町田康のレビュー一覧

  • 湖畔の愛(新潮文庫)

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    最果タヒから。
    いや〜久々に大当たりだったかも。
    めちゃくちゃおもろい。かつめちゃくちゃ知的。新喜劇的な笑いとハイコンテクストな古典知識、どちらの素養も必要。筆者に出会えてよかった。絶対自分には書けない小説だった。

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    2025年08月04日
  • 告白

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    こんなに分厚い文庫本ははじめて読んだ。はじめから面白いが熊太郎も弥五郎も魅力的で読め進めるほど更に面白くなってくるのは人物に魅了されるからだろう。不器用で思弁的な熊太郎はどこか他人と思えず程度の差はあれど自分の中の思弁的な面と向き合わされる。実際の城戸熊太郎がどういう人だったかはわからないが、なんとも切ない話だ。

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    2025年07月30日
  • 告白

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    自分の心の声を言葉にできない気持ちがとても共感できた。他人事とは思えない、時間がかかったけど、読んでよかった。

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    2025年07月24日
  • 猫にかまけて

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    猫好きのお手本のような人。感動したのは、かわい〜ばかりではない、お世話やお別れのこともしっかり書いてあること。寂しいに決まってるし、もっとできたんじゃないかと後悔するに決まってる。でも、一生懸命愛して、目いっぱい愛を伝えている姿が、とってもいい。自分もそうでありたいと思う。

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    2025年07月08日
  • 口訳 古事記

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    くすくす笑いながら読みました
    地名の由来がこの話からきてるのかぁとか、この地域の話なんだ、っていうのが、関西在住の身からすると身近で興味深かった!

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    2025年07月07日
  • くっすん大黒

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    ネタバレ

    「くっすん大黒」と「河原のアパラ」の2編の小説を収録。
    文体がなんとも面白くて。とにかく長いのだ。文が始まると句点「。」かなかなか出てこない。それでも文章はわかりやすいのだ。あっぱれ。そして巻末の解説の中で、影響を受けて(わざとだろうが)すごく長い文章が現れた。

    「くっすん大黒」冒頭にはコテコテの大阪弁が出てきて、「ひゃー!参った」
    わたしも大阪生まれ、関東も含めあちこちに動いたものの、基本は大阪というか北摂育ち。でも「あんけらそ」って何?聴いたこと無いんやけど。調べたら著者は堺市生まれ。そうなんや。私の友人に岸和田の男がいたけど、見事な大阪弁やったな。上方落語に近いような。しかし、登場人物

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    2025年07月04日
  • くっすん大黒

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    文章が面白くて、展開も早くてテンポがいい。漫才のような歯切れの良さは関西弁によるものなのだろうか、と思って読むけど本質としては町田康の文が洗練されているからだと思う。たまに挟まれるあまり見ない言葉やカタカナ、飽きを感じさせない新鮮な面白さがある。
    泥臭さとアホさがいつ読んでも元気出ていい。最高!

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    2025年06月30日
  • 宇治拾遺物語

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    そういえば、今年の正月に春には高校生になるという甥にプレゼントしたのだった。きっと友達らとゲラゲラわろてることやと思う。

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    2025年06月29日
  • しらふで生きる 大酒飲みの決断

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    人生迷走中のまま中年になり絶望していた自分にとって道標になるような本だった。

    私も3ヶ月酒を飲んでいない。このまま続けてみようかな。ただ私は平凡以下の低スペ野郎なので、脳から酒粕が消え去ってもたいした利得は得られないんだろう。せめて、今まで悪い意味で生き急いで見落としてきたものに気づき、自分の中に余白が生まれたらいいなと思う。

    人生は寂しい。

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    2025年06月12日
  • 俺の文章修行

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    凄かった
    内臓変換装置→自分の言葉
    文章のいけず→内容を効果的に伝えるための手段
    結局は内容→高尚の罠に嵌ってはいけない。つまり普段自分の精神安定のために持っている「道徳」とか「荒っぽいフォルダ」に入っている自動処理に使うやつとか、「忘却」を乗り越えて、その先にある糸くず=内容、を取り出してそれを観察する。いくらしょうもないことだとしてもそれが内容。ここにしか本物はない。

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    2026年01月03日
  • バイ貝

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    物を買い、使う。買い、使う。今を生きるには、飽くなき消費を続けるしかないのだろうか。町田康氏が描く「カネ」をテーマにした作品は、やはり「町田流」に満ち溢れておりますが、ある種の普遍性があります。




    久しぶりに町田康氏の本を読みました。町田氏の文体でビジネス文書を作成したらさぞかし面白いことになるだろうなと、そんなことを考えながらページをめくっておりました。

    タイトルにもある「バイ貝」というのは筆者特有の「言葉遊び」で英語の「買う」を意味する“buy”にかけていると思われます。

    例えば
    「スーパーマーケットにいって魚を買った」
    という言葉を「翻訳」すると
    「SMに参りて魚をバイ貝」

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    2025年06月08日
  • ギケイキ③ 不滅の滅び

