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蒼田千尋は、息子の子育てに悩んでいた。知能教育教室に通っている頃から、ほかの子ができる課題ができなかった。小学校四年生になった今も、成績はふるわないままだ。やったらできるはず、と思うのだが、その「やったら」ができない。しかし母親として可能性を信じたい千尋は、塾を変えればいいのではないかと思いつくが……。『ケーキの切れない非行少年たち』の著者が、「発達障害が分かる」小説をお届けします!
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Posted by ブクログ
著者が児童精神科医なので、子どもの描写はとてもリアル。まさに我が子(ADHD,ASD)という感じ。 ただ、私は子どもを取り囲む大人たちの心理描写についてはあまり共感出来なかった。唯一共感できたのは3話の母親。知識として発達障害のことは知っている、発達障害の子どもも普段から接している。自分の子どもも恐...続きを読むらく何らかの障害だろう。でも、自分の子どもの事となると的確、冷静な判断ができなくなる。あの揺れ動く気持ちは、読んでいても自分の経験と重なり、心が痛くなった。また、診断が下されたからと言って、1話、2話の母親のようにすぐに前向きになれる訳ではない。受け入れる迄には相当の葛藤がある。物語だからと思ってもそこに違和感を感じてしまった。 あと、2話に出てくる社会福祉士の有資格者。社福士を生業にしている人でなくてよかった。自分の価値観で他者を評価しないということ(非審判的態度)は、学生の時に煩いくらいに言われる。虐待が行われているに違いないと思いながら接したら何だって虐待に見えてくるのが人間というものだ。あの社福士は仕事の事にしても自分本位すぎると、同じ資格所持者として怒りすら覚えた。 全体としていえば、発達障害の子どもとその周辺人物について、入門書として読む分には手軽でいいかもしれないと思った。なので星3つと評価させて頂いた。
この本を読むのは、宮口さんの専門書を読んでからにしよう そう思ってシリーズかなり読んで、いざ!と思って読んでみたら 正直な話 専門書の方がずっとずっと面白いですし学びになります なんにも知らないで読んだ方がいいかもしれない 読むなら一番最初かな
それぞれ障害を持つ親子の物語である。 3話あるが、どれも母親の方が我が子の問題に気づき、もしかしたら…と専門医に診せてわかるのであるが、これはずっと付き合っていかなければならない問題でもあり、どのように理解して上手く生活していくかがいかに大切かということがわかる。 物語というよりも実際にある例を記述...続きを読むしたような感じである。 第1話では、小学4年の息子が塾に通っているにも関わらず成績も悪く、学校生活でも友だちとの会話が成立できてないのでは…ということから境界知能(IQ70〜84)であることがわかる。IQ69以下が知的障害とされるが、境界知能は気づかれにくく、思うように生成も伸びずにしんどくて辛い。 第2話は、注意欠如・多動性(ADHD)という発達障害である。IQは92で知的に問題はなくても不注意から学業不振につながることもあるが、落ち着きのなさから不注意と多動性の両方があると親からすれば常に振り回されている状態である。 第3話は、自閉スペクトラム症(ASD)で対人関係のしんどさやこだわり、間隔過敏などが見られ同級生とのトラブルもある。夫も医療従事者であり、自分も精神科医であるが、自身も癌の手術を受けた後で尚且つ旦那の父が認知症で母が脳出血で倒れるということで、しばらくは仕事を辞めて息子と向き合うことに。
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