ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)

社会・政治 9位

ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)

作者名 :
通常価格 792円 (720円+税)
紙の本 [参考] 836円 (税込)
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作品内容

児童精神科医である筆者は、多くの非行少年たちと出会う中で、「反省以前の子ども」が沢山いるという事実に気づく。少年院には、認知力が弱く、「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない非行少年が大勢いたが、問題の根深さは普通の学校でも同じなのだ。人口の十数%いるとされる「境界知能」の人々に焦点を当て、困っている彼らを学校・社会生活で困らないように導く超実践的なメソッドを公開する。

カテゴリ
ビジネス・実用
ジャンル
社会・政治 / 社会学
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮新書
電子版発売日
2019年07月26日
紙の本の発売
2019年07月
サイズ(目安)
4MB

ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書) のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    購入済み

    講義で教われないこと

    かにゃまんま 2020年08月07日

    教員をしています。この本で書かれていることを知らずに過ごすことで、どれほどたくさんの子どもたちのSOSを見逃してきたのかと思うと、より学んでいかなければならないと身に染みました。

    1
    購入済み

    多く教育者に読んでもらいたい

    またを 2020年01月08日

    困っている子どもは見つかる。
    本人は何に困っているかわからない。
    でもその困り感を取り除いてあげることで楽に生きることができるだろう。
    最後に書いてあったように、まずそれを担うのは間違いなく学校。
    非行を犯し、少年院で反省する前にできることがある。
    教育や学習の力を信じたくなりました。

    1

    Posted by ブクログ 2023年03月22日

    とても偏見に満ちていることは百も承知だが、こういった類の「タイトルが秀逸」かつ「専門家が書いた本」というのは見掛け倒しであることが多く、私にとって読むのがとても苦手な場合が多いので、今回も最初は期待していなかった。

    しかし作者の経歴からしてなんだかとてもアツいものがあり、内容もアツかった。もちろん...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月04日

    自分の周りにも知的障害の人があふれているのかと実感できた。とてもいい本だからぜひ読んでみてください!

    0

    Posted by ブクログ 2023年02月11日

    「犯罪者を納税者に」というラストメッセージが心に響いた。学校教育で防げるところがあるかもしれないという部分が共感できた。

    0
    購入済み

    感想ですが

    明ける 2021年07月09日

    28歳、おそらく境界です。。
    辛さの集約でした
    これからどうしたらいいんだ…?
    こんなに沢山の人が買って
    読んでいるのは自分と同じような人たちなのだろうか??

    0
    購入済み

    根深い

    ねこちゃん 2020年12月11日

    あまりにも根深くて、地道な導きが必要なんだと思いました。
    基本がわからない以前の問題。
    まわりにも勧めました。

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月17日

    「ケーキの切れない」ということ。色々な体験上、薄々そういう世界を持っているのでは、と感じてはいたが、それにしてもそれは想像以上の世界だった。
    この本も教育関係者のみならず、人をより深く知っていきたいと思う人達には必読の書です。

    〈本から〉
    「反省以前」の子どもたち
    世の中のすべてが歪んで見えている...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年02月28日

    学校現場で働く身としてこの本には大きく同意できる。

    非行に走る生徒にはなんらかの原因がある。原因を教員なりに分析し、根本的に解決に導いてあげられたらと思う。

    軽度の発達障がいを持つ人が親になると悲惨なことが起きやすいと思う。

    1

    Posted by ブクログ 2023年03月21日

    少年院にいる子供たちの発達障害の現実と、非行との関係性を知ることができました。育ちが悪いとか、性格の問題とかではなく、支援が必要な人達なんだということを知り勉強になりました。

    0

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