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もういいかげん、ギャツビーのことを知る潮時が来たようだ――。いつかは読みたい、けれどなんだか敷居が高い古典名作の数々。国も時代も文化も違うそれらの世界は、自分と同じような悩みや、新しい友達のような登場人物や、生きるうえで勇気が持てる姿勢に満ち満ちていた! 『灯台へ』『ペスト』『カラマーゾフの兄弟』など、全92作の魅力をふだん使いの言葉で綴る、軽やかで愉快な文学案内。(解説・辻山良雄)
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Posted by ブクログ
本を紹介する時のお手本みたいな、「そんな本なら読んでみよう」となる一冊でした。読んだことのある本の紹介がめちゃくちゃ良いのでなおさら。
知らない世界文学ばかりだったけれど、どの書評も面白くて読んでみたくなりました。やっぱり津村さんの書く文章大好きです。
読んだことのある本の感想には、「津村さんはこういう風に感じたのか。おもしろい!」となったし、読んだことのない本には「おもしろそう。読んでみたいな。」となりました。他の人の感想を聞くのが大好きな私にはピッタリな一冊。積んでる『サキ短編集』読まなくちゃな。
著者が92冊の色んな分野の文学を楽しくお喋りするかのような一冊。知らない作家、作品も多かったが、文豪大作(「カラマーゾフの兄弟」、「かもめ」(チェーホフ)、「赤と黒」(スタンダール)、「ボヴァリー夫人」(フローベル)「ペスト」その他フランスの多くの作品)から推理小説(クロフツの「樽」)、探偵小説(...続きを読むルブランの「813ルパン傑作集」)、SF小説(クラークの「幼年期の終わり」、オーウェンの「1984年」)エンタメ小説(デュマ「椿姫」、ミュルジュール「ラ・ボエーム」)、映画の原作小説(「アラバマ物語」「郵便配達は二度ベルを鳴らす」など極めて広い領域の登場人物に焦点を当てて解説するのに目が開かれることも多かった。この著者のあまりにも幅広い興味に圧倒される思い。カラマーゾフの登場人物の解説は今まで読んだどんな説明よりも(良い意味で)通俗的で分かり易い!この著者が楽しんで書いていることが伝わってきて、読んでみたいと思う本が多くでてきた!アガサ・クリスティ「終わりなき夜に生まれつく」やレイモンド・チャンドラー「長いお別れ」、カポーティー「遠い声 遠い部屋」ホーソーン「緋文字」…。
この本を読んで気がついたこと、、、私は致命的に外国人の名前が苦手だ。登場人物が都度都度わからなくなり、その確認でストーリーに入り込めなくなる。 それをこの本で再確認したのだった。 よって、本の内容のほとんどは頭に入っていない。
どの短編も不思議な感じがある。印象に残ったのは、「粗食インスタグラム」という短編の中でのオバマ元大統領に関するエピソード。 判断する手間を省く為、スーツ(あるいはシャツ)をブルーかグレーと決めていたとのこと。 服選びに迷う時間も惜しかったんでしょうね。 追記 本当にごめんなさい。コメントすべき著書を...続きを読む間違えてしまいました。同じ著者の「現代生活独習ノート」です。
レビュー3人目にして評価は2.9、単行本は3.8 高価な単行本は「津村記久子」で売れ、安価な文庫本は「文学案内」で手に取られたのかと短絡的に察してしまうが、そうなのであれば評価の差は妥当である 津村記久子が好き、さらには彼女と同世代で同じ属性の文学好きに最も刺さる仕様だと思う 好きな本の紹介で...続きを読むはなく、仕事として読んだ本の感想を綴っているようだ それぞれテンションの違いや言葉遣いによって書いた時の筆の進み具合が察せられ、違った楽しみ方をしてしまったかもしれないし狙い通りに読めたのかもしれない 紹介されているのは未読作品だらけであったが、読んでみようと思ったものは一つもない。読んだつもりになり満足してしまったからである 著者のくだけた表現(わるい言葉)はめっちゃツボなのだがレパートリーが少ないように感じた。逆に真面目なパートは表現豊かという、これぞプロ(?)といったイメージも持った 陽キャキッズに「きもい」と言われたフードコートに二度といけなくなった話は笑った。なんの作品紹介かは忘れた。そんな素敵な本である
聞いたことはあるけど読んだことがない、だけどいつか読みたい、そんな古典的名作92作を作者が語るかのように綴る文学案内。 本はたくさん読むけど、いわゆる古典と呼ばれるものはほとんど読んでないな〜。ここに掲載された92作も、恥ずかしながらタイトルすら知らないものが多々あるし、タイトルだけは知っているけ...続きを読むど映画とかを見て読んだ気になっているものも。 津村さんの普段使いの言葉で語られる解説がまた面白く、これも読みたい、あれも読みたいってなるんだけど、こんなに深く読み込めなくて、結局わかんね〜で終わりそうな自分が情けない。 とりあえず3作品だけはチェックして、読むことにしました。そのうちね。
新しい扉を開く、違う世界線に出会うきっかけになる本…ではない。すでに新しい扉を開けた人が更に新しい扉を開ける手助けになる本である。定期的に開くことをお勧めする。
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