町田康のレビュー一覧

  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    小学高学年から。作家7人の迷回答と言うだけあって面白い。お悩みにそれぞれ答えてくれているが、一般的な回答を期待してはいけない。とにかく文章が楽しめる。

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    2026年02月23日
  • 宇治拾遺物語

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    何度でも読み返したいしょうむない噺の詰め合わせ。しょうむない、というには面白すぎる。が、読書に学びや教訓めいたものを求める人がいたならば、本書で訳されたお噺はしょうむないったらしょうむないだろう。

    単話で楽しめるのはもちろん、説話を続けて読み進めると書き出しのバリエーションだけでもくすくす来るものがある。

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    2026年02月23日
  • 私の文学史 なぜ俺はこんな人間になったのか?

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    町田康が、ほんまのことを書け。とよく言ってますが、この本には町田康のほんまのことが結構綴られている気がする。表紙がカッコええので、欲しい本。

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    2026年02月16日
  • 告白

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    熊太郎の胸の内に抱えているものに共感できすぎてつらい。読むのがつらかった。でも、だからこそ大切に咀嚼しながら読み進めた。また読み返そう。そして熊太郎を、じぶんを肯定してあげよう。

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    2026年02月11日
  • 俺の文章修行

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    ネタバレ

    めちゃめちゃおもしろい。町田康による文章の書き方だが、当然真正面から行かずさまざまなボケやギャグをはさんで進むのだが、これも町田の作品をそれなりに読んだことがない人にとっては、何を言っているのかわからないのではないか。そういう意味では客を選ぶ本だ。何回でも読み返したくなる本。

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    2026年02月06日
  • 宇治拾遺物語

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    何百年も前の人たちも、同じようにウンコやチンチンでゲラゲラ笑ってたんだな…って思うと、親近感がわきますね。

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    2026年01月29日
  • くっすん大黒

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    狂人。町田康という狂人が文学という媒体を介して、私たちに開示してくれたような印象を受けた。堕落したところに見れる人間の狂気はかなり好み

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    2026年01月24日
  • 宇治拾遺物語

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    池澤夏樹=個人編集で出た同作の文庫版。拾遺というだけあって教訓もクソもないエピソードだらけ。読後感としては兼好法師の中年男性じみたお説教パートだけを差し引いた『徒然草』という感じで、非常に素晴らしい。陰嚢に陰茎を隠して「私は性欲を自ら振り切った聖人です。お金をください」と乞食する詐欺師の話や、陰茎を奪い取る秘術を学ぶためになぜか山で猪と戦う話などが白眉だった。てかチンポ多すぎだろ。そんでまあチンポっつったら町田康なんだよな。坂道を無軌道に転げ落ちるような軽妙で激烈な文体にこそ名もなき民草の俗気も宿るというもの。

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    2026年01月20日
  • 浄土

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    50-60年代内向世代の閉塞した厭世的気配と、SFの様な要素も垣間見える、これまでと一線を画す雰囲気の短編集。
    文壇を化かしている様な口語と、明晰な言語化を備えた作者の文体の特殊性は、ブラックジョーク・ナンセンスな本作のテイストと合わさり一つの到達点と感じた。特に社会人を体系的に描写した『自分の群像』は、感心する程のリアルと既視感を覚える出色の出来だった。

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    2026年01月19日
  • 猫にかまけて

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    猫を知る者は必読の書である。
    猫を飼ってる人なら誰でも分かるが、猫にも一人一人の個性や性格がある。そして不思議なことに、猫と長く寄り添うとその猫がいま何を話しているのかが分かるようになるのだ。実家にも猫が2人(マルとユズ)いるのだが、マルはココアで、ユズはゲンゾーに似ていた。

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    2026年01月19日
  • 口訳 古事記

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    なんでしょうね、これは。。。ゲラゲラ笑いながら読んだわ、漫才を読まされたような気分。
    これを読んでも古事記について語ることはできないが、エッセンスだけは掴んだ、ような気がする。神も自分勝手で人間味あるな、ということがわかった。

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    2026年01月14日
  • 宇治拾遺物語

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    町田訳、とてもよい。現代の砕けた表現が、物語のノリにマッチしている。すごく腹に落ちて笑える。

    それにしても...昔から人間はおちんちんやうんちが大好きなんだね。

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    2026年01月13日
  • 口訳 太平記 ラブ&ピース

