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立方体の模写は、標準的な子どもであれば大体7歳から9歳までの間にクリアする課題である。しかし著者は少年院に、立方体が描けない中学生や高校生が数多く収容されていることに気づく。「見たり聞いたりする力の弱さが非行の原因なのでは?」と考え、認知機能を強化するトレーニング法を探すも、適当なものが見当たらない。「これは自分で作るしかない」と腹をくくり、周囲の協力も得て、社会性や身体性をも伸ばす教材「コグトレ」を考案。本書ではその内容と、少年たちがトレーニングで変化したプロセス、さらに子どものモチベーションについて親に知っておいてほしいことを綴る。 【目次より】●教科学習以前のレベル ●人の気持ちがわからない ●少年たちで教え合うほうが理解が進んだ ●社会面、学習面、身体面の3方向からの包括的支援 ●一般の学校にも広がる ●「なぜ、勉強するの?」と聞かれたら ●友だちとのコミュニケーションがうまくいかないときは etc.
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Posted by ブクログ
『ケーキを切れない非行少年たち』の続編。続編とは知らなかったので、こちらから読んでしまった。どちらかというと、状況に応じてどう現場が動くか、という実践集的な位置付け。
p.197 思考の硬さは、生きにくさの1つの要因になります。逆に「賢さ」の要素の1つに、思考の柔軟性が挙げられるのではないでしょうか。思考の17人は、何か突発的な問題が起こっても、的確な対応がしやすいのです。
p.197 また、最近、「展望記憶」と言う曲が注目されています。記憶力の問題と言うと「今これを覚えて下さい」の問題を出し、すぐ後で「何でしたか?」と聞く公式のものがほとんどです。もちろん、日常でもそういった記憶も必要ですが、それ以外に大切な記憶力は、これから先の未来に予定されていることについて、「いつ何をするのか」を覚えておくことです。例えば、寝る前に薬を飲む、火曜日はゴミを出す、今日の何時から打ち合わせがある、来週何時から約束がある、といった未来の予定についての記憶です。これらを展望記憶といいます。年齢を重ねると、この展望記憶が低下してきますので、コグトレでこの低下を防ぐトレーニングを行うこともできます。
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ビジネス・実用
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