【感想・ネタバレ】浄土 のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2015年03月26日

町田康の傑作短編集

小説でここまで声をあげて笑ってしまったのは初めてです。
ユーモアのセンスではピカイチな作家だと思います。
オススメです。

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Posted by ブクログ 2015年01月18日

町田康独特の文体で繰り出される不条理がつまった短編集。
中学生の時に初めて出会った町田康の作品で、これ以来虜になりました。

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Posted by ブクログ 2013年03月25日

町田康の短編集。

『犬死』
冴えない作家が謎の占い師ジョワンナ先生に会いに行く話。

『どぶさらえ』
町会でシカトされたあげくどぶさらえを任された男がビバカッパ!と叫ぶ話。

『あぱぱ踊り』
陰気な倉庫街で出会った両脇に踊る女2人を従え自分の“凄さ”に酔いしれる男。
そんな男の“凄さ”の化けの皮を...続きを読む

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Posted by ブクログ 2013年02月03日

とにかくもう延々と悪い夢を見続けているような気分になる短編集。

どうしようもないボンクラがボンクラなりに日常生活を這い回っている最中に遭遇する不条理。あああ。救われない。←のような、這い回り方を丹念に見せる町田作品も好きですが、『浄土』収録作品はどちらかと云うと「不条理」側に重きが置かれているよう...続きを読む

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年07月12日

どの短編も意味不明の言葉はない。想像できないような非現実世界もない。質実、洗練された感じ。「きれぎれ」とは隔世の感がある。悲しみとか自嘲とかアイロニーが心の深いところに響いた。しっかり届いた。
とくに良かったのは「自分の群像」。会社世界が正確克明に描かれている。頂門の一針というべき至言が多々あった。...続きを読む

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Posted by ブクログ 2012年03月08日

イノセントなものには美しさとおぞましさが同居しています
単に美しいだけのイノセントなんてものは幻想
むしろおぞましさに満ちた幻想というべきかもしれない
そういう戯画

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Posted by ブクログ 2010年05月25日

町田の世界は、単純で瞬発的なパンクのエネルギーというより、ねちねちと執拗なラップの文体(すなわち精神)によってつくられている。「結婚式ゴルフ遊山旅行句会パーティ知り合いの引越し家具の配送などがあって」にみられる読点のなさはラップだろう。
 どの短編もいいが傑出していたのは『どぶさらえ』だった。矢細...続きを読む

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Posted by ブクログ 2010年03月07日

「本音町」という短編が読みたくて買った。本音しか言わない町。それが現代社会への批判を込めた物であることが見え見えなのに、読んでいて爽快で、気持ちいい。町田康の作品は、他にも夫婦茶碗やきれぎれを読んで、森見登美彦の文体をもっと崩したような文体も好き。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

友人に薦めている一冊である。
読んでいて不思議な感覚になる。
深いような、浅いような……気づけば底抜けな感じになっている。

私は「どぶさらえ」の話が大のお気に入りである。

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Posted by ブクログ 2018年07月20日

まあ、分からない。
分かったら、じゃあどうだっていう感じでもあるが。
ただ、一つひとつの文章は、とてもよく分かる。
心理学の本?ってくらいに、自己とはなんぞというエッセンスが散りばめられている。
だからどうだっていうね。

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Posted by ブクログ 2018年01月06日

 どこかすっとぼけているようで、実はかなり毒やブラック・ユーモア、社会に対する批判精神がこれでもかと内包されている。
 さまざまな人間が登場するが、そのどれもが捻じれているようで、実は作者でもあり読者でもあるのではないか、という印象がある。
「自嘲的」という言葉がもっとも近いのかな。
 登場す...続きを読む

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Posted by ブクログ 2015年12月03日

不気味なんだけど笑える。
突飛なんだけどリアル。
ずるずる引きずり込まれること必至の町田康ワールド。

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Posted by ブクログ 2012年06月20日

初町田康。何の前知識もなく読みました。そしてびっくりした。
面白い!読みながら何回も笑いました。
特に「一言主の神様」の「目玉ぽーん」の下り、思わずむせ込んだ。でも一番のお気に入りは「ギャオスの話」。サイコーです。

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Posted by ブクログ 2011年11月29日

2011年の本、56冊目。

町田康を補充。うむ、快感である。

圧倒的一人称で突き進んでいくスタイルで貫かれているものの、
それぞれの短編を形作るものは、それぞれ違っていて、
でも最後はそれっとオチがぶっ飛んでいく、それがそれぞれ面白い。

短編なので、試みに内容を短くまとめてみる。
決してふざけ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2011年07月30日

素直におもろい。
一言主のお話に爆笑してしまった。

原発関連の不穏さがまださめやらぬ現状で、ギャオスの話は
非常に示唆的に見えた。


あとがきやるきねえ

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Posted by ブクログ 2009年10月04日


町田康作品初体験。

短編集から入ってちょうどよかった。

笑いました。
もやっとしました。
感嘆しました。

……読まないとわからない。

『どぶさらえ』が好きです。
ビバ!!カッパ!!

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Posted by ブクログ 2019年10月02日

町田康に整然さを求める方が変だが、インザプールの方が読む分には読みやすかったな……。怪談みたいな話が多かった。ナンバーガールと稲川淳二を2で割った感じ。ビバ!カッパ!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年08月05日

≪犬死≫
『夏以来、ひどいことばかりうち続く。例えば以前から知り合いで特にどうということもない関係だった男があたふたと忙しげに近寄って来たかと思うと、到底承知できない条件で仕事を依頼、その場で承諾を迫り、断ると大きな声で「ああそうですか」というと挨拶もそこそこに立ち去った。暫くして会合に出席するとそ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2016年02月23日

(*01)
単純に面白い、という言葉が最も似合う小説は、現代において町田氏の書くものがその先端を走っているのではないだろうか。ナンセンス、言い回しの妙などからこの文字の笑いをいくらかは解説できるのかもしれないが、どう解説しても難解にはなるだろう。
一言主の神については以前に読んだ事があったが、そのほ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2013年06月08日

『「まあ、あの、まあ六月ぐらいからですねぇ、ひどいっていうか、あんまり無茶苦茶な、ちょっとあれが続くものですから、どんなものかなー、って思ったっていうか、まあこんな感じが、いつまで続くんだろうか、みたいなことがちょっとあれだったものですから」自分でもなにを言っているのか分からない。』

「私はあなた...続きを読む

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