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    あの読みにくい軍記『太平記』の、町田康による融通無碍自由闊達口訳(台詞は基本的に現代大阪弁訳)! めちゃくちゃ分かりやすくとっつきやすい。まず冒頭、大覚寺統・持明院統の二統迭立が生まれ、やがて後醍醐帝践祚に至るまでの流れ、寿永元暦の争乱から鎌倉幕府成立、そして北条氏の権力掌握、得宗家の確立、北条高時政権に至るまでの歴史の流れの描き方が秀逸。どんな歴史学の書よりも分かりやすい。  そこから『太平記』原典に基づき口訳がはじまるのだが、その文体・語り口の面白いこと面白いこと! 自分ある程度古典・古文の素養があり、その上で生粋の大阪生まれ大阪育ち大阪弁ネイティブでほんと良かった。例えば、文観上人が訊問

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    2026年01月08日
  • 猫にかまけて

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    私自身も、ずっと「猫にかまけて」いる人生なので、(現在も3"頭"と暮らしている)読んでいて猫たちの気持ち、表情、行動、また著者と猫との会話も「わかる!!わかる!!」と親近感を持ちながら読みました。

    ヘッケちゃんの所は大泣きしました。
    見たくなかった「白血病」という文字。発症したら数ヶ月で亡くなってしまう事は理解してましたから...。しかし、それでもヘッケちゃんの生きたいという強い生命力と、ご夫婦の懸命な看病で、わかってはいながらも、期待して読んでました。でも辛かった。

    ココアちゃんの最期も、最近まで同じく22歳まで生きていた愛猫がいたので気持ちがとても分かりました。

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    2026年01月07日
  • 告白

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    小川哲さんが勧めていたので読んだ。圧倒された。久しぶりに臓物をえぐられた読書体験。中盤以降、休憩ができず夜中まで読み耽った。出会うべきタイミングで出会うべき本と出会えた。新年早々に今年の過ごし方の指針になった、ありがとう熊よ。。。

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    2026年01月04日
  • 告白

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    冒頭の「あかんやないか」で他とは違う独創的な小説だということに気付かされる。舞台は明治時代だが、まるで現代の落語や漫才のように河内弁で語られていくため、読みやすく惹きつけられ長さを感じさせない。これでもかという主人公の心理描写により、通常は理解しにくい人物への同調や感情移入ができ、ずっと楽しめる凄い小説。

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    2026年01月03日
  • どつぼ超然

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    超然とするべく熱海を散歩。
    著者自身の脳内がこれでもかというほど緻密に描かれている。
    旅行エッセイのような内容かと思いきや、自殺願望が常につきまとい、首をくくれそうな木を探したり、海を見て波に呑まれる想像をしたり⋯最後はどうなってしまうのだろうとハラハラしながら読んだ。
    ただ、超然とする境地に至るには、「自分は近々死ぬ」という将来の不安やストレスから解放されるような決断をしないと難しいのかもしれない。
    おほほ、善哉善哉。と受け流せる強さを自分も持ちたい。

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    2025年12月31日
  • ギケイキ③ 不滅の滅び

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    言わずと知れた義経記の本歌取ノベル。この武勇伝が、現在のサラリーマンや芸能界の動きになぞらえられて笑わずに読むのが難しいかったです。初めは面白おかしく読んでいましたが、やがて読者の私が中だるみ。しかしまたその中毒がぶり返し思わず最後まで引き込まれました。そんな中でもちゃんと血湧き肉踊るのは筆者の力量。完結編が待ち遠しいです。

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    2025年12月26日
  • 告白

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    面白すぎる。800ページを感じさせない、圧倒的な読みやすさ、展開の速さ、描写の分かりやすさ。

    一つ一つが目の前に浮かびます。

    そして何より、この情けない主人公が、凶悪な事件に関与することになるなんて、誰にも思い浮かばないと思う。

    町田康さんの文体、大好きだなぁ。

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    2025年12月24日
  • くっすん大黒

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    ネタバレ

    何が起こったかよりも、その人が何を考えているかに興味がある私にとって、この本は面白かった。

    『くっすん大黒』
    大黒様の置物のせいで、バイト先の店主とその客に振り回される2人の若い男性のお話。
    リアリズムを持ちながら自由に生きている人ってこんな感じなんだろう、と思った。

    『河原のアバラ』
    大抵のことはなんとかなるらしい。遺族に渡そうとした遺骨を、全然関係ない人にまかれてしまっても。又貸しされた車を盗まれても。

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    2025年12月14日