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    なんという親近感
    さすが町田康、おもしろすぎる
    静御前の人気ぶりが、その女の子を自分のものにした義経の強さカッコ良さを際立たせる
    かっこいいよねー義経
    会ってみたいなぁ
    会える気がするほど親近感わいた
    分厚いけどすぐ読みおわれた楽しかった

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    2025年05月30日
  • 口訳 古事記

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    軽快な関西弁の会話が笑える。
    あの古事記だし結構な分厚さだし、最後まで読めるか不安だったけど、一度開いてしまえばページを捲る手が止まらなくなる。
    今までなんとなく抱いていた古事記に対する堅苦しいイメージとは真逆の、ぶっ飛んだお話ばかりだった。 
    多少内容に誇張はあるのかもしれないが、教科書よりもこっちのほうが何倍も頭に入る笑

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    2025年05月17日
  • 俺の文章修行

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    ”俺の修行”だから、必ずしも万人受けする文章教室を謳っている訳でなく、当然、そのまま真に受ければ、皆が上手くいくとは到底思えない。くさしている訳では全くなく、著者の無二の文体の、その来し方が垣間見えて非常に興味深い。ハウツー本としてじゃなく、ひとつの読み物として、ただ楽しめる。かつて”今日から俺は”で触れて以来、”気色ええ”って言い方がツボなんだけど、それがここで出てくるとは…。素敵。

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    2025年05月16日
  • 告白

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    文句なし、超超面白い。
    あかんではないか、熊太郎。

    (恐らく)統合失調症を患っている熊太郎視点の描写が秀逸。
    何度も声を上げて笑ってしまった

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    2025年05月15日
  • くっすん大黒

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    夢の話を500%凄くしたみたいな話(?)

    めーーーーちゃくちゃすき!!
    普通に本屋で尾崎さんの帯だって思って即買いしたんだけど、読みながらなんでそんな展開になんのー!?って本当に面白くて沢山笑った。
    主人公のこだわりだったり、性格が大好き。
    本当に貧乏でも、考え方と親友(?)いたら何とかなるって思った。
    町田康さんの作品他にも読んでみたい!

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    2025年05月06日
  • 口訳 古事記

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    この本の口訳風に言うと「やばっ。めっさおもろいやんかいさー!」の古事記。
    イザナギとイザナミ、天照大御神、因幡の白うさぎ、ヤマタノオロチ、スサノオ、ヤマトタケルなど、古代史でお馴染みのキャラ(?)はこの古事記にいっぱい出てきます。
    神様もやたらと出てくるし(名前が全く覚えられない)、ハチャメチャなキャラが多い上に、顔で女性を選り好みするわ、すぐに逆上して◯そうとするわ、なんと言うか人間の「業」が神様に凝縮されている感すらあります。
    そして、それぞれの物語も、神様の行いだけあってブッ飛んだ展開になることが多い(例:オオクニヌシは何回◯されても生き返る)上に、口訳は関西弁ときたので、かなりアナーキ

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    2025年05月05日
  • 100万分の1回のねこ

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    有名作家による絵本「100万回いきた猫」のトリビュート作品集。
    人それぞれの作品が詰まっていて面白い。
    一冊の絵本からこんなに物語が生まれるんだなぁと感心。

    この本から一人の気になる作家さんとの出会いがありました。
    井上荒野さん。
    他の作品も読んでみたくなりました。
    トリビュート作品って、こういう出会いがあるのも魅力ですね。

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    2025年05月05日
  • 告白

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    町田康の最高傑作と名高い今作をやっと入手して読んだ。
    正直半分くらいまでは読み進めるのに苦戦して最後まで読み切る自信がなかった。が、どういう訳か半分を過ぎると面白くてたまらなくなった。軽妙珍奇な発言や脳内に渦巻く思考がクセになる。
    阿呆なことばかりの熊太郎に呆れつつ、松永一家の悪どい行いに読み手である自分も不愉快になり、終いには全面的に熊太郎の味方となってしまった。

    読んでいるうちに熊太郎の道理に納得してしまうから不思議だ。
    も、もしかして自分も熊太郎と同質の人間なのか!!!

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    2025年04月27日
  • 猫にかまけて

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    ネタバレ

    途中。

    ココアとゲンゾーの人間っぽさ、ヘッケの章にある悲しさと寂しさ、ナナの躍動感、すべて作者の視点でありながら作者自身が少し離れているような不思議な距離感で描かれていて。読んでいる間ずっとネコたちのことをもっと知りたくてめくる手が止まらなかった。おそらくココアとゲンゾーはもうこのよにいないんだろうけど文字として残してくれたことが本当によかった。

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    2025年04月18日