町田康のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ主人公が絵描きの屑人間なんですけど、借金したり放蕩したり生活が行き当たりばったりで、どうしようもない人間だなってところがまず好きだし、特に好きなのが、自分は趣味で絵を描いてるんですけど、あいつの描く絵より俺の絵のほうがイイだとかあいつは大衆に媚びてるだとか、この自意識分かるなぁ〜と。で、この自意識が強い人間って、絵をあまり描かないんですよ。サボってる。自分の描くものよりも先に目が肥えていくものなので、これってあらゆることでそうで、そこから脱するためには忙しく手を動かす以外にないんですよね。誰かを負かすために絵を描くところとか、正直分かるんですよ。邪道。自分もこうなってしまわぬようにちゃんと作品
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Posted by ブクログ
全ての行動は自分のため。
他人のためになることをしたとしても、それが100%の純度で他人のためということはあり得ないということを忘れないでおきたい。
そうすれば自分の行動を他人のせいにしたり、他人の行動を自分のせいにしたりせずに済む。
人はそれぞれ自分勝手に、自分の得になるように生きている。
端から見てどんなに莫迦げた行動だとしても、その人なりの正当な理由があるのだということも忘れないでおきたい。
『告白』というタイトルがどこから来るのかと思いながら読み進めた。
人の思いの全てが他人に伝わることは決してない。
自分のことだって自分自身には分からないことばかりなのだから、熊太郎でなくても思って -
Posted by ブクログ
あの読みにくい軍記『太平記』の、町田康による融通無碍自由闊達口訳(台詞は基本的に現代大阪弁訳)! めちゃくちゃ分かりやすくとっつきやすい。まず冒頭、大覚寺統・持明院統の二統迭立が生まれ、やがて後醍醐帝践祚に至るまでの流れ、寿永元暦の争乱から鎌倉幕府成立、そして北条氏の権力掌握、得宗家の確立、北条高時政権に至るまでの歴史の流れの描き方が秀逸。どんな歴史学の書よりも分かりやすい。 そこから『太平記』原典に基づき口訳がはじまるのだが、その文体・語り口の面白いこと面白いこと! 自分ある程度古典・古文の素養があり、その上で生粋の大阪生まれ大阪育ち大阪弁ネイティブでほんと良かった。例えば、文観上人が訊問