水車小屋のネネ

水車小屋のネネ

1,980円 (税込)

9pt

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●第59回「谷崎潤一郎賞」受賞!
●「本の雑誌」が選ぶ2023年上半期ベスト 第1位!
●「キノベス!2024」第3位!
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誰かに親切にしなきゃ、
人生は長く退屈なものですよ

18歳と8歳の姉妹がたどり着いた町で出会った、しゃべる鳥〈ネネ〉
ネネに見守られ、変転してゆくいくつもの人生――

助け合い支え合う人々の
40年を描く長編小説

毎日新聞夕刊で話題となった連載小説、待望の書籍化!

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水車小屋のネネ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    藤沢先生の「誰かに親切にしなきゃ、人生は長くて退屈なものですよ」という言葉が心に沁みました。

    律は、「自分がこれまでに出会ったあらゆる人々の良心でできあがっている」と思っていて、

    研司は自分もそうかもしれないと思っているし、人の役に立ちたいって思うことを幸せと感じている。

    私も今までに受けてき

    0
    2025年11月25日

    Posted by ブクログ

    人の善意が連鎖して行き場のない人を支えていく物語。
    あたたかいこの物語の伴走者がヨウムのネネであるところが、ちょっとユニークだ。

    母親の再婚相手に短大の入学金を使い込まれた山下理佐。
    小学校二年の妹、律はその再婚相手から家を閉め出されたり、理不尽に叱られたりして、家に居場所をなくしている。
    それを

    0
    2025年11月24日

    Posted by ブクログ

    いろいらなところでオススメされていたので手に取った本!

    正直はじめは、その分厚さと文章の雰囲気に、なかなかページをめくる速度が上がらなかったのですが、気付けばのめりこんでいました。

    おだやかにつながるひととひととが素直に素敵だなと思える本でした…!

    0
    2025年11月17日

    Posted by ブクログ

    正直、今まで読んだ本の中で5本の指に入るくらい良かったです。40年間の物語、姉妹とネネだけかと思いきや、たくさんの人物が絶妙に繋がっていて、温かい気持ちになりました。個人的には藤沢先生の「誰かに親切にしなきゃ、人生は長くて退屈なものですよ。」という言葉がお気に入りです。相手のことを思って行動した方が

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    とても良かった!

    二日間で読み切ったけれど、読後、心が丸くあったかくなった。
    最初の章でお母さんが学校にやってきたときには、「頑張るんだ」と心で叫んだ。

    0
    2025年11月09日

    Posted by ブクログ

    本屋大賞ノミネート作。
    18歳と8歳で母親の元から離れることになった姉と妹。
    蕎麦屋の給仕と鳥の世話少々、という変わった募集に就職先として決まり、そこからヨウムのネネと様々な人々との30年、40年を描いている作品。
    ほのぼのとしただけの物語かと思いきや、少女たちの境遇はかなりハードな所から始まる。

    0
    2025年11月07日

    Posted by ブクログ

    理佐と律の姉妹の生きざま。1981年から10年ごと、2021年のエピローグまで。
    ネネは、鳥のヨウム。モノマネが得意で、おしゃべりをする。記憶力もあって、学習する。失敗に気付いて慌てたり焦ったりすることも。賢くて、でも、嘘や騙したりってことはない。
    心が洗われる気がした。誠実に丁寧に生きていると良い

    0
    2025年10月26日

    Posted by ブクログ

    目次が10年ごとになっていたから、長い物語になるだろうとは思っていたけど、最終章のページを開く時と読後は、登場人物達が愛おしすぎて、感無量だった。
    理佐と律姉妹とヨウムのネネを中心に物語は進む。
    毒親の元を離れて蕎麦屋で働きながら妹の面倒を見るなんて、過酷な環境なのに、ネネのユニークな描写と町の住人

    0
    2025年10月23日

    Posted by ブクログ

    長い年月を書いた物語。

    何でもない日常を書いているのだけれど、その中に人との関わりの温かさや、繋がっていく優しさがあって。穏やかな気持ちで読み進められた。
    エピローグもとっても温かい場面が描かれていて、当たり前が幸せで涙が出そうになった。

    0
    2025年11月10日

    Posted by ブクログ

     周りの人の良心が自分の心を育み人間として成長させてくれています。受けた恩を未来の子どもたちにつなぎ、良心のバトンがたくさんの笑顔を作ってくれるとうれしいです。

    0
    2025年11月26日

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