町田康のレビュー一覧
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「老パンクロッカーで物書き」である町田康さんによる、俳句界のパンクともいえる山頭火の評伝。
山頭火入門、ではなく、『入門 山頭火』である。
町田さんは、山頭火のことはよく知らない、と、言いつつ、村上護さんの著書『山頭火 漂泊の生涯』を主なガイドに、小説家の想像力で、山頭火と併走し、山頭火に潜る。
脱線したり、山頭火や、自己にツッコミを入れたり、はたまた世間に吠えたりしながら、山頭火に共鳴していく町田さん。
その姿は真摯で、例えば、こういう評伝とか読むと、この人はアンタなのかいっ!と言ったものも多いけれど、町田さんは「〜と、俺なんかは思う」と、謙虚。
そこが好きである。
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ネタバレ沈黙に焦る、ありがとうがないと腹が立つ、体育がだるくて嫌い、など普遍的な悩みに作家7名が趣向を凝らして答えた1冊。
とくにありがとうがない、という悩みに対し、そもそも世界で「ありがとう」をめったに言わない国の人がおり、水くさいと考える人もいるということを初めて知った。自分の考えだけだと決して浮かばない考えなので、興味深い。
その他にも「結局悩み解決してないじゃん」といったものもあったが、回答の内容が大喜利のようで面白く、こう考えればいいんだな、自分もこういうところあるなぁと楽しく読めた。
真剣な悩み解決に一役買う本ではないが、小さいコラムを読んでいるようで面白かった。 -
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引き続き読みました『ギケイキ②』。やはり、『義経記』の原文を一章分位読む。次に原文をチラ見しつつ『ギケイキ』の対応する箇所を読んでみると! その解釈の深さ的確さ、背景知識(勉強)、行間を、そして台詞と台詞の間を埋める想像力に驚嘆するとともに、その想像力が生み出したセリフに抱腹絶倒。読んでいてむちゃくちゃ楽しいぞ。なんど吹き出したことか! あるいはまた、『平家物語』巻七「福原落」にも比すべき「義経都落」の286頁から289頁なんかを原典と対照させて読んで見よ。町田康の文の芸に感動感涙するぞ! しかし最後まで来て、アレ?! これ巻五の初めの二章で終わってるやん(原典は巻八まで)! この分やと『ギケ
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読み終わってからしばらく頭ぼーっとして白イルカで何も手につかず寝た。翌日爽やかなクールミントみたいな朝にぬらぬらしてきて、また頭が白イルカ。ほて、とりあえず河内音頭をYouTubeで聴きましたけんども、幼き頃お祭りで踊ってたやつですやん・・ほんま踊りだしたくなる曲ですわ。ってなって、とりあえずこの自分の心?頭?の中で延々と喋ってる独り言・思考を言語化するかあと思って書き始めたんだけれども、インターネットの大海原を漂流するのでは?こんな圧巻の本をプレゼントしてくれた方にこんな文章読まれていいんか? という自意識が芽生えて言葉にできない。あかんではないか。あかんことないか。ということをとりあえず文
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町田さんの猫ちゃんへの愛が伝わって好きなシリーズ、第二弾。
面白いことはとことん面白く、悲しいことは時系列で記録。
町田さんならではの視点と文体がやみつきになる。
本作はまた新たに保護猫家族が増える。
『ヘッケの家族なら預かりたい』という意向を無視してどんどん連れてくるボランティアの方(笑)
最後の解説で動物愛護団体の友森さんが『こいつ濃い目の猫いけるな……と見たら、行き先のない厄介な猫を預けに行く』と書いておられた通り、町田さんはヘッケに似ていないとわかってもどんどん預かりお世話をしていく。
根っからの猫好き、猫愛を感じてたまらなくなる。
町田さんの元に行った猫ちゃんは幸せだろうな。
こ -
購入済み
キチンと理解できれば断酒に向か
自意識過剰の人とか天狗になってる人は刺さるかも。
単純に自分を卑下するようなイメージで読み進めると理解できない本。
個人的には酒は人生の負債という当たり前のことを改めて認識した。 -
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相変わらずめっちゃおもろいやんこれ。2ページに1回ぐらいの頻度でツボにはまる部分があったんじゃないかな。笑いの止まらない変な人やと思われる可能性が高いので、外では読まないほうがいいかもね。自分はやったけど。
メンヘラ弁慶をはじめ登場人物全員、基本やる気が無くてグータラしている奴らばかり。そんな彼らが追いつめられたときの様子が見もので、大爆発する者、絶望にくれる者、そもそもピンチであることを理解できない者など様々なんだけど、いずれも皮肉たっぷりにdisられるさまは痛快の一言。大いに楽しませてもらった。その中でも一番面白かったのは敵側の土佐坊正尊の悲哀っぷり。レ・ミゼラブル、ああ無常とはまさにこの -
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本屋さんで平積されているのを見つけて驚愕。町田康がお酒をやめる!?!?
お酒を飲んで楽しくなる、というのは理性がどこかへ行ってしまった状態。ここまでくるとさらに楽しくなりたいから、どんどん飲むし、どんどん食べる。
ここまでくると次の日の二日酔いは必須。なんとかお酒との付き合い方を考えないと〜と思いつつ、現状維持をしてきた酒徒の私。
酔って楽しい状態はそのときだけだから、酔いが覚めた瞬間にそれはなくなる。そして襲ってくる二日酔い。プラスじゃなくて、むしろマイナス。
そもそも強い刺激を求めすぎるのがいけない。すごく楽しいことなんて滅多にない。それが人生。だからつまらなくても、それをアルコー