君は永遠にそいつらより若い

君は永遠にそいつらより若い

小説・文芸
671円 (税込)

3pt

身長175センチ、22歳、処女。いや、「女の童貞」と呼んでほしい――。就職が決まった大学四年生のだるい日常。その底に潜む、うっすらとした、だが、すぐそこにある悪意。そしてかすかな希望……? 芥川賞受賞作家の鮮烈なデビュー作。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    筑摩書房
  • 掲載誌・レーベル
    :
    ちくま文庫
  • タイトル
    :
    君は永遠にそいつらより若い
  • タイトルID
    :
    128778
  • ページ数
    :
    254ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年01月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB
  • 映画化

    「君は永遠にそいつらより若い」

    2021年9月17日公開
    出演:佐久間由衣、奈緒、笠松将

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君は永遠にそいつらより若い のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ずっと仄暗い。今にも大嵐が来そうなくらい、雰囲気がずっと暗い。というか重い。話の重さ的にその雰囲気は間違いではないんだが、暗さだけでなく、肌がじっとりと湿るような、息苦しくなるような湿度を感じる。話の中身自体は理解できるが、この物語がどんな着地を見せるのかがずっと見通せず、良い方向と悪い方向のどちらにも行く可能性があり、その不安定さに惹きつけられる。

    ホリガイは彼女が持つ人間関係の中で、強き者に虐げられる場面が多い。だが、虐げられるだけではなく、それがあまりにも理不尽な時には立ち向かっていく強さを持っている。一方で、優しい人に対してはすごく弱い。強くて弱い、弱くて強いということは、彼女が優しい人だからなのではないかと思うが、本人はそう思ってはいなさそう。自分の善悪には敏感だが、自分の優しさには鈍感なのがまたホリガイの魅力なのだろうと思うが。

    後半は特に話が重くなるが、その中にも光があった。そのことに自分はすごく救われた。ホリガイの優しさに救われた人たちはたくさんいるだろう。

    0
    2026年07月20日

    Posted by ブクログ

    大学生のうちに読めて本当に良かった。タイトルの対象となる人は1人ではなく何人も出てきた気がする。人間関係って自分にとってプラスになることばかりじゃないけど、そう思って進んでいきたい。

    0
    2026年05月20日

    Posted by ブクログ

    主人公が慢性的に抱えてる孤独と、満たされなさから滲み出るような心のドロっとした部分の描写に共感した。卑屈だしダメダメに見えるけど、芯があって自分の信念に嘘はつかない生き様がかっこいい。
    年齢差や体格差による侵略、暴力による苦しみが多々描かれていて苦しいが、書き口に寄り添ってもらえる感覚がある。苦しいこともあるけど優しい世界もあるんだな、そら苦しいことや暴力なんてない方が良いんだけど、寄り添ってくれる人もいるんだな、捨てたもんじゃないな、なんかいいな、みたいな気持ちになる。
    しみじみいいなぁと思う本。好きでした。

    0
    2026年04月09日

    Posted by ブクログ


    私はホリガイがとっても好きだ
    なんだろうか、私に似てるとかそんなおこがましいことは思わないけど、彼女の中途半端で流されやすいところも人の気持ちを考えてるのに考えられてない行動してしまうところも、まっすぐにしか見れなくなる時があることとか。
    読み終えた時、あぁホリガイさんに会いたいって思った会ったこともないのに

    0
    2025年06月16日

    Posted by ブクログ

    遅ればせながら、津村記久子の大ファンとなったので、デビュー作を読んでいないことを恥じ、手に取る。
    なぜこの人をずっと追ってなかったのか!後悔後悔…。でもこれからの楽しみが増えたと思えば!

    リアリティに寄与するユーモアの匙加減が心地よい。群像を描いて種をばら撒き、どこに到着するかわからない書き方は新鮮。
    仕掛けられた種が想像もつかないところに芽をふくのが楽しい。
    そう来たか!
    最後は泣けました。

    0
    2025年01月27日

    Posted by ブクログ

    兎にも角にも、ずっとすごーーーー!と思いながら読み進めた。
    かなりパワーがあるのに言葉の優しさとか柔軟さが際立っている感じ 

    キャラの濃さもそこそこにあるけれど、まどろっこしさは全然感じなくて、いやこういう人たち居るなあってしみじみするような

    勝手に私もホリガイになったような気持ちで色々な人に関わって苦しんでもがいて少し嬉しくなったりした。私も日々の不安や様々な感情と真正面から向き合ってちゃんと言葉にしていけたら、、と思う。

    0
    2024年10月19日

    Posted by ブクログ

    言ってしまってから、やってしまってから、言う前から、やる前から、の後悔が多いホリガイだけど、誰よりもちゃんと傷ついて、誰よりもちゃんと他者を想っている。短所の数が長所の数を上回っても、ヘラヘラした振る舞いの下に隠れる、たった一つの揺るがない信念があればきっとそれでいい。

    もう充分人の抱えた痛みに敏感な彼女を、それでもまだ自らが感じる言いようのない欠落感を持て余す彼女を、大事な人のためにとっ散らかってしまう彼女を想う。この本を、映画を思い出すと、彼女に対する共感や愛おしさ、私自身への情けなさと不甲斐なさ、そして自分にとっての大切な人のこと。いろんな感情が湧き出してきて眼の奥がツンとしてしまうのだ。自分の中で痛いほどの強度を持って刺さってしまった。

    0
    2025年03月31日

    Posted by ブクログ

    読んでいる途中は、なにが書きたいのかいまいち伝わってこなかったのですが、読み進めていくと・・・。
    このような学生生活は送っていなかったですが、送っていたかもしれないし、私の隣に座っていた知らない学生が送っていたかもしれないな。
    さすがの芥川賞作家さんでした。

    0
    2026年08月27日

    Posted by ブクログ

    未読だった津村さんのデビュー作。

    今まで読んだどの津村作品よりも、
    主人公が多面的であまりに人間臭く、とてもよかった。

    個人的に構成が若干わかりづらいところがあったり、河北のつかみどころのなさが理解できなかったりしたので4にしてみたけれど、限りなく5に近い。

    オカノ、好きだなあ。

    p. 153
    魂と肉体の組み合わせは無数にあり、その相性がよくないことに悩むことのなにを責められるというんだろう。両者の間の軋みを感じることができるのは当事者だけなのだ。

    解説が、解説しすぎていてナンセンスに感じて途中読み飛ばしてしまった。
    読み手がどう感じたか、それでいいのに、これはこの社会問題で…みたいに線を引くことに抵抗と不快感を感じた。
    とても気に入りの作品になったからこそ、実写は観たくないと思った。
    自分のなかで大切にしていたい。

    0
    2026年05月31日

    Posted by ブクログ

    デビュー作だからかraw power感がすごい。エモいではなくEMOだなあと思いました。

    吉崎くんのバンドTシャツもいちいちツボでした。

    0
    2026年02月14日

君は永遠にそいつらより若い の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    筑摩書房
  • 掲載誌・レーベル
    :
    ちくま文庫
  • タイトル
    :
    君は永遠にそいつらより若い
  • タイトルID
    :
    128778
  • ページ数
    :
    254ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年01月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB
  • 映画化

    「君は永遠にそいつらより若い」

    2021年9月17日公開
    出演:佐久間由衣、奈緒、笠松将

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  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
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