人にもどうしようもない問題が
隠されているのか真剣に悩んでしまう。
今回この本を読んで、なるほどと腑に落ちた部分は多い。

この本で...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?
ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年09月23日

 最近、話題になっていて気になった程度の軽い気持ちで手にとったが、内容の重さに打ちのめされている。

 本書を読んで、表面的な話をするならば、ケーキを上手く等分に切れない人がいて、それは知能指数、つまり、脳に問題があり、社会に上手く適合できず犯罪傾向が上がる。もし、教育を充実させることにより、知能の...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年09月13日

近いものを持っている子たちとずっと関わってきたので大変ためになりました。褒める教育ばかりでは改善しないと言うのも共感です。認知機能を高めるための具体的なトレーニングが載っていたのも大変良かったと思います。

このレビューは参考になりましたか?