作品一覧

  • 猫のエルは

    猫のエルは

    小説・文芸

    3.8
    1巻770円 (税込)
    数多くの猫たちと共に暮らし、作家の眼と深い愛情とで彼らを見つめ続けてきた町田康さんだからこそ書けた、五つの猫の物語。作中の愛すべきユニークな猫たちをヒグチユウコさんがイラストに描き起こした、猫を愛するすべての人に贈る珠玉の作品集。猫の眼で、世界はこんなふうに見えています。〈収録作品〉諧和会議/猫とねずみのともぐらし/ココア/猫のエルは/とりあえずこのままいこう(全5編) 数多くの猫たちと共に暮らし、作家の眼と深い愛情とで彼らを見つめ続けてきた町田康さんだからこそ書けた、五つの猫の物語。 作中の愛すべきユニークな猫たちをヒグチユウコさんがイラストに描き起こした、猫を愛するすべての人に贈る珠玉の作品集。 猫の眼で、世界はこんなふうに見えています。 〈収録作品〉 諧和会議 猫とねずみのともぐらし ココア 猫のエルは とりあえずこのままいこう (全5編)
  • 絵草紙 波風露草玉手箱

    絵草紙 波風露草玉手箱

    小説・文芸

    3.0
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 物語と絵で織りなす、魅惑の異世界へ。注目作家と人気画家が贈る、言葉と絵の玉手箱。美しき魔物たちが誘う二つの絵物語――「うらしま」「蓬莱記」を収録。

ユーザーレビュー

  • 猫のエルは

    Posted by ブクログ

    町田康氏の文章が好き、猫好きにはたまらない1冊。ヒグチユウコさんの挿絵も可愛い。
    町田氏の他の猫エッセイ、犬エッセイを読んでから読むことを強くおすすめします。猫たちへの愛が詰まった1冊。

    0
    2026年07月11日
  • 猫のエルは

    Posted by ブクログ

    町田康さんの猫愛を、自ら、いろいろな手法で紐解いているようだ。さまざな生き物の視点から見る猫、または、まっすぐに愛らしさを表現する一方で、猫を憎し存在に見立ててみても、やはり、愛の視点に戻ってしまうさま。抑えきれない感情と、もがいているようで、戯れてるようで、猫と遊び遊ばれているようで、やはり、私も猫が好きだと思う。にゃあ。

    0
    2023年03月04日
  • 猫のエルは

    Posted by ブクログ

    猫好きとしてはたまらない、猫(時々、犬やその他動物)目線で語られる物語。御伽噺のようで好き。
    タイトルの「猫のエルは」の冒頭、エルの部分を愛猫の名前にして音読すると親しみが生まれた。

    0
    2022年02月12日
  • 猫のエルは

    Posted by ブクログ

    猫好きなわたしはニヤニヤしながら読んだけど、猫嫌いな人が読んだらどう感じるのかな?ヒグチユウコさんの絵も素敵。

    0
    2023年03月25日
  • 猫のエルは

    Posted by ブクログ


    「諧和会議」
    人類が滅亡したのち
    動物や昆虫たちが言語を獲得した未来世界で
    なぜか猫だけはそれを発さず
    他の生き物たちに不審感を与えていた
    なんとか猫とコミュニケーションをはかろうとして
    生き物たちは頭を悩ませるが
    誰を派遣しても、猫から言葉を引き出すことはできなかった
    結末は、「パンク侍」と「告白」をミックスした感じ
    メタ言語とでも呼ぶべき作者のロマンが提示される

    「猫とねずみのともぐらし」
    強者が弱者へのルサンチマンを抱えているというのは
    それが一種の下克上によって実現した関係性だから、なんだけど
    単に両者の思い込みでそうなってる可能性も否定できず
    グリム兄弟の時代よりはるかに複雑な
    現代社会のことを考えさせられる

    「ココア」
    酒を飲んだ後、誰かに殴られて昏倒したらしい
    気がつくと、猫と人間の立場が逆転した世界に入りごんでいた
    そこでは野良人間としての暮らしを余儀なくされ
    猫たちに迫害される毎日だった
    猫社会は一見文化的に見えて
    その実、カジュアルな暴力の普遍に蔓延する野蛮社会であった
    かつて人間世界で飼われていたココアは
    飼い主だった語り手を守ろうとして闘いに赴くのだが

    「猫のエルは」
    生まれた直後で「医学的に」死んでいたエルは
    しかし奇跡的に生き返った
    猫が人智を超えた

    「とりあえずこのままいこう」
    死んだ犬が生まれ変わって再び飼い主と巡り合う話なんだけど
    どういう行き違いか、犬は猫になっていた
    猫になって身軽さを得た彼は
    だんだんイタズラを覚えていき
    頭の中には「ドンパン節」がループするようになって
    ともすると、前世の記憶を忘れてしまいそうになるのだった

    1
    2022年01月19日

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